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【ワシントン=有元隆志】北朝鮮の長距離弾道ミサイル・テポドン2号の発射準備をめぐり25日、米上院外交委員会の有力議員からは米国と北朝鮮との直接対話を求める声が相次いだ。
ルーガー外交委員長(共和)はCBSテレビの番組で、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の存在意義は認めつつも、「米国を射程の範囲に収めるミサイルは、米朝間の問題となる」と述べ、ブッシュ政権に北朝鮮との対話に踏み切るよう促した。
同委のヘーゲル議員(共和)もCNNテレビの番組で、米朝対話について「早ければ早いほど、早期に問題を解決できる」と述べた。
同じく同委所属の民主党のバイデン議員も、米朝対話が問題解決につながらないかもしれないとしたうえで、「より好ましいアプローチといえる」と指摘した。
北朝鮮は直接対話の実現を繰り返し求めている。ブッシュ政権は6カ国協議の枠組みのなかでの協議には応じる姿勢を示しているが、米朝だけの交渉には応じない方針を崩していない。
一方、ワーナー上院軍事委員長(共和)はFOXテレビで、ミサイル発射の可能性について、「燃料が注入されたのか、何からの問題があるのか正確にはわからない」としたうえで、気象状況がミサイル発射には最適ではないとの見方を示した。
(06/26 09:16)
Sankei Web 国際 米朝の直接対話を 米上院議員ら(06/26 09:16) 北朝鮮の咸鏡北道花台郡舞水端里にある長距離弾道ミサイル発射基地について、先日、ウィリアム・ペリー元米国防長官とともにアメリカの先制攻撃論を主張したアシュトン・カーター元国防次官補(ハーバード大教授=写真=)は 24日、米政府が先制攻撃オプションを排除することは「間違い」と主張した。
カーター元国防次官補はこの日、朝鮮日報との電話インタビューで「アメリカは韓国の介入なしにミサイル基地だけを攻撃するので、北朝鮮が韓国を対応攻撃することはないだろう」と主張した。以下はインタビューの要旨。
ブッシュ政府はあなたがた二人の先制攻撃論を一蹴したが。
「彼らは今、間違いを犯している。対応オプションが必要なのは明白だ」
それは今すぐ攻撃しなければならないという意味なのか。
「今すぐではなく、彼らが挑発的な行動を再考できるよう多少の時間は与えるべきだ。つまりミサイル発射直前に攻撃するべきということだ。
そうした攻撃が韓半島(朝鮮半島)に戦争を招くとは考えないのか。
「わたしは北朝鮮が韓国を攻撃すると思わない。アメリカが自国防衛のために独自に行う行動で、韓国が介入していないのに北朝鮮が韓国を攻撃する理由があるだろうか」
あなたはペリー元長官とともに1994年、米による寧辺核施設爆撃計画をまとめた。その当時は北朝鮮が韓国に大規模な報復攻撃をすると予想していたが。
「あの時とは全く違う。1994年の寧辺核施設攻撃作戦は今よりもさらに危険で、規模も大きかった。だから北朝鮮の大規模な報復攻撃を懸念した。今のミサイル攻撃はミサイル1基だけを対象にした非常に小規模な標的打撃にすぎない。アメリカは韓国と一緒に協議・行動しているのではないため、(北朝鮮の韓国に対する攻撃は)理にかなっていない」
ではミサイル破壊が成功したとして、アメリカは北朝鮮がミサイル実験を準備するたびに先制攻撃をするべきだと思うか。
「そのとおりだ。明白なのは、アメリカに核弾頭を飛ばすことを目的とする北朝鮮のミサイル開発・実験をわたしたちは許してはならないということだ」
韓国政府は、北朝鮮のミサイルは軍事用ミサイルとではなく人工衛星打ち上げ用と考えているが、どう思うか。
「それはナンセンスだ。ミサイルの先に人工衛星が搭載されても、核弾頭が搭載されても、まったく同じミサイルだからだ」
ワシントン=ホ・ヨンボム特派員
朝鮮日報
朝鮮日報 Chosunilbo (Japanese Edition) 中国紙、北京青年報(電子版)は日米をはじめ国際社会が懸念を強めている北朝鮮の弾道ミサイル発射に向けた動きについて連日、詳しく報道している。
同紙は、新華社電を転電するかたちで、米国情報当局が弾道ミサイル「テポドン2号」を北朝鮮東北部の基地から発射する可能性が高まっており、燃料の注入もすでに完了したとみられるなどと報じている。
また今月19日に、北朝鮮の朝鮮中央テレビが初めてミサイルの発射問題について間接的ながら言及したと述べた。
同紙は、発射されるのは「ミサイル」を表す中国語の「導弾」としており、北朝鮮が強弁する「ロケット(火箭)」の打ち上げではないことを暗に示している。
一方で、韓国情報部門が20日、「テポドンへの燃料注入はまだ完了しておらず、当面発射される可能性は低い」という見解も紹介している。
さらに日本や韓国のメディアの報道を引用し、テポドン2号が米国本土を射程におさめる能力をもった弾道ミサイルであることなどを詳しく伝えたほか、燃料注入が実際に完了すれば発射が迫るという専門家の見方も報じた。
中国は朝鮮戦争時に北朝鮮に義勇軍を派遣、軍事的支援を行って以降、緊密な関係を保っており、近年は経済援助も強化している。
ただ国民は、中国が改革開放路線を進めるなか、かたくなに閉鎖的な北朝鮮に対して「異質な国」という印象を抱いているのが一般的で、今回のミサイル関連の報道にも、「対岸の火事」といった興味本位のものが目立つ。
FujiSankei Business i. 中国/北のテポドン発射計画 中国紙が連日詳報 日本や韓国報道引用(2006/6/26)
