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<テポドン2号>現場付近の動き活発化 (毎日新聞)

 北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン2号」発射準備問題で、現場付近の動きが再び活発化していることが4日分かった。発射準備をさらに進めたものとの観測もあり、政府は引き続き情報収集に努めている。北東部のミサイル施設では、日本の射程距離に入る弾道ミサイル「ノドン」も発射準備とされる活動が確認されている。
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中国次官、11日訪朝へ 6者協議非公式会合へ説得

 北朝鮮の核問題をめぐる6者協議の議長を務める中国の武大偉(ウー・ターウェイ)外務次官は4日、関係各国に打診した6者協議の非公式会合の実現を目指し、11日から平壌を訪れる意向を固めた。北朝鮮の首席代表の金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官らと会談し、非公式会合に応じるよう説得する。中国筋が明らかにした。

 6者協議の議長国の中国は6月下旬、他の5カ国の駐中国大使を通じて遼寧省瀋陽市での非公式会合開催を打診した。

 中国筋によると、協議実現の鍵を握る米朝両国とも4日までに、応じるかどうか正式な回答はしていない。しかし、同筋は「米国については心配していない。問題は北朝鮮だ」と指摘。6者協議復帰の見返りに、北朝鮮の資金洗浄疑惑をめぐる米国の金融制裁の解除を求める北朝鮮が、非公式協議出席に難色を示していることを示唆した。

 武次官は4日、中国を訪問中の船田元・衆院議員と会談し、「今月中に6者協議の非公式会合を中国で開きたい」との考えを強調。「これまでの協議は核問題がメーンだったが、現在は関連する問題のウエートが大きくなっている」と語り、金融制裁問題や北朝鮮の弾道ミサイル「テポドン2」をめぐる問題が、非公式会合の主要な議題になるとの考えを示した。
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4発発射、北朝鮮ミサイル開発の経緯

 日本時間の午前3時半頃、北朝鮮がミサイルを発射しました。ミサイルは4発とみられ、そのうち1発は、北海道の稚内の西南550キロの日本海に着弾しました。これまでの北朝鮮のミサイル開発についてまとめました。

 およそ8年前、テポドン1が今回と同じ北朝鮮の北東部ムスタンリの基地から発射され、日本列島を騒がせました。防衛庁は翌日、ミサイルの一部が日本海に落下し、さらに2個の部品が三陸沖に落下した可能性が高いと発表。発射されたのは弾道ミサイルだったという結論に達します。

 しかし北朝鮮は、打ち上げたのは人工衛星だったとして、ミサイル説を主張する日本やアメリカに反論しました。
 「我が国で初めての人工衛星ロケット発射に成功しました」(朝鮮中央テレビ)

 これを巡って、アメリカと北朝鮮はニューヨークやマレーシアなどで協議を重ね、アメリカが科していた経済制裁を一部緩和することで北朝鮮は再発射の凍結を約束し一応の決着がついたのでした。

 しかしその翌年、韓国の朝鮮日報は北朝鮮がその後もテポドン2とみられるエンジンの噴射実験を3、4回行い、2002年には実験中に爆発事故も起きていたと伝え、ミサイル開発は継続されているという疑惑は高まります。

 さらに・・・
 「本当に申し訳なく思っています。この場を借りて謝罪致します」(核科学者・カーン博士)

 「核開発の父」と称されていたカーン博士が弾道ミサイルに搭載可能な核爆弾の設計図に関する情報を北朝鮮に提供していたことを公表し、北朝鮮の弾道ミサイル開発疑惑は一気に高まります。

 事態が沈静化するにみえたのはその3カ月後、日本の小泉総理による2度目のピョンヤン訪問でした。日本政府は北朝鮮との間で日朝ピョンヤン宣言に調印、大陸間弾道ミサイルの発射凍結が約束されたのです。

 しかし、今年3月に在日アメリカ軍のベル司令官が「北朝鮮はすでにテポドン3開発に着手している」と議会で証言を行い、再び緊張が高まります。そして今回、先月19日にテポドン2とみられる弾道ミサイル発射の兆候が確認され、日・米・韓3カ国の当局では監視を強めていました。

 相次ぐ北朝鮮の二枚舌外交に翻弄され続けてきた日本とアメリカ、経済制裁なども視野に入れた今後の対応が注目されています。(05日05:06)
TBS News-i