4発発射、北朝鮮ミサイル開発の経緯 | trycomp2のブログ
日本時間の午前3時半頃、北朝鮮がミサイルを発射しました。ミサイルは4発とみられ、そのうち1発は、北海道の稚内の西南550キロの日本海に着弾しました。これまでの北朝鮮のミサイル開発についてまとめました。
およそ8年前、テポドン1が今回と同じ北朝鮮の北東部ムスタンリの基地から発射され、日本列島を騒がせました。防衛庁は翌日、ミサイルの一部が日本海に落下し、さらに2個の部品が三陸沖に落下した可能性が高いと発表。発射されたのは弾道ミサイルだったという結論に達します。
しかし北朝鮮は、打ち上げたのは人工衛星だったとして、ミサイル説を主張する日本やアメリカに反論しました。
「我が国で初めての人工衛星ロケット発射に成功しました」(朝鮮中央テレビ)
これを巡って、アメリカと北朝鮮はニューヨークやマレーシアなどで協議を重ね、アメリカが科していた経済制裁を一部緩和することで北朝鮮は再発射の凍結を約束し一応の決着がついたのでした。
しかしその翌年、韓国の朝鮮日報は北朝鮮がその後もテポドン2とみられるエンジンの噴射実験を3、4回行い、2002年には実験中に爆発事故も起きていたと伝え、ミサイル開発は継続されているという疑惑は高まります。
さらに・・・
「本当に申し訳なく思っています。この場を借りて謝罪致します」(核科学者・カーン博士)
「核開発の父」と称されていたカーン博士が弾道ミサイルに搭載可能な核爆弾の設計図に関する情報を北朝鮮に提供していたことを公表し、北朝鮮の弾道ミサイル開発疑惑は一気に高まります。
事態が沈静化するにみえたのはその3カ月後、日本の小泉総理による2度目のピョンヤン訪問でした。日本政府は北朝鮮との間で日朝ピョンヤン宣言に調印、大陸間弾道ミサイルの発射凍結が約束されたのです。
しかし、今年3月に在日アメリカ軍のベル司令官が「北朝鮮はすでにテポドン3開発に着手している」と議会で証言を行い、再び緊張が高まります。そして今回、先月19日にテポドン2とみられる弾道ミサイル発射の兆候が確認され、日・米・韓3カ国の当局では監視を強めていました。
相次ぐ北朝鮮の二枚舌外交に翻弄され続けてきた日本とアメリカ、経済制裁なども視野に入れた今後の対応が注目されています。(05日05:06)
TBS News-i
