北朝鮮公演を世界同時中継 NYフィル、来月26日に
米ニューヨーク・フィルハーモニックは24日、来月26日に北朝鮮・平壌で行うコンサートを全世界に同時中継する予定と発表した。このコンサートは米朝間で“雪解け”ムードが高まる中、米国務省の働き掛けで実現が決まり、「歴史的な公演」と位置付けられている。
有名オーケストラの公演の世界中継では、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の毎年のニューイヤーコンサートなどの例はあるが珍しい。
ニューヨーク・フィルによると、中継番組は欧州の音楽制作会社、ユーロアーツ・ミュージック・インターナショナル、韓国の文化放送(MBC)、フランスの文化放送局アルテと同フィルが共同制作。欧州放送連合(EBU)の協力により世界同時中継される。
コンサートは北朝鮮政府が昨年8月に招聘(しょうへい)。6カ国協議の進展に伴い同10月、ニューヨーク・フィルのメータ代表らが訪朝、両者の合意を経て同12月に発表された。
公演ではドボルザークの「交響曲第九番『新世界より』」のほか、米朝両国の国歌も演奏。関係者の間では北朝鮮の金正日総書記による公演鑑賞の期待も高まっている。(共同)
[PR]
北朝鮮公演を世界同時中継 NYフィル、来 月26日に - MSN産経ニュース
拉致被害者家族 年内の解決を
拉致問題がこう着状態にあるなか、拉致被害者の家族が、24日夜、東京で集会を開き、いま一度、原点に立ち返って国の内外の世論を高め、ことしじゅうの解決を目指したいと訴えました。
集会では、横田めぐみさんの母親の早紀江さんが「拉致というひどいことをされていながら、なぜ事態が動かないのか残念でなりません。みんなが一つになって大きな声を出してほしい」と呼びかけました。増元るみ子さんの弟の照明さんは「依然として動かない拉致問題を少しでも動かすため、ことしは、いま一度、原点に立ち返り、家族がそろって街頭に立つので、国民の方々には一刻も早い被害者救出に協力してほしい」と訴えました。また、拉致被害者の家族会代表で田口八重子さんの兄の飯塚繁雄さんは「先月発足した国際拉致解決連合を足がかりに各国の被害者家族と連携を深め、特に新しく政権が代わる韓国を中心に働きかけを強めたい」と話しました。拉致被害者の家族は、ことしじゅうの解決を目指して国の内外への訴えを強めることにしており、アメリカの北朝鮮に対するテロ支援国家の指定解除に引き続き反対するとともに、ことし4月に期限切れを迎える北朝鮮への制裁措置の延長を政府に求めていくことにしています。
NHKニュース
日韓政策フォーラム, 東京で開催
和田春樹氏 “拉致問題は一応解決”/nDaily NK - 日韓政策フォーラム, 東京で開催
川添友幸通信員, 依藤朝子
[2008-01-24 14:22 ]
22日に大東文化大学法科大学院で、韓国統一研究院が主催し、大東文化大学東北アジア平和発展フォーラムが主管した‘韓国新政府の北朝鮮政策と日韓協力’という題の政策フォーラムが開かれた。
衆議院国家基本政策委員会の衛藤征士郎委員長が祝辞で、“福田政権は李明博政権と連携していく。小委員会(自民党外交調査会朝鮮半島問題小委員会)は福田政権の強い意向で創設した。小委員会は拉致・ミサイル・核を一括して解決し、北朝鮮との国交正常化を進める。その上で東アジアの平和共存をしていく枠組みを設けたい”と語った。
李明博政府の北朝鮮政策の基調と日韓協力というテーマで報告と討論が進行した第1セッションでは、韓国統一研究院北韓人権センターの徐載鎮センター長が‘李明博政府の北朝鮮政策の方向’という主題で報告を行った。
徐センター長は“新政権では核問題の解決のために効果的な手段をとる。対北朝鮮政策は非核・開放・3000で行いたい”と述べ、“外交姿勢は相互主義で行うようにする。中国依存の体質から6ヶ国協議の枠組みで韓国依存にするようにする。展望としては核放棄と改革・開放を進め、最終的には東アジア各国の共同安保体制を目指したい”と語った。
また、討論者として参加した東京大学名誉教授の和田春樹氏は、“北朝鮮の核の放棄は必要である。南北の首脳会談は良いのではないか”と語った。
更に、“拉致問題は一応に解決している。死亡説明等で不十分な部分は国交正常化交渉で粘り強く交渉すべきである”と述べた。
和田名誉教授はまた、“韓国人拉致被害者問題は韓国で拘束されている北朝鮮工作員との交換で解決するのはどうか。日本は南北に対して戦争責任や植民地、慰安婦問題の早期解決をすべきである。日本人拉致問題での韓国政府の関与に反対する”と語った。
同じく討論者として参加した東京新聞の小林一博論説委員は、“核放棄と改革開放は現実的に難しいのではないか。北朝鮮は外交常識が通じない国である”と述べ、“実利を忘れた外交交渉はするべきでない”と指摘した。