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韓国 北朝鮮の核実験けん制

韓国のパン・ギムン外交通商相は23日、北朝鮮が一部の報道で取りざたされている核実験をもし行った場合、先月のミサイル発射よりもはるかに深刻な事態を招き、国際社会からの孤立をさらに深めることになるとして、北朝鮮を強くけん制しました。

北朝鮮をめぐっては、アメリカのABCテレビが今月17日、アメリカ政府の複数の当局者の話として、最近、北朝鮮北東部・ハムギョン北道のキルジュ郡にある地下施設の付近で、車両が頻繁に移動し、積み荷のケーブルが降ろされるなど、地下核実験の準備が進められている可能性を示す新たな兆候があるとの見方を伝えました。これに関連して、パン・ギムン外交通商相は23日の定例の記者会見で、「現段階では可能性の次元であり、関係国と緊密に情報を交換しながら、北朝鮮の動向を注視している」と述べました。そのうえで、パン外交通商相は「北朝鮮が核実験を行う場合、ミサイル発射よりもはるかに深刻な事態を招き、核の拡散防止に向けた体制の根幹を揺るがすことになる」と強調し、北朝鮮が核実験を行えば国際社会からの孤立をさらに深めることになるとして、北朝鮮の出方を強くけん制しました。
NHKニュース

中国 北朝鮮核実験なら非協力

中国政府の高官は、北朝鮮が核実験を準備しているのではないかとの観測が出ていることに関連し、もし核実験を行えば、「中国は北朝鮮に協力ができなくなる」として北朝鮮に強く自制を求めました。

これは、21日に北京で中国外務省の崔天凱次官補と会談した社民党の土井たか子前党首が、23日明らかにしたものです。それによりますと、崔次官補は、北朝鮮が7月の弾道ミサイルの発射実験に続いて、最近、核実験を準備しているとの観測が出ていることについて、「大変よくないステップだ」と述べて、中国としても懸念していることを明らかにしました。そのうえで、「核実験に踏み切れば、中国は北朝鮮に協力できなくなる」と述べ、重油の輸出や食糧支援など経済的に北朝鮮を支えてきたこれまでの政策を見直す可能性を示唆し、北朝鮮に行動の自制を強く求めました。また、銀行口座の凍結などアメリカが課した制裁に北朝鮮が反発していることについて崔次官補は、「北朝鮮に金融上のルール違反があった」と北朝鮮の従来の対応を批判する一方、「朝鮮半島の非核化は金融問題の解決を待てない」として、あらためて米朝双方に柔軟な対応と6か国協議の早期再開を呼びかけました。
NHKニュース

北朝鮮スパイ、韓国の原発爆破を計画

≪盧武鉉政権に打撃≫

 【ソウル=久保田るり子】韓国政府は韓国内に潜入していた北朝鮮のスパイを国家保安法違反容疑で逮捕したと21日、公表したが、このスパイが破壊工作の準備のため、韓国内の原子力発電所や韓国軍の基地、在韓米軍基地などを撮影していたことがわかり、「対話と和解」政策を進めてきた盧武鉉政権に打撃となっている。

 このスパイは北朝鮮の工作機関のひとつ、朝鮮労働党35号室所属のチョン・ギョンハク容疑者(48)で、フィリピン国籍に偽装して韓国入りし、出国しようとした31日に逮捕された。北朝鮮工作機関が南派(韓国に送り込む)したスパイ逮捕は9年ぶり、盧武鉉政権では初めて。

 国家情報院によると、チョン容疑者は韓国中部・忠清南道の空軍レーダー基地や東部の蔚珍にある原子力発電所などを撮影、戦争発生時のターゲット確認の目的だったとみられている。 

 これまで90年代なかばからたびたび韓国に潜入していたチョン容疑者は97年にはソウル市内の南山タワーの展望台から望遠レンズで在韓米軍基地を撮影、フィルムを駐タイの北朝鮮大使館の党秘書に渡した容疑も持たれている。また、フィリピンの自宅からは北朝鮮への報告などに使っていたコンピューターや短波ラジオなどが見つかったという。

 国家情報院が韓国国会に明らかにしたところでは、捜査過程で同容疑者は「有事の際に南の原発を破壊すれば、原子爆弾を投下するのと同じくらいの混乱を引き起こすことができるとして、原発の写真を撮影して来るよう(北朝鮮の)人民武力部に指示された」などと供述しているという。 

 同容疑者は1993年東南アジアで活動、バングラデシュやタイ、中国、フィリピンと4カ国の国籍を偽造、韓国に潜入していた。国家情報院は99年、亡命者証言で北朝鮮35号室の「チョン先生」がタイのパスポートで韓国に出入りしているとの情報を入手、捜査を開始したという。

(08/22 20:06)

Sankei Web 国際 北朝鮮スパイ、韓国の原発爆破を計画(08/22 20:06)