北核実験は日 朝平壌宣言違反 政府答弁書
政府は20日の閣議で、北朝鮮による核実験について、平成14年9月に小泉純一郎前首相と金正日総書記が署名した日朝平壌宣言に違反するものの、無効にはなっていないとする答弁書を決定した。Sankei Web > 政治 > 北核実験は日朝平壌宣言違反 政府答弁書(10/20 19:38)
答弁書は、同宣言が核問題の包括的解決のための国際的合意、国際法の順守などを明記していることを踏まえ、「北朝鮮による核実験は日朝平壌宣言に違反するものであり、同宣言を順守しているものとは考えられない」としている。その一方で、引き続き北朝鮮に宣言を「順守するように求めていく」として「無効説」を否定した。白眞勲参院議員(民主)の質問主意書に答えた。
また、北朝鮮の核開発能力については「すでに核兵器計画が相当に進んでいる可能性を排除することはできない」との認識を示した。
鈴木宗男衆院議員(新党大地)の質問主意書に答えた。
(10/20 19:38)
北朝鮮制裁「強要しない」 麻生外相、韓国大統領と会談
訪韓した麻生外相は20日午前(日本時間同)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と青瓦台(大統領府)で約1時間会談した。麻生氏は国連安保理決議に基づく北朝鮮への制裁について「各国には各国の事情があり、韓国が自主的にやっていただくことが重要だと考えている。強要するつもりはなく、自主的にやってほしい」と述べ、対北朝鮮経済協力事業の見直しには時間がかかるとしている韓国側に配慮する考えを伝えた。盧大統領は北朝鮮の核保有を脅威としたうえで、「(国連決議を)誠実に履行する。圧力の行使で北朝鮮が話し合いのテーブルに戻ってくることを期待する」と応じた。asahi.com:北朝鮮制裁「強要しない」 麻生外相、韓国大統領と会談?-?政治
また大統領は日韓関係について「過去の問題を乗り越えて、未来志向の関係を作っていきたい」と述べた。日本外務省の説明では、日本国内の核保有議論も話題になり、麻生氏は「現状で政府として非核三原則を変えるつもりはない」と説明したという。
これに先立ち、麻生氏はソウル市内のホテルで潘基文(パン・ギムン)外交通商相と約50分間会談した。潘氏は「安保理決議を誠実に履行したい。ただし対話の窓口を開いておくのが重要だ」と指摘。また拉致問題について麻生氏が協力を求めたのに対し、潘氏は「格別の理解をしていきたい」と応じた。
麻生氏は、潘氏が次期国連事務総長に当選したことについて「我々もアジアとしても大変誇らしい」と祝意を伝えた。潘氏は「日本は国連で活動を活発にしている重要な国だ。安保理議長国として努力していることを評価する」と述べるとともに、「事務総長に就任したら、日本と緊密に連携、協調していきたい」と語った。
潘氏は日韓首脳会談の実現や今回の北朝鮮の核実験に対する協調ぶりについて「(自らが日本と)外相会談をした時期の中で、これ以上いい時はない」と語り、両国関係が好機にあるとの認識を示した。
「北朝鮮は6者協議へ無条件復帰を」 安倍首相
安倍首相は20日夜、6者協議の再開に関して「北朝鮮は核実験をした。また、拉致問題に誠意ある対応をしない中で我が国は制裁を行った。基本的には6者協議にまずは無条件で出席をすることが重要だ」と語り、北朝鮮の無条件復帰が協議再開の前提になるとの認識を示した。首相官邸で記者団が「協議再開に向け、日本政府の制裁の一時凍結などを検討する考えがあるのか」と質問したことに答えた。asahi.com:「北朝鮮は6者協議へ無条件復帰を」 安倍首相?-?政治