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曽我ひとみさんの拉致事件で北朝鮮の工作員の女に逮捕状が出たことについて、拉致被害者の家族会代表で横田めぐみさんの父親の滋さんは「拉致事件の再調査を強化している表れであり、北朝鮮にそうした姿勢を示す意味がある。工作員が今、どこにいるかわからず、逮捕に結びつけるのは難しいと思うが、真相究明のため捜査を続けてもらいたい」と話しています。また母親の早紀江さんは「これから北朝鮮が6か国協議に復帰するという時だけに、一つ一つ具体的なことがはっきりしていくことは、交渉のうえでも大事なことだと思う。めぐみの場合もどうやって連れて行かれたのか、なぜ狙われたのかわかればと思う」と話しています。
NHKニュース曽我ひとみさんの拉致事件で、警察は、北朝鮮の工作員の女が拉致にかかわっていた疑いが強まったとして逮捕状を取り、近く国際手配することにしています。「キム・ミョンスク」と名のっていたこの女は、拉致の実行犯の男3人に指示を出すようなそぶりをしていたことがわかり、曽我さん拉致の指揮役だった疑いがあるとみて捜査しています。
逮捕状が出たのは「キム・ミョンスク」と名のっていた北朝鮮の工作員の女です。曽我ひとみさんは、28年前の昭和53年8月、新潟県佐渡市の自宅近くで母親のミヨシさんといっしょに買い物から帰る途中、3人の男に連れ去られ、船で北朝鮮に拉致されました。新潟県警察本部は「キム・ミョンスク」と名のっていた北朝鮮の工作員の女が曽我さんの拉致にかかわっていた疑いが強まったとして逮捕状を取りました。近く国際手配することにしています。これまでの調べによりますと、この女は曽我さんが北朝鮮に連れ去られる船の中で曽我さんに日本語で話しかけていました。さらに、この女は拉致の実行役の男3人に指示を出すようなそぶりをしていたことがわかりました。この工作員の女は、地村さんの拉致事件などですでに国際手配されているシン・グァンス容疑者(77)らと同じように、「対外情報調査部」と呼ばれる北朝鮮の工作機関に所属していたこともわかっています。警察は「キム」と名のっていたこの女が曽我さん拉致の指揮役だった疑いがあるとみて捜査しています。
NHKニュース曽我ひとみさんの拉致事件で、警察が北朝鮮の工作員の女の逮捕状を取ったことについて、塩崎官房長官は、2日午後の記者会見で、「実行犯は、北朝鮮にいるのではないかと推測されるので、外務省を通じて、できる限り速やかに北朝鮮に対して引き渡しを要求していく。今までも、シン・グァンス元工作員など4人の引き渡しを、ことあるごとに要求してきた。これからは5人の引き渡しを要求し続けることになる」と述べました。
NHKニュース
