拉致解決へ 思い共有 めぐみさん映画上映会
北朝鮮に拉致された日本人を救出する岩手の会(熊谷義弘会長)は31日夜、盛岡市大通2丁目の盛岡フォーラムで、拉致問題の解決に尽力する横田滋さん、早紀江さん夫妻を取り上げたドキュメンタリー映画「めぐみ-引き裂かれた家族の30年-」の先行試写会を開いた。
約70人が来場。上映に先立ち、熊谷会長は「1人でも多くの人たち、特に若い世代に見てもらい、家族のきずなや拉致の悲惨さを周りの人たちに伝えてほしい」とあいさつした。
上映が始まると、娘のめぐみさんの生存を信じ、闘い続ける愛と勇気の物語に、会場は静寂に包まれた。
同映画は米国や英国など世界各国で公開され、大きな反響を呼んだ。岩手での公開は盛岡が初となる。
一般公開は3日から23日まで。上映時間(3-9日)は午後2時25分、同6時50分の2回。10日以降は未定。問い合わせは盛岡フォーラム(019・622・4703)へ。
拉致解決へ思い共有 めぐみさん映画上映会
米朝金融協議 一定の歩み寄り
北京で2日間にわたって行われたアメリカの北朝鮮に対する金融制裁をめぐる米朝の実務者協議で、双方が一定の歩み寄りを見せたことから、北朝鮮が来週開かれる6か国協議で核開発活動の停止など前向きな対応を示すのではないかという観測が出ています。
金融制裁をめぐる北京での米朝協議で、双方は、31日、マカオの銀行にある50に上る北朝鮮関連の凍結口座について、一つ一つ名義や取り引きの実態などを確認し、2日間にわたる協議を終えました。アメリカ代表のグレーザー財務次官補代理は、31日夜、記者団に対し、アメリカが求めていた情報提供に北朝鮮側が協力したことを明らかにしたうえで「生産的な話し合いで有益な情報が得られた」と述べ、北朝鮮の対応に一定の評価を示しました。また、アメリカ財務省の関係者は、NHKの取材に対し、50の凍結口座のうちどれが違法行為にかかわっていたのかを見極める作業を始めたことを明らかにし、問題ないと判断した口座については凍結の解除に応じることも視野に入れたものとみられます。北朝鮮が、金融制裁の問題でアメリカも一定の歩み寄りを見せたことを評価すれば、北京で来週開かれる核問題をめぐる6か国協議で核開発活動の停止などに前向きな対応を示すのではないかという観測が出ています。
NHKニュース
北朝鮮に5発分以上の核物質
イギリスの有力なシンクタンク「国際戦略研究所」は、北朝鮮が行った地下核実験は「地域の安全保障にとって重大な事態だ」と指摘したうえで、北朝鮮は5から10個の核兵器を作るのに必要なプルトニウムを保有しているという分析を示しました。
イギリスの「国際戦略研究所」は31日、世界170か国の軍事力や地域情勢を分析した「ミリタリー・バランス」という報告書を発表しました。報告書は、北朝鮮が去年10月に行った地下核実験の核爆発の規模は1キロトン未満で、本来はより大きな規模の爆発を目指していたとみられるものの、「実験は東アジア地域の安全保障に影響を及ぼす重大な事態だ」と懸念を表しています。そのうえで報告書は、北朝鮮はすでに5個から10個の核兵器を作るのに必要なプルトニウムを保有しているという見方も示しています。一方、中国の軍事費について、中国が公表していない軍事関連の研究開発費などを分析した結果、去年の軍事費の合計は1220億ドル、日本円で14兆7900億円に達したとしています。これは、中国が発表した去年の軍事費の3倍以上に当たり、中国の軍事費が急増し続けることで、アメリカとの間に新たな緊張を生み出していると指摘しています。
NHKニュース