米朝金融協議の各代 表 帰国の途に
中国・北京で行われた金融制裁に関するアメリカと北朝鮮との直接協議が先月31日に終了し、それぞれの代表が1日、帰国の途に就いた。
2日間にわたって行われた協議では、不法行為があるとされ、凍結されているマカオの銀行口座や、偽札の問題について、両国が直接交渉をした。
アメリカ財務省・グレーザー副次官補は先月31日夜、協議が終了した後、「話し合いは生産的で、北朝鮮からの情報提供は有益だった」と述べた。一方、北朝鮮国家財政金融委員会・呉光鉄副委員長は、協議について発言することはなかった。
協議の具体的な内容は明らかになってはいないが、今月8日に再開されることが決まった核問題をめぐる6か国協議に向けて、金融制裁に関し、両者が何らかの対応を示す可能性がある。
日テレNEWS24
金正男氏、マカオの銀行に取り引き口座

北朝鮮の金正日総書記の長男、ジョンナム氏がマカオで姿を見せ、様々な憶測を呼んでいます。こうしたなか、アメリカが金融制裁の対象としているマカオの銀行に、ジョンナム氏が取り引き口座を持っていたことが明らかになりました。
北朝鮮のマネーロンダリングの舞台とされ、米朝金融協議でも、やり玉にあがったマカオの銀行です。キム・ジョンナム氏は、この銀行と深い関係を持っていました。
キム・ジョンナム氏は2001年5月、偽造パスポートを使い、成田空港から日本に入国しようとしたところを拘束されました。警察当局の調べで、それまで何度も日本に密入国し、国内の高級旅館などで豪遊していたことが明らかになりました。
「(Q.第一印象は)かっぷくのいい方だった。腰が低い。『お姉さんどうぞ』みたいな。財布には、ドル札と韓国ウォンが結構入っていた」(ジョンナム氏とみられる男性の宴席に呼ばれた芸者)
その豪遊の資金は主にカードで支払われましたが、その決済口座があったのが、マカオの「バンコ・デルタ・アジア」だったのです。カードは「PANG・XIONG」(パン・シオン)という偽名で、連絡先はマカオに実在する会社になっていました。
今回、キム・ジョンナム氏がマカオを訪問したのは、北朝鮮に対する金融制裁緩和をめぐり、アメリカと北朝鮮が北京で話し合っていた最中。金融制裁によって凍結された口座が、一部再開されることを見越し、キム・ジョンナム氏が再びマカオを訪れたという見方も浮上しました。
しかし、キム・ジョンナム氏は、これまでも頻繁にマカオを訪れていました。2ヶ月あまり前にも、外国ブランドを扱うブティックで買い物をしている姿が目撃されていて、これまで1、2ヶ月に一度のペースでマカオを訪問していたものとみられます。最高級ホテルの一室を年間契約していたことも、関係者の証言で明らかになりました
「長期で、マンダリンオリエンタルホテルに契約した部屋があります。(1年間に)最低でも10回くらいは来ます」(マカオ在住 ホテル関係者)
香港の地元紙は、キム・ジョンナム氏は、このホテルだけでなく、別の住所もあり、マカオに3年前から長期滞在していると伝えています。
自由に金を引き出すことができる銀行口座があり、ヤミ経済の拠点ともされるマカオだけに、キム・ジョンナム氏が姿を現したことで憶測を呼んでいます。(01日16:23)
TBS News-i
6カ国協議の進展に自信=北京へ出発前に米首席代表
【ワシントン1日時事】北朝鮮の核問題解決を目指す6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は1日、北京で8日から始まる6カ国協議会合への出発に先立って記者会見し、北朝鮮の核放棄に向けて一定の前進が図られることを期待していると述べ、協議の成果に自信を示した。
この中でヒル次官補は6カ国協議を控えて行われた北朝鮮などとの議論を踏まえ、「何らかの進展を期待できると考えている」と指摘した。
時事ドットコム