夕食会で日朝が接触=6カ国協議
【北京8日時事】6カ国協議で日本首席代表を務める佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は8日夜の夕食会で、北朝鮮首席代表の金桂冠外務次官と接触した。関係筋によると、両氏は立ちながら数分間、あいさつ程度の会話を交わしたという。
この後、佐々江氏は記者団に「現時点で(中身について話すことは)差し控える」と述べたが、接触の事実は認めた。昨年12月の前回6カ国協議でも、佐々江氏は金次官と夕食会で接触。拉致問題解決の重要性を伝達した。前回はそれが唯一の日朝の実質的なやりとりの機会となった。
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6か国協議初日 北朝鮮の非核化で進展か
北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議が8日、中国・北京で再開された。北朝鮮は、非核化について議論する用意があると表明したもよう。 開会式に続いて行われた全体会合では、各国の代表が基調演説を行った。基調演説は非公開だったが、会合を終えた佐々江アジア大洋州局長が「北朝鮮が非核化の措置を取ること、共同声明全体を維持していく枠組みが必要」と述べるなど、北朝鮮も非核化について議論する用意があると表明したもよう。 また、アメリカ・ヒル国務次官補は「議長国・中国から、8日夜か9日朝までに共同声明の草案が示されるだろう」と述べており、6か国協議は3日間から4日間で終わるのではという見方が強まっている。 まだ各国が立場を述べ合っただけで議論もしていない状態で、共同声明の草案の話が初日に出るのは、国際会議の通例から見て異例の早さといえそうだ。これは、アメリカと北朝鮮が事前にドイツ・ベルリンで意見交換し、大枠で合意していたことと、今回は具体的な措置の内容を詰めるというよりも、その措置を取るための枠組みを作るという点で合意しようとしていることが影響しているようだ。 また、佐々江アジア大洋州局長は「日朝関係で実質的進展があれば、経済・エネルギー支援でも積極的な役割を果たす用意がある」と述べ、柔軟な姿勢を強調した。これにより、北朝鮮にも拉致問題の進展を促そうという狙いがあると思われるが、果たしてうまくいくのかどうか、この点は今後の協議に委ねられている。日テレNEWS24
自民・山崎氏「北朝鮮にエネルギー支援を」
自民党・山崎前副総裁は8日、北朝鮮が核の放棄を決めた場合、日本は北朝鮮へのエネルギー支援を実施すべきとの考えを示した。
「(6か国協議では)エネルギー支援を求めていく要求があると思う。(支援を)きちんとやらざるを得ない。国際協調をよく考えないといけない」-山崎氏は、8日から始まった6か国協議について「北朝鮮は寧辺にある核施設の稼働停止など、核の放棄に向けた決断をする」との見通しを示した。その上で山崎氏は、北朝鮮が核の放棄を決めた場合、日本は北朝鮮へのエネルギー支援を実施すべきだと強調した。
日本政府は、拉致問題が解決しない段階でエネルギー支援を実施することについては慎重な姿勢だが、山崎氏は、アメリカや中国などと連携していくためにも支援を実施すべきとの考えを示した。
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