北朝鮮は 拉致問題で前向き対応を 佐々江局長
北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議で日本首席代表を務める佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は18日の「朝鮮半島の非核化」作業部会で、「日本は日朝国交正常化に関する作業部会に真剣に取り組む用意がある。北朝鮮も真剣に取り組んでもらいたい」と述べ、拉致問題で北朝鮮側の前向きな対応を求めた。
同作業部会で北朝鮮代表を務める金成基駐中国公使が、平行線に終わったハノイでの日朝作業部会に触れ、拉致問題に進展がない限り見返り支援に参加しないとする日本の立場を批判したのを受け、佐々江氏が反論した。(共同)
北朝鮮は拉致問題で前向き対応を 佐々江局長|政局|政治|Sankei WEB
「拉致解決」応援して 横田さん夫妻、豊田で呼び掛け
北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの両親、横田滋・早紀江さん夫妻が17日、豊田市の市コンサートホールで開かれ たオイスカ豊田支局発会30周年記念事業で講演した。滋さんは約1000人の来場者に「北朝鮮は日本や国際世論を気にしている。引き続き関心を持って見守って」と呼び掛けた。
滋さんは、30年ほど前にめぐみさんが拉致されてから、被害者の家族会をつくり、これまで政府や世論に訴えかけてきた軌跡を語り、「世論の力は非常に大きい。拉致問題の解決で国内が一枚岩であることを北(朝鮮)に示していく必要がある」と強調した。
早紀江さんは、めぐみさんがいなくなってから「畳をかきむしり、毎日絶叫して泣いた」などと当時を振り返り、会場の涙を誘った。さらに「今も、被害者は助けを求めている。自分が倒れるまでめぐみの元気を想像して戦っていくので応援をしてほしい」と声を振り絞った。講演の最後には「ふるさと」を参加者と一緒に歌った。
(吉田幸雄)
中日新聞ホームページへようこそ
非核化作業部会、5か国との溝埋まらず
「朝鮮半島の非核化」に関する6か国協議の作業部会は、北朝鮮は核放棄に向けた初期段階措置を履行する用意があるとしました。しかし、他の5か国との立場に依然として大きな隔たりがあり、具体的な成果はありませんでした。
17日に引き続いて行われた非核化の作業部会で、北朝鮮は金融制裁の解除を巡るアメリカの対応や、拉致問題を理由にエネルギー支援に参加しない日本の姿勢を非難しました。
(Q.北朝鮮代表団の反応は?)
「北朝鮮としても、やるべきことはやる用意があると。ただ、他の5か国もやるべきことをやる必要があると強調していました」(須田明夫 核問題担当大使)
アメリカが目指していたウラン濃縮疑惑に関する分科会も設置できておらず、日本の協議筋は「北朝鮮と他の5か国の立場がかけ離れ、具体的な成果はなかった」と述べました。
しかし、アメリカのヒル次官補は、北朝鮮の当局者がIAEA本部を近く訪問し、核施設の「停止・封印」の段取りについて協議するとの見通しを明らかにしています。
また、金融制裁について、中国の唐家セン国務委員は、自民党の中川幹事長に「米朝双方が受け入れ可能な共通認識に達した」と発言し、6か国協議の会期中にも、マカオの銀行の凍結されている北朝鮮資金が近く解除される可能性を示唆しました。(18日23:43)
TBS News-i