韓国:拉致被害者の家族会 "特別法一日も早い制定を"
拉致被害者連座制の苦痛 警察総帥に謝罪を要求
拉致被害者家族会(代表チェ・ソンヨン)は28日に定期総会を開き、北朝鮮による拉致被害者の救命と家族の支援のための特別法の制定を要求した。
家族会は “拉致被害者の家族の最低の願いである、拉致関連特別法が未だに国会で係留されたままである”と述べ、“一日も早く特別法が通過し、’忘れられた大韓民国の国民’として暮らしてきた拉致被害者の家族に希望を与えなければならない”と語った。
拉北関連特別法は、拉致被害者の生死の確認・送還・再会を国家の責務と規定し、戦後の拉致被害者と家族に対する支援を骨子とし、去年の7月に立法が予告されたが、国会の法司委で係留中だ。
この日集まった拉致被害者の家族らは、半世紀の間、拉致被害者の家族として暮らさなければならなかった悲しみを吐露した。
1969年に北朝鮮に拉致されたキム・ボンジュ氏の兄弟、キム・ボンオク氏は、“北朝鮮による拉致被害者たちを‘拉致被害者’ではなく‘越北者’と規定した当時、メディアと政府のために、家族は絶え間ない蔑視を受けてきた”と述べ、“家族の精神的な被害は言葉で言い表すことができない”と糾弾した。
別の拉致被害者の家族は、“拉致された家族が死んだのか生きているのか分からず、戸籍の処理もできない。政府が生死の確認をしてくれなければならないことではないか”と、目頭を赤くした。
係留中の特別法は、拉致被害者の家族らに対する被害の補償も主要な内容として盛り込まれており、家族は法律が通過され、今まで経験した苦痛を少しでも補償されることを期待している。
また、北朝鮮に拉致された後、北朝鮮を脱出して韓国に帰って来た帰還拉致被害者たちに対しても、一般の脱北者よりも多い補償金を受けることができるように規定している。これにより、帰還拉致被害者たちも、今回の特別法が一日も早く通過されることを願っている。
これについて総会に参加した統一部の関係者は、“9人の専門家で構成されたチームが具体的な施行令を作っている”と述べ、“最大限公平に施行令を作る”と明らかにした。
一方、家族会はこの日、連座制で苦痛を受けた警察総帥に謝罪を要求することを決め、より公共の信用を得られる団体に生まれ変わるための法人化の推進にも合意した。
Daily NK - 拉致被害者の家族会 "特別法一日も早い制定を"
北朝鮮製品、不正輸入=中国経由、業者らを捜索-制裁発動後初・兵庫県警
北朝鮮で製造されたステンレス製継ぎ手を中国経由で不正に輸入したとして、兵庫県警外事課と神戸税関は29日、外為法違反の疑いで、輸入した配管工事用品製造会社フィッテング久世(石川県津幡町)と、仲介した向陽商事(京都市右京区)など8カ所を家宅捜索した。
北朝鮮で加工された製品の不正輸入に伴う警察の強制捜査は、北朝鮮製品輸入禁止の制裁発動以来、全国で初めて。
調べでは、2社は共謀し同年12月19日、経済産業大臣の承認を受けずに、北朝鮮で製造されたステンレス製継ぎ手1万数千個を中国経由で不正に神戸港に輸入した疑い。
輸入の際に、中国製品と偽り、神戸税関に虚偽申告したとみられ、同課などは関税法違反の疑いでも調べている。また、原材料の一部は、日本から持ち込まれたものとみられる。
時事ドットコム:北朝鮮製品、不正輸入=中国経由、業者らを捜索-制裁発動後初・兵庫県警