マカ オの北朝鮮口座、凍結解除 名義人に直接返還
【ワシントン=有元隆志】マコーマック米国務省報道官は10日、記者団に対し、マカオの金融機関バンコ・デルタ・アジア(BDA)の北朝鮮関連口座の凍結が全面解除され、口座保有者は資金を引き出せる状態になったと語った。先月19日に米朝で合意した北朝鮮名義の口座への送金ではなく、口座保有者に直接返還する形となった。北朝鮮が受け入れれば、中断していた6カ国協議の再開に向けて動き出す可能性も出てきた。
マコーマック報道官は北朝鮮が凍結解除された資金の使途について、米朝合意通り教育、人道目的に活用することを求めた。ただ、北京の中国銀行にある北朝鮮の朝鮮貿易銀行名義の口座に一括して送金するのではなく、口座保有者がそれぞれ預金引き出しをできるようにすることになったことで、使途の監視がさらに困難になった。マコーマック報道官も「資金の流れの把握には課題がある。私が知る限りでは、監視のための具体的なメカニズムはない」と認めた。
(2007/04/11 00:40)
マカオの北朝鮮口座、凍結解除 名義人に直接返還|朝鮮半島|国際|Sankei WEB
2児拉致の3人特定 日本国籍の女がリーダー
一九七三年に渡辺秀子さん=当時(32)=と子ども二人が失跡した事件で、警察当局は十日、日本国籍を持つ女工作員(59)ら三人が子ども拉致の実行犯だったとの見方を固めた。さらに別の工作員もかかわっていた疑いがあるという。警視庁と兵庫県警は週内にも共同捜査本部を設置。関係者の聴取を本格化し、国外移送目的略取容疑での女工作員の逮捕状取得に向けた捜査を進める。
二人の子どもは渡辺さんと在日朝鮮人の夫との間に生まれた高敬美ちゃん=同(6)=と、剛ちゃん=同(3)。
調べでは、拉致実行犯のリーダーは女工作員で、北朝鮮からの指示を受けて犯行を主導したという。このほか、子ども二人を工作船に乗せるため東京から福井県の海岸まで運んだ運転手役の男、子どもの世話をしていた女がいた。
いずれも渡辺さんの夫も所属していた貿易会社「ユニバース・トレイディング」(東京、既に解散)を拠点に活動した工作員グループのメンバー。メンバーには日本国籍を取得した在日朝鮮人が多かったという。
渡辺さんの夫もメンバーの一人だったが、七三年六月ごろ所在不明となり、渡辺さん母子は夫を捜索する中で女工作員らに連れ去られ、東京都目黒区のマンションに監禁された。七四年になって子どもは北朝鮮に拉致され、渡辺さんは殺害された疑いが強い。
リーダー格だった女工作員は七九年に出国、北朝鮮で生存しているとみられる。世話役の女は子ども二人とともに工作船で北朝鮮に渡ったが帰国し、日本国内に居住。運転手役の男は八九年ごろから行方が分からなくなっている。
また、後に女工作員と結婚した男は「子どもに眠り薬を飲ませたのに途中で起きてびっくりした」と拉致時の様子を周囲に話していた。警察当局は実行犯だった疑いもあるとみているが、この男も七九年に出国、北朝鮮にいるとみられている。
渡辺さんが殺害されたとみられる事件については、八八年によど号ハイジャック犯を逮捕した兵庫県警がよど号事件に関連して捜査。実行犯は四人前後とされ、子ども拉致の実行犯と重複する可能性が高いという。
中国新聞ニュース
北、「親子一緒に拉致」指示=関与の女が再び日本へ-2児疑惑解明へ・警察当局
1973年に失跡した北海道出身で埼玉県上福岡市(現ふじみ野市)の主婦渡辺秀子さん=失跡当時(32)=の子供2人の拉致疑惑で、渡辺さんの夫が勤めていた貿易会社「ユニバース・トレイディング」(東京都品川区)の関係者が、北朝鮮本国から親子を一緒に連れ去るよう指示を受けたと話していることが10日、分かった。
警視庁と兵庫県警は共同捜査本部を設置し、近く日本国内にいる関与した女らからの事情聴取を本格化。指揮系統や役割の特定を進め、全容解明を目指す。
時事ドットコム:北、「親子一緒に拉致」指示=関与の女が再び日本へ-2児疑惑解明へ・警察当局