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膠着状態が続く、北朝鮮の核問題ですが、先週、北朝鮮の核施設を訪問したアメリカの専門家が講演し、無能力化の進捗状況を写真で説明した上で、核計画の申告について北朝鮮は事態の深刻化を望んでいないと語りました。
「冷却塔の内部は、通常、木材が張り詰めてありますが、すべて剥がされています」(ウィット元国務省北朝鮮担当)
クリントン政権で国務省の北朝鮮担当官だったウィット氏は、先週、北朝鮮を私的に訪問し、ヨンビョンの核施設を訪れました。
北朝鮮はエネルギー支援の遅れなどを理由に、原子炉からの核燃料棒の抜き取り作業を通常の半分のペースに落としており、ウィット氏によれば、8000本のうち依然として5500本が残っているということです。
しかし、一方で使用済み核燃料の再処理施設や核燃料加工施設などの機材を取り外す作業は順調に進んでいるとしています。
「使用済み核燃料を施設に移動するためのモーター装置と運搬機が取り外されて、移動が出来なくなっています」(ウィット元国務省北朝鮮担当)
また、アメリカが求めている核計画の完全な申告が滞っていることについて、ウィット氏は、北朝鮮は事態が深刻化することを望んでいないと語りました。
「彼らは「技術的な問題」で履行が遅れていると言いました。外交官がその言葉を使うのは、政治的な問題にしたくない、なるべく深刻にしたくないという時です」(ウィット元国務省北朝鮮担当)
北朝鮮が今回初めて施設の写真を公開することを容認した背景には、核申告をめぐってこう着状態が続く中、無能力化は順調に進んでいることをアピールする狙いがあるものとみられます。(22日13:53)
「北朝鮮・核施設訪問の米専門家が講演」 News i - TBSの動画ニュースサイト北朝鮮は、アメリカの名門オーケストラ、「ニューヨーク・フィルハーモニック」が来週、ピョンヤンで公演を行うことを22日、初めて伝え、アメリカとの関係の改善ぶりを内外にアピールしています。
ニューヨーク・フィルハーモニックは、来週25日にピョンヤン入りし、26日に公演を行うことになっています。これについて22日、北朝鮮の朝鮮中央通信は「ニューヨーク・フィルハーモニックがピョンヤンを訪問し、東ピョンヤン劇場で公演を行う」と初めて伝えました。北朝鮮では今月、朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」が、ニューヨーク・フィルについて「世界的な交響楽団」と紹介する記事を掲載するなど、期待の高さを見せています。ピョンヤンの消息筋によりますと、北朝鮮側は、ニューヨーク・フィルの公演会場について、当初、クラシック音楽のコンサート・ホールの「モランボン劇場」を検討しましたが、より多くの観客を収容できることから、いつもは歌劇の上演に使われる東ピョンヤン劇場に決めたということです。ただ、モランボン劇場と異なり、東ピョンヤン劇場は、これまでキム・ジョンイル総書記が 訪れた例があまりないということで、今回の公演にキム総書記が姿を見せるかどうかが注目されます。
NHKニュース 【北京=城内康伸】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の同国首席代表である金桂冠(キム・ゲグァン)外務次官と韓国首席代表、千英宇(チョン・ヨンウ)外交通商省朝鮮半島平和交渉本部長が21日、北京市内のホテルで会談した。千本部長は会談後、金次官が核計画の申告など6カ国協議の合意履行が遅れていることについて「技術的な遅れであり、政治的意思をもってやらないというのではない」と語った、と明らかにした。
千本部長によると、金次官は合意事項を完全に履行する意思を再確認した。さらに、同協議議長国の中国が協議日程を決めれば、「いつでも応じる」との考えを表明したという。
中日新聞:「技術的遅れ」と北外務次官が説明 6カ国合意、韓国に:北朝鮮問題(CHUNICHI Web)
