北朝鮮・核施設訪問の米専門家が講演 | trycomp2のブログ

北朝鮮・核施設訪問の米専門家が講演

 膠着状態が続く、北朝鮮の核問題ですが、先週、北朝鮮の核施設を訪問したアメリカの専門家が講演し、無能力化の進捗状況を写真で説明した上で、核計画の申告について北朝鮮は事態の深刻化を望んでいないと語りました。

 「冷却塔の内部は、通常、木材が張り詰めてありますが、すべて剥がされています」(ウィット元国務省北朝鮮担当)

 クリントン政権で国務省の北朝鮮担当官だったウィット氏は、先週、北朝鮮を私的に訪問し、ヨンビョンの核施設を訪れました。

 北朝鮮はエネルギー支援の遅れなどを理由に、原子炉からの核燃料棒の抜き取り作業を通常の半分のペースに落としており、ウィット氏によれば、8000本のうち依然として5500本が残っているということです。

 しかし、一方で使用済み核燃料の再処理施設や核燃料加工施設などの機材を取り外す作業は順調に進んでいるとしています。

 「使用済み核燃料を施設に移動するためのモーター装置と運搬機が取り外されて、移動が出来なくなっています」(ウィット元国務省北朝鮮担当)

 また、アメリカが求めている核計画の完全な申告が滞っていることについて、ウィット氏は、北朝鮮は事態が深刻化することを望んでいないと語りました。

 「彼らは「技術的な問題」で履行が遅れていると言いました。外交官がその言葉を使うのは、政治的な問題にしたくない、なるべく深刻にしたくないという時です」(ウィット元国務省北朝鮮担当)

 北朝鮮が今回初めて施設の写真を公開することを容認した背景には、核申告をめぐってこう着状態が続く中、無能力化は順調に進んでいることをアピールする狙いがあるものとみられます。(22日13:53)
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