AARRRモデル | 椿ブログ

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AARRRモデルってご存知ですか?

ネットサービスを運営している人、マーケティングを担当している人は、この言葉は聞いた事なくても、必ず考えている事だと思います。(考えてないとやばい)

頭の中である流れを、上手く結び付けてくれました。 元ネタは、Dave McClure氏。彼のの資料[Startup Metrics for Pirates (Nov 2012)]を参照下さい。そこからAARRRについて抜粋。

Acquisition獲得: users come to site from various channels
Activation定着: users enjoy 1st visit: "happy” experience
Retention継続: users come back, visit site multiple times
Referral紹介: users like product enough to refer others
Revenue収益: users conduct some monetization behavior 

マーケを担当している人は、まぁそうだよね、という感じだとは思いますが、
こういう数字でちゃんと見れていますか?

conversion_metrics

[Startup Metrics for Pirates (Nov 2012)]

いくらで獲得して、どれくらい定着し、継続し、紹介されて、結局ユーザーあたりの収益はいくらになっているか?

ARPU(Average Revenue Per User)という、収益@ユーザーを表す言葉はソシャゲが流行り大分浸透しましたが。

獲得と収益化だけ見ると、3カ月で1000円売上あげるユーザーを獲得するのに1000円未満の投資で済めば投資対効果は○ですが、

その間に定着・継続・紹介というボラティリティ(というかこぼれ落ち)があり、ここも+にも-にも大きな変動数である事を見落としがち

こぼれ落ちていく様をうまく図にして表しているのがこちら。

AARRR

データドリブン経営のメトリクス分析 AARRR!モデルの紹介


ユーザーのこぼれおちを最小限にとどめるための、数字を見ながらの日々の細かい改善の重要性。


最近、このあたりを徹底的に見ている方々とお仕事させて頂いていて、ものすごく勉強になるので、ブログにまとめてみました。

ゼロから立ち上げ中で収益がほぼ無いスタートアップ向けというよりかは、

既に売りが立っていて、獲得と収益をセットで見ているくらいのレベル感の事業を担当しているプロデューサーには、ヒントな要素があるかもです。

私もまだAARRRを上手く回せるような事業が作れていないので、まずは指標を徹底して追う事から始め。データドリブンなサービス運営をテコ入れしていきます。

Dave McClure氏も、無駄なく数字に愚直にサービス開発しようという点で下記書いています。

ユーザーと対話し問題を見つけろ!
機能追加が改善ではない!(Less=More)
速く、頻繁に改善!
コンバージョンを計測して、2つのオプションを比べろ!
プロダクトのマーケットフィットに集中!(サービスを出す前にね)
シンプルでアクションしやすいように!
結構このあたりに書いていると思うので、本の紹介。改善命です

リーン・スタートアップ ―ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす/日経BP社
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