From:ななころ
プライベートオフィスより
◆前回のあらすじ
初めて銀行から融資を受ける時に注意しなきゃいけない点があります。
これを知らずに銀行から融資を受けちゃうと、後々苦労することになってしまう可能性もあります。逆に、最初からここを意識して融資を受けておくと将来の展開が楽になるんです。
それは「できるだけ低い金利で融資を受ける」ってことなんです!
銀行は良くも悪くも「横並び」だからです。あっちの銀行が金利◯%で貸してるなら、ウチも金利◯%で貸そうってなるんです。
だから最初に金利4%で融資を受けると、次の物件を買う時に別の銀行から提示される金利は4%以上になっちゃうんです。(たとえ、金利1%で融資できるとしても、よっぽど取りたい案件で無い限り、低金利で提案してくることはありません。)
逆に、最初に金利1%台とか低い金利で融資受けておくと、「あの銀行はこの企業を高く評価してるな」と別の銀行はもっと低い金利を提示してきたりすることもあります。
ですから、最初に「できるだけ低い金利」で融資を受けたいんです!
昨日の記事では、1つ目の方法として、なるべく最初に物件を買う時に「できるだけ数多くの銀行に当たってみる」ということをお伝えしました。
可能性のあるかぎり根気よく当たっていくのです。最初が肝心なんです。
繰り返しますが、銀行は横並びですから、最初の金利に引きづられるんです。
◆買う方を優先する
ただ、それでも融資してくれる銀行が見つからないときもあると思うのです。
地方高利回り投資でありがちですが、エリア的に高い金利のノンバンクしか融資を出してくれないという例もあると思うのです。「もう高い金利で銀行から受けちゃってるよ」という人もいるかと。
そういう人は、高い金利でも仕方が無い面はあります。
今は銀行融資よりも高利回りの良い物件を見つける方が難しかったりしますので、まずは買うということを優先してしまうのもアリです。
私も利回り20%以上のすごく条件の良い物件を見つけたんですが、どこも融資をしてくれませんでした。10行以上電話をかけて融資してくれる銀行を探しました。
それでも、どうしても融資してくれる銀行が見つからなかったんですね。。。
そんな中、唯一スルガ銀行だけが融資を出してくれるとう話になりました。金利は高く4.5%でしたが、融資を受けました。1年後に金利低くなりましたが、それでも金利4.1%です。。。
◆2つ目の方法
その場合の方法として、2つ目は後で「借り換え」をするということなんです。
たとえ最初の融資の金利が高かったとしても、借り換えすることで金利を下げることはできるんです。そして、次に融資を受ける時にもっと低い金利になる可能性が生まれてくるのです。
その時に重要になってくるのは、「借り換えを見据えておく」ということなんです。
悪い融資条件に目をつぶって買うことを優先しても良いのですが、数年後に借り換えできるようにプランを立てておくということなんです。
借り換えを見据えて一番やってはいけないのは、「無駄に融資期間を伸ばす」ということです。いざ借り換えしようとしたときに残債がまったく減っていないからです。
実際に私もスルガ銀行から4.5%で借りましたが、地銀から金利1.35%で借り換えしてもらいました。そのおかげもあって、別の物件を購入する時に、次の融資を受ける時は金利1.4%になったんです!
ですから、たとえ最初は金利は高くても全然問題ありません。のちのち借り換えできるように物件を買うことが重要なのです。
参考になったかどうか分かりませんが、少しでも参考になれば幸いです。
(借り換えにもいくつかポイントがありますので、詳しく知りたい方は次月7月22日のセミナーを受講されてください。※これから募集予定)
◆編集後記
息子の2度目のサッカースペイン挑戦がいよいよ来週に迫ってきました。
今回はU-11の大会に出場させていただくので、息子はみなより1学年下です。
それでも、去年スペインに一度行っているというのは大きい!今回はあまり緊張していないようです。
経験ってほんと大事だなと感じている次第です。
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