From:ななころ
プライベートオフィスより
◆交通違反の取り締まり
普段何気なく生活していると、「目的」と「手段」を間違えてしまっていることってたくさんありませんか?
たとえば、交通違反の取り締まりです。
先日車を運転して走っていると、秋の交通安全期間中だからなのか分かりませんが、道路には交通違反を取り締まる警察官がたくさんいました。なかにはこっそり物陰に隠れて取り締まろうとする警察官もいました。
交通違反を取り締まることが悪いとは思いませんが、これって「目的」と「手段」を間違えてしまっている、典型的なパターンだと思いませんか?
なぜなら、本来の目的は「交通違反を取り締まること」ではないはずです。本来の目的は「交通違反を減らし、事故を減らすこと」だと思うのです。
ところが、現在の警察の目的が「交通違反を取り締まること」になっているから、手段が「こっそり物陰に隠れて取り締まろうとする」ようになってしまうのです。目的が「交通違反を減らし、事故を減らすこと」であれば、もっと別の手段になるはずですよね!?
◆不動産投資においては?
ところで、不動産投資についてはどうでしょうか!?
目的と手段を間違えている人はいないでしょうか?
たとえば、サラリーマンの副業として不動産投資をするのと、サラリーマンを卒業するための不動産投資とは、やり方がまるで違ってきます。
都心で土地値が高い物件を買っていく不動産投資法があります。利回りは低く、毎月のキャッシュフローは薄いけれど、生活は給与収入でまかない、家賃収入には一切手をつけずに数十年後の売却益を狙う方法です。
サラリーマンは低金利で30年以上の長期間の融資を受けやすく、1棟2棟ぐらいでしたら割と簡単に買えてしまいます。東京都内の利回り7%~8%の1棟アパートをオリックス銀行融資を使って購入するのがよくあるパターンです。
ただ、当然ながら数十年後に売却して利益が出るまでは脱サラはできません。40代で買った物件であれば、売却する時は60歳を超えています。あなたのやりたいことが60代でもできるのであればそれでも良いと思います。
◆目的が脱サラなら?
僕の場合は、いち早く脱サラすることが一番の目的でした。僕のやりたいことは、60代になるまで待つことはできないですし、体力のなくなってきた60代ではなできないですし、サラリーマンを続けていてはできないことばかりだったからです。
(ななころがやりたいと思った例)
・子供が小さい時にもっと多くの時間を一緒に過ごすこと
・これまでやったことの無いことに挑戦(起業も含む)すること
・世界中行ったことのない場所(車も飛行機でも行けないような場所も含む)へ行くこと
ですから、数十年後に得られるであろう「ストック」よりも、毎月着実に得られる「フロー」を目的とした不動産投資を選びました。それにはとことんキャッシュフローを追求できて再現性も高い「地方高利回り投資法」が最適だったのです。
実際に最初の地方物件を買ってから5年で月の家賃収入は100万円を超え、35歳で脱サラできました。一番子供がかわいい時期に多くの時間を過ごせたのと、油の乗った時に脱サラして起業できたのは大きかったと思います(今では長男が中学生となり、あまり近寄ってくれなくなっちゃいました・・・涙)
このように、不動産投資においても「目的」と「手段」を間違えないように注意していきましょう!
◆編集後記
今、中1の長男が期末テストの試験中なんですが、1人でウーンウーンと唸っています。勉強嫌いの長男はとにかくテスト勉強するのも嫌。机に座るのも嫌。ずっとYouTubeを見て現実逃避しています笑
ただ、これも「目的」と「手段」を間違えちゃってるからなんですよね。。。
目的が「テストで良い点を取ること」になっちゃってるから、もしくは「勉強すること」自体が目的になっちゃってるから、良い点数を取ることに意味を感じていない息子は、やる気もおきないんだと思うのです。勉強嫌いになっちゃうのだと思うのです。
そのことをどうやったら分かってもらえるか・・・悩
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