From:ななころ
お気に入りカフェより
◆コロナ融資に続く緊急融資
先ほど信金さんがいらっしゃり、コロナ融資に続く「ウクライナ情勢・円安等緊急融資」について説明を受けました。もう融資するためなら何でもありですね(笑)
ざっくりとした内容としては、ウクライナ情勢・円安等の影響により、最近3ヶ月の売上の合計が前年と比べて10%以上減っていれば融資可能。今後3ヶ月の売上見込みの合計でもOK。
融資期間最大10年、金利1%台、最大1億まで融資可能で、8000万円以内だったら保証料も免除される。最初の1年間は金利は1/2が免除される。
2022年7月1日「【重要】東京都制度融資「ウクライナ情勢・円安等対応緊急融資」(略称:ウクライナ・円安等)の創設について」東京都信用保証協会より
◆「ウクライナ・円安融資」は借りにくい融資
この通称「ウクライナ・円安融資」ですが、コロナ融資同様、大家業にはとても借りにくい融資です。運転資金を補填する目的の融資なのですが、大家業にはあまり運転資金が必要ないからです。
また、最大1億円の融資となっていますが、実際は売上の1/10程度しか融資を受けるのは難しいようです。(年商3億円の不動産業者が8000万円申し込みしたところ、2000万円しか出なかったそうです)
そのため、僕たち小規模零細の不動産投資家にはあまり魅力の無い融資と思われるかもしれません。借りれたとしても100万円200万円、場合によっては数十万円です。「私には関係ないや」と思われる方も多いのではないでしょうか。
しかし、僕はこのウクライナ・円安融資も、コロナ融資同様に、僕たち不動産投資家がぜひとも一度は借り入れを検討したい融資だと考えています。
僕は2年前に金利0、保証料0のコロナ融資を300万円ほど借りました。結局1円も使っておらずに放置したままです。返済だけが進んでいます。何か使い道があったわけではありません。
それでは、なぜコロナ融資を受けたのか?
借りれるもんは借りとこ精神もあります。ただ、それだけではありません。もちろん賃貸業の収支が悪くて困っていたわけでもありません。明確な2つの目的があって借りました。
その理由とは・・・(次回に続く)
◆編集後記
しかし、社会情勢に応じていろいろな融資が登場しますね。もう融資をするためだったら、それらしいキャッチーな理由だったら何でも良いって感じですね(笑)
とはいえ、実際今回のコロナ・ウクライナ・円安は、僕たち大家にもとても大きな影響がありますよね。給湯器は入らない、トイレは入らない、木材は爆上がり・・・。見えにくい影響として、円安による実質家賃下落ですね。
そのうち、金利が上昇しそうですが、金利上昇対策融資を登場しそう。金利上昇を借り入れでまかないその場をしのぎ、自転車操業に陥るこわーい融資です(苦笑)
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