From:ななころ
デニーズより
お申し込みが【106名】を超えました!
お陰様で足かけ10年、100回目記念。
いつもは受講料19,800円ですが、今回は特別に素晴らしいゲストをお呼びしてWebで無料開催します。
◆ほんとうに自由になりたいですか?
来週土曜にいよいよ開催が迫ってきましたが、今日はセミナーテーマでもある「経済的自由人」についてお話をしていこうと思います。
ななころが2007年に不動産投資を始めた目的の1つが、「経済的自由人」を目指すことでした。
「お金に縛られるサラリーマン人生から脱却したい!」と思ったことがきっかけの1つです。
それから5年後の2012年にはサラリーマンをやめました。
まだまだではありますが、今ではそれなりに経済的自由を獲得しています。
残債はみるみる減っていき、「銀行へ返済できなくなったらどうしよう・・・」という物件購入当初の心配はほぼなくなりました。
キャッシュフローもそれなりに出ています。
少なくとも妻に奢らされる2人で5000円のランチ代には躊躇しなくなりました笑
「経済的自由人」って良いですよね。
「お金に縛られない」って良いですよね。
でも、ほんとうに「経済的自由」って良いですか?
ほんとうに自由になりたいですか?
◆自由は振れ幅が大きい人生
「いやいや、ななんころさん、そりゃ誰だって自由になりたいでしょ!?」
とあなたは思われるかもしれません。
たしかに「経済的自由」を得た人生は、毎日が充実しています。
生活費を得るために毎朝の痛勤電車に乗る必要もありません。
理不尽な会社や上司の命令に渋々従う必要もありません。
目覚まし時計に起こされずに、いつまでもゆっくりと寝ることができます。
しかし、経済的自由を得る人生とは、かなり”振れ幅”の大きな人生になります。
良いこともたくさんありますが、もちろん苦しい時もあります。
リスクも大きくなります。
一方で、サラリーマン人生の方が圧倒的に振れ幅が少ない。
少なくともサラリーマンとして働ける時は、生活にはさほど困らない安定した人生をおくれます。
独立開業してサラリーマンに戻った父がよく言っていました。
「いや~、サラリーマンの方が楽だぞ」と。
◆自由は選択の連続
また、自由であるということは、逆に言うと、すべてのことを自分で選択していかなければなりません。
これ、一見すると良さそうに聞こえて、実は重たいです。
バランスを取るのがすごく難しくなります。
たとえば、ななころの場合、サラリーマンをやめて、ある程度の自由は得ました。
「働かない」という選択もできますし、「働く」という選択もできるようになりました。
(本当の経済的自由ではありませんが・・・)
ただ、「働かない」という選択をしたとしても、「何をするんだ?」という問題が生じます。
毎日映画を観て過ごす、旅行に行く、子供と遊ぶ → だいたい1年で飽きます。
ななころの場合は、「サラリーマンをやめて、子供との時間をもっと大切にしたい」と思ってましたが、今では子供と一緒に遊んでないで仕事したいと思う時もあります笑
毎日、一日中子供と一緒に過ごすなんて無理です。
(専業主婦の方や保育園の先生はすごいなと尊敬します)
毎日自由に豪華でおいしい食事をすることもできますが、体に負担がかかります。
最悪は病気になってしまうこともあります。
この”バランス”を取るのがすごく難しくなるのです。
◆自由は考えようによっては辛い
日本語の“自由”という言葉は、福沢諭吉がliberty(freedomという説もあります)を、
「自らをもって由となす」
と訳したのがその始まりだと言われています。
つまり、自由とは、他人に与えられたものではない『自ら(の意思や考え)』を、『行動の由(理由)』とすることを意味しているといえます。
ここで重要なのは、自由は「自ら」があって初めて存在するということです。
「自ら」が無い人には、自由はすごく辛いんです。。。
自由ではなく、制限されていれば、その制限の中で選択していくことができます。
毎日ランチ代500円と決められていれば、選択幅が少なくなりますよね笑
だから考え方によっては楽なんです。
◆すべてはあなた次第
振れ幅の少ないけれど、安定した人生をゆくのか?
リスクを背負って、振れ幅の大きな人生をゆくのか?
選択する悩みから開放された人生を選ぶのか?
悩みながら選択していく人生を選ぶのか?
ななころは必ずしも「経済的自由人」を目指す人生が良いとは思っていません。
自由が辛くなってしまう人は、サラリーマン人生の方が良いと思います。
すべてはあなたの自由だと考えている次第です。
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◆編集後記
ななころの家のすぐそばに銭湯があります。
昭和初期からある古い銭湯です。
50代ぐらいでしょうか。
この銭湯の店主、朝から夕方までまるで何もしていない。
外に設置されたベンチに腰掛けてずっとタバコを吹かしています。
たぶん朝からお酒を飲んでいるのでしょう。
少し顔は赤らみ、ボーッとしています。
お店がオープンになる15時からやっと動き出しかなと思ったら、すぐにまたベンチで座っている。
近所の人と談笑したりしています。
わずか450円の料金で、それほど盛況というわけでもない銭湯。
それでもやっていけるのは、銭湯は手厚く保護されたビジネスだからです。
ですから、店主は経済的自由人とも言えます。
朝からお酒を飲み、ぼーっとしていられるんです。
こんな経済的自由人になりたいと思わないのは、ななころだけでしょうか・・・。