From:ななころ
お気に入りのカフェより
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◆マンション価格高騰
首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)のマンションの価格高騰が止まりません。
戸当たりの平均価格は24・9%増の7764万円。
バブル期を超えて過去2番目に高くなっているそうです。。。汗
=== 記事一部抜粋 ===
首都圏マンション平均価格「バブル超え」7764万円…億ション・大型タワマンが押し上げ
不動産経済研究所が20日発表した4月の首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)の新築マンション発売戸数は、前年同月比3倍の2089戸で、5か月連続で増加した。
戸当たりの平均価格は24・9%増の7764万円で、バブル期を超えて過去2番目に高かった。東京で平均価格が2億円を超えるマンションや大型のタワーマンションが発売され、平均価格を押し上げた。
(2021/05/20読売新聞記事より)
=== ここまで ===
首都圏のマンション価格上昇は、新築だけではなく、中古マンションにも同様の傾向が出ています。
東日本不動産流通機構(レインズ)のレポートによると、前年比プラス 16.1%の 2 ケタ上昇。
12 ヶ月連続で前年同月を上回り、前月比でもプラス 0.1%となっています。
(月例速報 Market Watch サマリーレポート 2021 年 4 月度より)
◆首都圏マンション価格上昇、なぜ?
首都圏のマンション価格が上昇している原因は、どこにあるのでしょうか?
上記の読売新聞の記事では「前年同月に緊急事態宣言発令でモデルルームが休業となり、発売戸数が急減した反動が出た。」としています。
ただ、もともと「マンションを買いたい」という根本的な需要がなければ、反動もありません。
なぜここまでマンションを買いたいという需要が増加しているのでしょうか?
ななころは主に以下の原因を考えています。
1.コロナの影響
在宅ワークが増えて、家にいる時間が長くなります。
コロナ前は「家は寝れれば良い」と考えた人でも、家にいる時間が長くなると、住環境を良くしたいと考えるようになってくるものですよね。
住環境を良くしたいと考える人が増えているのです。
2.「家買いたい」世代の人口が多い
今、家を買いたいと考える世代(主に35歳~45歳)の人口が突出している時です。
団塊ジュニアの世代ですね。
この世代はお金にも少し余裕が出てくる時期です。
子供がいれば、成長して大きくなり今までの家では手狭になってきます。
コロナの影響関係なく、そもそも必然的に住み替え需要が増えているのです。
3.建築資材の高騰
このような住み替え需要が増えている中で、販売するマンションの在庫が不足しています。
今、世界中で住み替え需要が発生し建築資材が高騰し、コロナの影響もあって、日本に入ってこない。
日本における住み替え需要に対して、供給が追いつかない状況なのです。
そのため、「需要 > 供給」となり価格が上昇していると考えられるのです。
※団塊ジュニア世代の人口が突出している
(国立社会保障・人口問題研究所データより)
◆区分マンション所有のサラリーマン投資家への影響は?
それでは、私たち不動産投資家にも関係する区分マンションはどうなのでしょうか?
高騰しているのでしょうか?
この首都圏マンション価格の上昇に便乗して、区分マンションを売って利益を出せないでしょうか?
サラリーマン投資家の中には、儲からない区分マンションを手にしてしまった人も多いですが、損切りを最小限にして売却できないでしょうか?
(次回につづく)
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◆編集後記
後輩から突然「会いたい」とメッセージがあり、土曜日に会ってきました。
「このままサラリーマンを続けていいか悩んでいる」
できる後輩なので、仕事の能力も高く、まだ30代中盤ですが、そこそこ大きい会社の高い役職についています。
部下が何百人もいると聞いています。
給料もかなり良いはずです。
最近結婚したばかりでとても充実した毎日を送っているはずです。
ちょうど高級マンションを買ったばかりです。
それにも関わらず、このような悩みを打ち明けてきたことに少々驚きました。
これまで「不動産投資をやりたい」というサラリーマンに1000人以上会ってきたと思いますが、できる人ほどサラリーマンでいることに疑問を感じてくるようです。
後輩もその一人だと思います。
お金の不安がなくなり、生活の不安がなくなり、人生が充実してくると、今どうやってこの後の人生を描くかを考え出すのです。
コロナで家にいる時間も増えてくるため、人生について考え直す人が増えるのかもしれませんね。