【第二話】悩んでいた医学生のその後の人生を大きく変えた本の1節とは? | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。

From:ななころ

プライベートオフィスより

 

◆「7回読むプロジェクト」とは?

 

これまで毎週火曜日は、世界的名著「人を動かす(デール・カーネギー)」をブログ読者のみなさんと一緒に読んできました。


 

なぜかというと、日本の長者番付に何度も輝いたことのある斎藤一人さんが、

 

「私の本を読むぐらいなら、この本を7回読みなさい」

 

とおっしゃったほどの名著だからです。


 

ところが、この本、なかなか一人では読み進められない。。。


 

内容が素晴らしいことは分かるのですが、眠くなるのです。

 

まるで校長先生の朝礼を聞いているかのようなのです笑


 

読もう読もうと思って、かれこれ20年以上も放置していた本でした。


 

そこで、毎週1章づつクイズ形式にして、ブログ読者さんと一緒に読み進める形にすれば、じっくり読破できるのではないかと考えたのです。


 

そしてみなさんのお陰もあって、約8ヶ月をかけて精読できたのです!

 

私自身大きく成長することができました。


そして次の本に選んだのが、「道は開ける」です。


原題は「How to stop worring and start living」。

直訳すると「心配するのを止めて、新しい人生を生きていくための方法」という意味になるでしょうか。


その本は、「人を動かす」の姉妹本と呼ばれている本。

同じデール・カーネギーが書いた本。

同じく世界的なベストセラーになっている本。


「人を動かす」が自分の「外」へどうやって影響を与えていくかについて書かれた本とするならば、今度の本は逆。


自分の「内」へどうやって影響を与えていくかについて書かれた本。

人間誰しもが絶対に抱える「悩み」への対処について書かれた本なのです。


まさに今はコロナもあり、さまざまな心配や悩みに溢れています。

心配や不安に立ちすくんでいる方も大勢いると思うのです。


本に導かれるようにこの本をてにしていました。

このブログを読んでくださっているみなさまと一緒に読み進めていき、よりよい人生を生きることができればと願っております。

23FC780E-5B87-44FA-8ED4-61248DF79386_1_105_c



◆カーネギーからのクイズ #01

ある医学生の若者が1冊の本を手にして、非常に心を惹かれる1節に出くわし、その後の人生に大きな影響を与えることとなった。


当時、彼は尽きない悩みに頭を抱えていた。

生活さえこれからどうしたらいいか悩んでいた。


ところが、その本の1節のおかげで、その後の彼は当時最も署名な医師になったのである。

世界に名をはせることとなるジョン・ホプキンス医科大学を創立。

英国の医学者に授与される最高栄誉にも輝いたのである。


彼の名はサー・ウィリアム・オスラー。

今日の医学教育の基礎を築いた人物である。


彼の成功の鍵はいったいなんだったのだろうか?

その本の1節にはなんと書かれていたのだろうか?

Carnegie02.jpg.pagespeed.ce.yk3CDpbjlz



◆答え

サー・ウィリアム・オスラーが出会った本の1節とは、

「われわれにとって大切なことは、遠くにぼんやりと存在するものに目をやることではなく、手近にはっきりと存在することを実行することだ」(イギリス歴史家トーマス・カーライル)

であった。


今も昔も、過去に起こった出来事に思い悩む人がいる。

また、未来への不安に押しつぶされそうになって苦しむ人がいる。

彼もまた過去や未来に悩んでいた。


ところが、この本の1節に出会ったことで、「今日一日の枠のなかで生きる」ことの大切さに気づいたのである。

今日できることに集中し、毎日を過ごしたのである。


やがて、偉大な医師として世界中の人々に名を刻んだのである。

Sir_William_Osler



◆ななころの体験談と実践

今、コロナが世界中を混乱させています。

コロナ感染が不安だったり、コロナの影響で生活がどうなるか不安の方もいることでしょう。


新型コロナウイルスに感染した東京都内の30代の女性が、自宅療養中に自殺したという悲しいニュースまで飛び込んできました。


=== 記事一部引用 ===

コロナ感染の30代女性が自宅療養中に自殺か 「娘が学校で居場所なくなるかも」と生前、夫に語る

 新型コロナウイルスに感染した東京都内の30代の女性が、自宅で療養中に亡くなっていたことが捜査関係者への取材で分かった。自殺とみられる。小学生の長女も同時期に陽性と判明。女性は生前、「学校でコロナを広めてしまった可能性がある。娘の居場所がなくなるかも」と夫に悩みを打ち明けていたという。

(2021年1月22日 東京新聞記事より)

=== ここまで ===


ななころも未来の不安、過去への後悔で眠れなくなることもあります。

初めて物件を買って大失敗をしてしまった時も本当に苦しい日々でした。。。


きっとこれからも失敗することもあるでしょう。

戻ってやり直したい過去もあります。


それでも、今日一日の枠の中で生きるように日々を過ごしていこうと思います。



◆編集後記

ほんとうに今は世紀末かというほど、先の読めない時代になりましたね。

日本の将来を考えると不安でしかありません。


カーネギーがこの「道は開ける」を書いた当時と比べ、さらに生きにくい時代になってきていると感じます。


それは、未来、過去そして、現代社会ではもう1つ現在の悩みが追加されているからです。

当時にはなかったTVやネットやスマホで、「世界中の今の悩み」が垂れ流されているからです。

自分自身の未来や過去に悩むだけでは済まなくなっていると思うのです。


だからこそ、「自分の今」に集中し生きていくことが求められているのだと感じた次第です。