相場よりも圧倒的に安く買うための大前提 | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。


From:ななころ
プライベートオフィスより


◆前回のあらすじ

前回の記事では、「不動産投資で儲けるための最もシンプルな方法」についてお話をしました。


区分投資、新築アパート投資、地方高利回り投資、、、

不動産投資のスタイルはたくさんありますが、究極はここに辿り着きます。


「相場よりも圧倒的に安く買う」


ななころも不動産投資をスタートした12年前は不動産投資ド素人だったわけで、筋の良くない物件を買ってしまったり、いろいろと苦労しました。。。


それでも、ななころがある程度の経済基盤確立し、今の自由な生活を謳歌できているのも、「相場よりも圧倒的に安く買う」ことができたことが1つの要因だと考えています。


それでは、「相場よりも圧倒的に安く買う」にはどうしたらいいのでしょうか?

3460511_s



◆相場よりも圧倒的に安く買う「大前提」

ななころがこれまでさまざまな不動産投資成功者に出会ったり、実践や経験から学んできて、相場よりも圧倒的に安く買う確率を上げるための方法やノウハウはたくさんあります。


これからそのいくつかをシェアしていこうと思いますが、その前に「大前提」があります。

残念ながらこの前提を外すと、あなたがどんなにノウハウやテクニックを駆使したところで、安く買える可能性は低くなってしまいます。


その「大前提」とは何でしょうか?


それは「価格推移を見極める」ということです。


たとえば、「2千万円値引きに成功!」といっても、価格が高騰している時期に2千万円値引きするのと、低落している時期に2千万円値引きするのとでは大違いですよね。


高騰している時期に2千万円安く買ったとしても、その後市場価格が下落して、相場が2千万円以上安くなったら「せっかく値引きに成功したのに・・・」となります。。。



◆現在の収益物件の市場動向

それでは、現在の収益物件の市場価格はどうでしょうか?


以前からブログを読んでくださったり勉強熱心な方はご存知だと思いますが、今の時期は残念ながら全体としては高騰しています。


つい先日出された「健美家 収益物件市場動向レポート2020年10月期」を読んでも明らかです。

下記のグラフをご覧になってみてください。


スクリーンショット 2020-11-06 11.17.45

スクリーンショット 2020-11-06 11.18.07

スクリーンショット 2020-11-06 11.18.30


区分、1棟アパート、1棟マンション、どれも明らかに高止まりしていることが分かります。


・区分マンション:2014年10月期 1,191万円 → 2020年10月期 1,513万円

・1棟アパート:2014年10月期 5,402万円 → 2020年10月期 6,600万円

・1棟マンション:2014年10月期 14,771万円 → 2020年10月期 16,482万円




◆2012年10月期と比べると・・・驚愕

もっと言うと、2000年以降に価格が底だった2012年ごろと比べると、さらに価格差は広がります。


健美家 全国投資用不動産 市場動向レポート 2015年1月~3月期」では、次の通りです。


スクリーンショット 2020-11-06 11.32.06

スクリーンショット 2020-11-06 11.32.30

スクリーンショット 2020-11-06 11.33.02


・区分マンション:2012年10月期 877万円 → 2020年10月期 1,513万円

・1棟アパート:2012年10月期 4,277万円 → 2020年10月期 6,600万円

・1棟マンション:2012年10月期 13,190万円 → 2020年10月期 16,482万円



なんとっ!?

区分マンションでは600万円、1棟アパートでは約2300万円、1棟マンションでは約3300万円もの価格差があります・・・驚


たとえば、今、売出価格6000万円の1棟アパートを、ノウハウやテクニックを駆使して600万円値引きして買えたとしても、数年後に2000万円も下落したら目も当てられないですよね。。。

これだけ不動産は「買う時期が重要」だということが分かります。



◆今後の収益物件の価格推移はどうなる?

それでは、これから収益物件の価格はどうなるのか?


融資も厳しくなっている今、コロナの影響もあって、これから価格が下落する可能性は高い。

日本は急速に人口減少していますし、外国人が入国しづらいとなれば、入居需要は低迷します。



さらに、バイデン氏がアメリカ大統領に選ばれるようでしたら、「経済よりもコロナ重視」の政策となるでしょうから、日本への影響も大きなものとなります。

オリンピックは中止となる可能性がさらに増します。


未来は神のみぞ知るではありますが、天気予報で言うと降水確率80%ぐらいのイメージでしょうか。


ですから、やっぱり「相場よりも圧倒的に安く買う」ために、「大前提」として、相場価格の推移を意識しておきたいところ。


どんなに凄いノウハウやテクニックを知ったところで、まるで意味が無くなってしまう可能性があることだけは抑えておいてほしいと思ってお伝えしました。



◆大前提を踏まえた上で・・・

とはいえ、全国均一に価格が同じように推移しているわけではないですよね。

価格推移がもっと緩やかなエリアもありますし、そもそも高騰していないエリアもあります。


また、独自の物件情報入手ルートを持っていたり、相応の金融資産を持っている方であれば、割安な物件情報が舞い込んでくる場合もあるでしょう。


そのため、まずは大前提を踏まえた上で、どうやって「相場よりも圧倒的に安く買う確率を上げる方法」について、次回お伝えしていきます。

(つづく)



◆編集後記

この記事を書いていて思い出しました!

「クリスマスプレゼントを急いで買っておかないと!」


クリスマスの時期になると、物によっては急騰しますよね。

特に子供向けのプレゼントは高騰します。。。汗


サンタさんは毎年悩むわけですが、今年は何をプレゼントしよう!?

303678