From:ななころ
プライベートオフィスより
毎週火曜日は名著「人を動かす」を7回読むプロジェクトの日なのですが、今回は予定を変更してお届けします。
◆不法投棄事件の経緯
昨夜、速報で不法投棄トラブルで警察沙汰なったことをお伝え
しました。
事件の発端は、土曜日の夜。
夜遅くに帰宅した歯科医院の息子さんが、家の前に捨てられているゴミを発見。
次の日、息子さんが家族に確認したところ、ゴミを捨てた人は家族には誰もいないことが判明。
何者かがゴミを投棄したのではないかという疑いを持ちました。
そこで、監視カメラを確認したところ、ななころの自宅地下からぞろぞろと人が出てくるのを確認。
そのうちの一人の男が、タバコを吹かしながら、ゴミを歯科医院の家の前に投棄していたことが分かったのです。
激怒した歯科医院の息子さんが、「今すぐ謝りに越させてください」と丁寧な口調ながらも、怒り心頭のご様子。
たしかに、それはそうですよね。。。
昨日の昼間の暑さで、ゴミは異臭を放ち、虫が湧き出している状態。
しかも衛生管理には人一倍気を使う歯科医院ですから。
ゴミを処分したくても触わることもできません。
ななころは打ち合わせで外出していたため、家にいた妻が監視カメラを確認。
妻から何通ものLINEメッセージと電話があり、打ち合わせ後にななころは急いで対応。
しかし、レンタルスペース予約責任者にメッセージや電話をするもつながらず。
レンタルスペースサイトからも予約責任者に連絡を取ってもらうも連絡取れず。。。
しばらくして、息子さんから「この後、一緒に警察に行ってほしい」という連絡があり、警察に行くことに。
ななころは20時ごろに最寄り駅に到着すると、一緒に車に乗せてもらって警察へ。
しかし、担当部署の警官は別の事件対応でおらず、伝言だけ依頼して帰宅。
警察からもレンタルスペース予約責任者に連絡することとなる。
そして、昨日は一旦対応終了。
バタバタで夜ご飯を食べる時間すらありませんでした。
◆本日現場検証
次の日、朝8時半ごろ、歯科医院の息子さんから電話あり。
昨晩遅くにレンタルスペース予約責任者と連絡が取れ、警察立会いのもと現場検証することに。
同じく不法投棄の被害を受けたスーパーの店長さんも参加。
小学生の登校時間を過ぎた静かな朝の住宅街に、警察3名、被害者3名、予約責任者1名と、近所のおばちゃんが見学する中、現場検証が始まる。
レンタルスペース予約責任者は、監視カメラを見せられると、
「やったのは私ではないが、投棄したのはたしかに利用者の一人」
ということを認める。
そこで、予約責任者からゴミを投棄した本人に連絡をさせる。
工場で働いているとのことでなかなか連絡がつかず、警察からも職場に連絡。
本人と連絡がつき、すぐに現場に来るように伝える。
約1時間後、現場に到着したゴミ投棄の犯人にご対面。
一見すると30代~40代の男性で、そんなに悪そうな人ではありません。
防犯カメラの映像を一緒に確認すると、犯行をすぐに認め謝罪しするにいたったのです。
◆予約時点から心配だったやり取り
実は予約者とは、やり取りの時点から心配がありました。
レンタルスペースは、「時間貸し」と「終日貸し」の2つのプランがあります。
長時間使用する場合は「終日貸し」の方がお得なのですが、間違って「時間貸し」で高い料金で借りようとしていました。
5000円ぐらい違うため、ななころは親切心から「終日貸し」の方がお得ですよと教えてあげたのです。
予約変更した方がいいですよって。
しかし、予約変更はしたものの、特にお礼のメッセージはありませんでした。
別にお礼のメッセージが無くてもいいのですが、「この人、ちょっと変だな」と違和感を持ったのです。
今思い返せば、その違和感を大切にして、もっと注意をしておけば良かったなと・・・涙
◆過去最悪に汚い状態
さらに、退出後の部屋の状態が最悪だったのです。。。
部屋には食べカスが散乱し、なぜか机や床は水浸し。
キッチンには使い終わった大量の油が放置されていたのです。
さらに、値段は大したこと無いのですが、造花の花瓶も割れていました。
こんなにひどい状態は5年ほど運営してきて過去最悪でした。
とはいえ、次の日も予約が入っていて、夜も遅かったため、急いで清掃。
レビューで指摘しただけで、特に大事にするつもりはありませんでした。
泣き寝入りするしかないかなと思って諦めていたのです。
しかし、こんなことになるなんて・・・涙
◆レンタルスペースの対応
今回の事件の対応についてレンタルスペースに確認したところ、とんでもない回答が!?驚
まず利用者の個人情報をまったくもって持っていなかいことが分かったのです。
氏名と携帯番号と決済情報だけ。
もちろん偽名で登録することもできますので、逃げられたらほぼアウト。
犯罪に使用される危険性すらあることが分かったのです。
そして、レンタルスペース側から利用者への損害賠償などの請求は一切できないとのこと。
もし損害等が合った場合は、自分で請求するか、保険申請するしかありません。
連絡を取ってくれるぐらいで、間に入ってくれることもできないようです。
今回の事件のように、会場の外でトラブルが発生すると、さらに関わることができないとのことでした。
(それはある程度は仕方ないのかなと思うのですが・・・)
うーん、これではちょっと今後気軽に貸すことができません。
私の場合は自宅の地下だったので、遠隔地よりも把握はできると思っていたのですが・・・。
なかなかすべてが順風満帆とはいきませんね。
自分を戒めるための教訓だと思っている次第です。
◆編集後記
コロナの影響拡大以降、ちょっと不運が続いています。
ホームステイ受け入れはこれから2年はできなくなることでしょう。
国際交流の楽しみもそうですが、ホームステイ収入15万円/月がなくなるのも痛いですね。
また、ホームステイの普及活動も一切止まってしまっています。
ビジネスの売上は一気にゼロになりました。
そして、今回このレンタルスペースのトラブルです。
毎月収入を生み出してくれていましたが、しばらくストップです。
そんな折に、東京都から感染防止協力金の第二回の決定通知が届きました。
50万円が入金されるのは、不幸中の幸いですね。
ありがたや~。