銀行の貸出残高は統計開始以来の伸び率で、2ヶ月連続で過去最高を更新! | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

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わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。

From:ななころ
プライベートオフィスより


◆お金がじゃぶじゃぶ

コロナ関連の給付金や補助金、融資によって、お金がジャブジャブになっています。


昨日の記事では「休業協力金(or感染防止協力金)」の締め切りについて触れましたが、ななころも50万円頂きました。


そして今日、市から20万円が振り込みされていました。

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さらに、東京都は第2弾ということで、6月17日から受付をスタート。

第1弾と同様に50万円が追加で給付される予定になっています。

合計すると120万円にもなります。


この他にも給付金、補助金、そして融資があり、市場にお金が溢れています。

まさにコロナバブルと呼んでもいいような状況になっています。



◆貸し出しは過去最高、リーマン後を上回る!驚

たとえば、融資です。

先日、日銀が発表した「貸出・預金動向(速報)」によると、4月から2カ月連続で過去最高を更新し、伸び率の大きさは統計開始以来最大となったようです。

貸出平均残高は、前年同月比4.8%増加の562兆5464億円にもなっています。

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また、政府が新型コロナウイルス対策の公的融資を次々と打ち出していますが、4月以降に相談が急増。

リーマン後の09年度に実行した同様の融資制度の実績5兆1288億円を大幅に超える見通しと、下記の記事では出ています。


公庫への融資申込件数は、1月末―5月で約52万1000件。

承諾件数は約35万8000件で、承諾金額は約5兆9000億円。


=== 記事一部抜粋 ===

新型コロナで中小企業に未曾有の資金難。公的融資“リーマン後”超え相次ぐ

 

 政府系金融機関が5月31日までに決定した新型コロナウイルス対策の中小企業向けなどの公的融資の総額が分かった。日本政策金融公庫(日本公庫)は5月末までの約4カ月間で承諾ベースの融資額が5兆9000億円となり、リーマン・ショック後に過去最高となった2009年度の類似の融資実行額を超えた。商工中金は3―4月の2カ月間の融資実行額が、リーマン後の08年10―11月に実行した同様の融資に比べて約21倍になった。新型コロナが未曽有の資金難を招いている状況が明らかになった。


 

 日本公庫による新型コロナ対策の融資申込件数は、1月末―5月で約52万1000件に上る。承諾件数は約35万8000件で、承諾金額は約5兆9000億円だった。特に4月以降、相談が急増しており、20年度の融資実績は、リーマン後の09年度に実行した同様の融資制度の実績5兆1288億円を大幅に超える見通しだ。

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(2020年6月4日 日刊工業新聞 記事より)

=== ここまで ===



◆買い時は当分先になりそう・・・

記事の中では、「新型コロナが未曽有の資金難を招いている状況が明らかになった。」とありますが、果たして実際はどうなのでしょうか!?

本当に資金難で融資を受けている企業や個人事業主はどれだけいるのでしょうか。。。


貸す方は、普通は「存続が怪しい企業に融資するのはどうなの?」と慎重になります。

借りる方も、資金難な状況で、さらに借金を増やして火の車にしたいと思う企業は少ないですよね。


ですから、コロナで資金難というよりも、

「今すぐに必要というわけではないが、とりあえず借りておくか!」

「融資を受ける絶好のチャンス!これからのために借りておくか!」


という融資が多いのが実際のところなのではないでしょうか。


無担保、無保証人、さらに利子補給や据置期間まであるのですから。


そして、給付金や補助金でお金が入ってくる上に、コロナ関連融資でさらに資金が厚くなって、焼け太りしている企業や個人事業主、投資家も多いのではないでしょうか。


コロナ関連融資は「黒田バズーカー」「異次元緩和」どころの話ではありません。


市場にお金が溢れていて、行き先を探している状態になっています。


そしてその行き先は、1つは株式市場。

日経平均株価は予想を遥かに上回るペースで上昇しています。


もう1つは為替市場。

そしてもう1つが不動産市場です。


一時は「コロナの影響で絶好の買い時が来る!?」とざわついたのですが、メルマガでも触れた通り、これでは収益物件の買い時というのは当分先になりそうですね。。。



◆編集後記

現時点ではバブルの様相になっていますが、今後のコロナの影響いかんでは、これまで以上に深刻なシナリオに突き進む可能性もあります。


大抵のことはお金で解決できるのも事実ですが、本当に深刻な事態になった時、蓄えたお金やゴールドが無価値になってしまうことがあるのも事実です。



2024年の新紙幣の導入はいろいろな憶測を呼んでいますが、なんだか真実味を帯びてきますよね。

これからキャッシュレスの時代だというのに。

そして、政府もキャッシュレス化を推し進めているはずなのに・・・。


ということで、ななころはたとえ金や資産が無価値になっても、決して価値を失われないものに投資しているところになります。


それは、知識であり、情報であり、人脈です。

たとえすべてのものが失われたとしても、いつでもゼロからやり直せるように。