From:ななころ
エクセルシオールカフェより
◆三為業者の横入り
今日はとある銀行にお邪魔して、購入を検討している物件の融資について相談してきました。
融資はOKがもらえそうだったのですが・・・。
銀行訪問後に仲介業者に電話をすると、三為業者に強引に横入りされたことが判明。
競売寸前になっている任売物件のため、売り主が返済に追われかなり弱気な状態。
そんな売り主の心理状況に漬け込み、売り主が三為業者と契約を結んでしまったとか!?
すでに1300万円以上も金額が上乗せされて市場に出回ってしまっています・・・汗
こんなありえない金額で買う人はいないとは思いたいですが、何も知らない素人サラリーマン投資家がはめ込まれて、高値掴みさせられているケースで溢れていますからね。。。
一旦保留となってしまいました。
物件購入の件は残念ではありますが、賢明な投資家が多いと信じて気長に待つとしますか。
◆銀行にいろいろと聞いてきました
さて、今日は銀行訪問ついでに色々と聞いてきました。
1.収益物件への融資姿勢について
まず収益物件への融資姿勢についてですが、以前と比べて収益物件への融資は厳格化しており、審査も慎重で時間も長くなったのは確かだそうです。
しかし、依然として積極的に融資はしていきたいと考えているようです。
銀行が融資に積極だということは、次のグラフからも分かる通りです。
バカみたいに融資をしていた頃からは減っていますが、前年比も増えており、融資残高は右肩上がりです。
そのため、価値ある物件を探し出し、正しい手順で融資打診をすることによって、今でも問題なく融資を出す銀行は出しているなと感じました。
(世に回っている「融資が厳しい」という情報は、ほとんどの場合は「アパートローン(属性融資)」を指していたり、その不動産業者に問題があったりします。あまり鵜呑みにしないように注意したところです。)
2.「新型コロナウィルス関連の融資」について
昨日ブログの記事で書いた「新型コロナウィルス関連の融資」は大きな反響がありました。
実際のところ「新型コロナウィルス関連の融資」への問い合わせや実績がどうなのかを聞いてみました。
いろいろな人が読んでいるブログで話せるところは限られるのですが、どの企業も新型コロナウィルスの影響を受けており、問い合わせが多くなっているそうです。
それどころか、一部では銀行から企業へ連絡して、「新型コロナウィルス関連の融資」を勧めているところもあるそうです。
ですから、私たち大家や不動産投資家にとっても有効な融資実行手段の1つにはなりそうです。
(とはいえ、お伺いした銀行の担当者の話しでは、新規物件購入においては「新型コロナウィルス関連の融資」をわざわざ使う必要もないとおっしゃっていました。)
3.予想以上に企業のダメージが大きい
ななころがお伺いした銀行の担当者いわく、今回のコロナショックは予想以上に企業のダメージが大きいとも言っていました。
リーマンショックの時よりも深刻な事態になるかもしれないと。
ななころがヒアリングした銀行は2行だけなので、日本のすべての地域の企業が深刻な事態になっているかどうかはわかりません
とはいえ、銀行は企業の財務状況を把握している存在ですし、世の中で言われているよりも、かなり深刻な影響が今後出てくるかもしれないなと感じた次第です。
◆編集後記
今日の午前中は、新型コロナウィルスの影響で行き場を失った子どもたちのために、近くの公園でホッケー教室を開催していました。
学校が休みになり、夫婦共働きで子供たちだけで家にこもってゲームやYoutube三昧。
ストレスも溜まりがちで、かえって不健康。
近所の子供たちのためにできることがあればと、急遽取り組み出した試みです。
しかし、思わぬ事態に発展・・・
公園を通りかかったおばちゃん(おばあちゃん?)からクレームが入ったとかで公園の管理人から注意が・・・
(実際は管理人というよりも清掃人)
なんでも、「ここはボール禁止だからやめてください」だとか!?
えっ!?
他には誰もいないじゃん???
遊具もなく、いつもほとんど人が来ない広場でしょ!??
ましてや平日の午前中で誰も来ない。
たしかに「迷惑なボール遊びは禁止」と看板がありますが。
プラスチックの小さいボールですし、ゴルフボールや硬式の野球ボールのように当たって危険でもない。
それでも「何かあったら責任問題になるのが怖い」のだそう。
隣の広場では、おじいちゃんおばあちゃんがゲートボールをやっている。
公園はいったい誰のためのものなんだろう。
いつからこんな世の中になってしまったのでしょう。