沖縄は空前のバブル!?沖縄で不動産投資はどうなのか? | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

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わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。


From:ななころ

エクセルシオールカフェより


◆沖縄から帰ってきました。

1週間ほど家族で沖縄旅行に行っており、先日帰ってきました。


私の名前をご存知の方は気づいていたかと思いますが、私には半分沖縄の血が入っています。

祖父母が新宿歌舞伎町で沖縄料理店をやっていたこともあり、幼い頃からサンシンを聞いたり沖縄料理を食べて育ちました。


人間不思議なもので、晩年になればなるほど幼い頃に使っていた言葉になるようで、祖父母はどんどん沖縄の方言が強くなり、晩年はほとんど何を話しているのか私には理解できませんでした。

それでも、沖縄独特の話し方やイントネーションは、沖縄に帰る度に懐かしさがこみ上げてきます。


私の祖父母のお店です。

~ 記事一部抜粋 ~

新宿歌舞伎町で67年 沖縄料理店「南風」閉店へ

 創業67年を数え、東京の沖縄料理店で草分け的存在の新宿歌舞伎町の「南風(なんぷう)」が今月末で閉店することになった。店主の前田清美さん(68)は「体力的にきつくなって、継ぐ人もいない。引き際だと思う」と話す。沖縄出身者の心のよりどころだった老舗が消えることになる。

(2015年3月7日 琉球新報より)

~ ここまで ~

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◆あえてゲストハウスを利用する理由

沖縄は子供も大好きで、なんだかんだ毎年行っているのですが、初日によく利用するゲストハウスがあります。


そのゲストハウスは、1泊1800円という激安だけあって、とにかく不便です(笑)。

ドミトリータイプだと、1室に2段ベッドが複数置いてあって、知らない人と一緒に寝ます。

もちろん風呂トイレ洗面所は共用どころか、トイレは男女で個室が分けられているものの隣り合っており、音などは筒抜けです。


しかし、なぜあえてそんな不便なところに泊まるかというと、何より宿泊者同士の交流が楽しいのです。

せっかく沖縄に来たのですから、ホテルに泊まってばかりではつまらないじゃないですか!?


世界中からゲストが利用しており、共有スペースでよく談笑しているのです。

今年はスイス人とアメリカ人とブラジル人の談笑の中に、我が家のイタリア人の娘(ホームステイしている子)と一緒に入れてもらって夜遅くまで会話をしていました。


そして、実はもう1つ、ゲストハウスを利用する理由があります。

その理由は後半に譲るとします。

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◆沖縄はバブル

沖縄に到着して、空港からゲストハウスにタクシーで向かう途中、すぐに気がついたことがあります。

3年前に来た時は、ゲストハウスの周辺は真っ暗で、お店もほとんどありませんでした。


しかし、新しいお店だらけなのです。

特に居酒屋、レストランなどの飲食店がひしめいていました。


タクシーの運転手と話していましたが、ここ最近の沖縄は本当に景気が良いようです。

移住者が増え、外国人観光客が増えて、空前の好景気になっているようでした。


しかも本島だけでなく、各島も絶好調。

つい最近ではこんな記事もありました。


~ 記事一部抜粋 ~

宮古島「地価500倍」のバブル 土地という土地が「東京」に買い占められている
 

 宮古島は沖縄の主要な島の中で、これまではもっとも「田舎」と呼ばれてきた。沖縄本島はもとより、石垣島よりも開発は遅れ、島の産業はサトウキビやゴーヤの栽培といった農業が主体で観光は二の次だった。島は閉鎖的で移住者などが来ようものなら、本土からの「流れ者」ではないか、といった疑いの目つきでしか見られてこなかった。実際、14年度で観光客数は43万人にすぎず、同年度の石垣島が110万人強であったのとは対照的である。

 

 ところが伊良部大橋が開通した15年度以降、観光客数は増え続け、17年度は98万8000人に膨れ上がった。18年度は110万人から120万人になったと予測されている。

 

 観光客の急増で大問題になったのがホテルや旅館の不足だ。17年度末で島のホテル、旅館数はわずか46棟2432室にすぎない。ここに100万人を超える観光客が押し寄せたのだからたまったものではない。

 

 そしてこの激変ぶりを東京の大資本が見逃すはずはない。島は空前のホテル新設ラッシュとなった。


(2019年4月2日 文春オンラインより)

~ ここまで ~





◆沖縄で不動産投資は難しい・・・

こういった記事を見ると、「沖縄で物件がほしい!」と思うようになるものです。


しかし、次の理由から沖縄での不動産投資は本当に難しい。。。


1.沖縄は利回りが悪過ぎる

沖縄の台風は凄まじいものがあります。

昨年のブーメラン台風の時にも甚大な被害をもたらしましたが、木造だと家ごと飛ばされます。


そのため沖縄の建物はほぼRC(鉄筋コンクリート)で、建築コストが高いのです。


さらに、塩害もあるため、建物のメンテナンス費用は大きくなります。

鉄部はすぐに錆びしてしまいます。


一方で、沖縄県民の所得は全国最下位に位置しますので、払える家賃相場も低くなります。

そうなると、当然利回りは低くなります。

おおよそ6%~8%といったところが平均です。


 

2.よそ者嫌い

これは沖縄に限った話しではなく、全国どこでも田舎では良くあることですが、沖縄の人は排他的なところがあります。

よそ者が嫌いなのです。

(沖縄の男性はシャイな所があって、嫌いというよりも苦手といった方が適切かもしれません。)


そのため、沖縄以外の人に土地を売ったり、貸したりすることを嫌がる人が少なくありません。

東京の友人が空き家を借りようとしたところ、「東京の人には貸せない」と言われてしまい、沖縄に血縁のある私が間に入ったこともありました。


ですので、私が仮に沖縄に不動産を買えたとしても、よそ者を入れるような賃家にしたら、近隣住民に大反対にあってしまうかもしれません。

かといって、沖縄の人に貸しても高く貸すことはできないのです。



3.新築はまず無理

建築コストが高いという理由もありますが、沖縄は山と海と米軍基地に囲まれていて、そもそも土地が限られています。

モノレールを中心とした人気エリアはほぼ開発しつくされており、便利な場所には土地がありません。


もちろん沖縄にもまだ開発されていない地域もありますが、それこそ未開のジャングルを切り開いて建設するような感じです。


そのため、新築はまず難しいのです。


以上のような理由から、沖縄での不動産投資はかなり難しくなります。


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◆参入障壁が高い = 長く安定して儲かる!

とはいえ、不動産投資において「参入障壁」はとても重要です。


足立区にかぼちゃの馬車物件が乱立して一気に賃貸需要が崩れたように、横浜に新築狭小アパートが乱立して周辺の物件の空室が急増したように、参入障壁が低すぎるとたちまち競争に巻き込まれてしまうからです。

こういったことをちゃんと言ってくれる不動産投資家や不動産業者は、多くはありません。


沖縄エリアが手を出しにくいということは、それだけ参入障壁が高いということでもあります。

参入障壁が高いからこそ、長く安定して儲かる可能性があるのです。


そのため、私は沖縄のゲストハウスや民泊にとても興味を持っています。

沖縄を訪れる旅行者が年々増えている一方で、宿泊施設が圧倒的に足りていないのです。

さらに人手不足です。


ここにチャンスがあるのではないかと考えている次第です。

冒頭の私がゲストハウスにあえて泊まる理由のもう1つは、査察も兼ねているということなのです。



◆編集後記
 

毎年楽しく泊まるゲストハウスですが、今年はとんだ災難でした。

 

建物はレオパレス物件も真っ青の防音です。

 

目の前の道路で、朝までパトカーと暴走族?の追いかけっ子。

 

うるさくてまったく眠れませんでした・・・(苦笑)


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