From:ななころ
プライベートオフィスより
◆新元号「令和」と発表
本日11時頃、日本中が注目する中、新元号が発表されました。
私も自宅で仕事をしながら、新しい元号が何になるのか、ネット中継を聞いていました。
新しい元号「令和」の由来は、安倍首相によると、
「厳しい寒さの後に春の訪れをつげ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人があすへの希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたいとの願いを込め、『令和』に決定した」
との説明がありました。
◆新しい元号をどう感じましたか?
ところで、みなさんは「令和」という元号をどう感じましたか?
ネットの意見を眺めていると、実に面白いものです。
・「令」という字が、「冷」という字や「命令」を連想されるため、あまり良くない・・・。
といったネガティブな意見から、
・「レイワ」という響きが良い。
といったポジティブな意見、
・ 「そんな大騒ぎすることでもでない。」
といった冷めた意見まで、実にさまざまです。
どうとでも取れる1つの漢字から、受け取り方がまったく違うというのは、本当に面白ろいなと感じます。
普段情報を発信する私としてはとても興味深く見ていました。
◆どう感じたかで、あなたのタイプが分かる?
まず、今回の反応で面白いなと感じるのは、同じ「令和」という漢字でも、
・漢字から連想する「視覚タイプ」の方
・読みの響きから連想する「聴覚タイプ」の方
いることです。
どちらかというと、女性は響きを綺麗と感じる方が多く、男性は見た漢字のイメージから感じる方が多いようでした。
ここから何が分かるかというと、普段あながた情報を、「耳」からのインプットを重視するタイプか、「目」からのインプットを重視するタイプかが分かります。
不動産投資においては、セミナーや動画から情報を重視する方が聴覚タイプで、本やネットから情報を重視する方が視覚タイプです。
聴覚タイプの方は、どんどんセミナーや動画で勉強していくと入ってきやすい一方で、言葉巧みなセミナーなどで買わされてしまうことを注意するといいかなと思います。
一方で、視覚タイプの方は、書籍などの活字からどんどん勉強されると良いですが、あまり頭でっかちになってしまわないように注意するといいでしょう。
◆あなたの性格も分かる?
また、「令和」という同じ1つの漢字から、ネガティブな発想をした方とポジティブな発想をした方がいたようです。
これも実に面白いなと思います。
同じ漢字や言葉でも、受け取る人がどう感じるかは、その人のこれまでの人生や感情が紐付いてくることが多々あります。
たとえば、「手紙」という漢字があったとします。
「手紙」という漢字を見て、あなたはどう感じますか?
ある人は学生の頃のラブレターの淡い思い出を連想する方もいるでしょう。
またある人は、果たし状のようなものを連想する方もいるかもしれません。
中国人が見たら、「トイレットペーパー」という意味になりますので、トイレに入っている時に紙が無いことに気づいた時の感情を思い出す人もいるかもしれません(笑)。
また、友人とLINEで以下のような会話をしていたとします。
Aさん 「明日、駅前に遊びに行こうよ!」
あなた 「私も行きたい!」
Bさん 「何で来るの?」
Bさんにこう言われて、あなたはどう感じますか?
Bさんの言い方が誤解を招くと言えばそうなのですが、Bさんに「何しに来るの?(こないでよ)」という批難のようなネガティブな感情を抱いた方もいるかもしれません。
一方で、どうやって行くのか「手段」を確認するようなポジティブな感情を抱いた方もいるでしょう。
このように、同じ文字や言葉でも、受け取る人によってまるで受け取り方が違うということです。
ですので、「令和」という文字を見て、ネガティブな連想をした人はネガティブタイプの人、ポジティブな連想をした人はポジティブタイプの人かもしれません。
◆さらに、あなたの思考グセも分かる!?
「家」という漢字を見た時、あなたはどんな家を連想しますか?
だいたい次の3タイプに別れます。
1.あなたが子供の頃に住んでいた家を連想するタイプ
2.あなたが今住んでいる家を連想するタイプ
3.あなたが未来に住むことを描く理想の家を連想するタイプ
実はこの質問を投げかけると、7割の人が昔に住んでいた家を連想し、2割の人が今住んでいる家を連想します。
これから住む理想の家を連想する人は、ごくわずかです。
私は「ライフデザイン実践会」という、人生を自由に描くことを理念に掲げた会を運営していますが、過去や今に縛られて、人生を自由に描くのが苦手な人がなんと多いことか!?(驚)
しかし、今回「令和」という漢字から、明るい未来の日本をイメージした人が多かったことは、驚きとともに嬉しく感じました。
私としては、日本人の大切な習慣である「礼」によって、日本に訪れた世界中の人々が「和」むような未来になったらいいなと感じた次第です。
◆編集後記
今日は、我が家に来てくれたいろいろな国の人からメッセージがありました。
「日本は新しい時代になったんだよね?」
「歴史的な一日だね!」
海外の人たちが、日本の出来事に関心を示してくれてとても嬉しく感じました。
元号というのは、使うには不便な時もありますが、その時代その時代の色や特徴を、その感じに染み付かせてくれるとても大切なものだなと思いました。
5月から「令和元年」。
いったいどんな時代になるのでしょうか・・・?