From ななころ
プライベートオフィスより
◆目標計画の大切さは知っているけれど、大嫌い
私たちは目標計画を作成することの大切さは知っている。
成功哲学の始祖とも呼ばれるナポレオン・ヒルの著書「思考は現実化する(きこ書房)」においても、第1の原則となっているのは「明確な目標」。
職場において良く聞く「PDCAサイクル」も、最初は「Plan(計画)」からスタートする。
しかし、だいたいが単なる「絵に描いた餅」。
目標を達成することはできない。。。
それでも目標に向かって努力実行した結果が達成できないのであればまだ良い方。
だいたいは3日で実行しなくなり、1ヶ月も経つと忘れる。
「あれ?目標って何だっけ?」となる。
私たちが夢や目標を達成できないのはなぜなのでしょうか?
◆目標を立てることにウンザリ
目標を立てることにウンザリしているその理由の1つは、私たちはいつも目標に追い立てられているから。
「年間の計画は?」
「今月の目標は?」
「今日のノルマは?」
社員は上司から言われ、上司は役員から言われ、役員は社長から言われる。
営業マンでなくても、ウンザリするほどの目標、目標、目標、、、
しかも、過去の実績の延長で結果を求められる。
「去年はこれだけやったから、今年はこれだけやれ!」
「先月はこれだけしかできなかったんだから、今月は必達だ!」
身の丈に合った目標を立てても、ありえない目標を立ててもいけない。
そこに自分自身の意見はまったく反映されない。
「あぁ~、もうウンザリ・・・」
私は会社の年間計画づくりが大嫌いでした。
そもそも目標を立てたくない。
せっかくのプライベート時間まで考えたくない。
目標を立てることが辛い・・・。
そんな状態だから、目標や夢を考えても何も出てこない。
目標の大切さは知っているけれど、目標を立てることをしたくない。
無理矢理絞り出した目標や夢なのに、全然ワクワクしてこない。
それでは、目標や夢をワクワクしながら考えるにはどうしたらいいのでしょうか?
◆毎年初めは目標作りから
そこで、毎年初めの基礎から学ぶ不動産投資予備校では、「目標達成」をテーマに開催しています。
今年は、先日の土曜日2月23日(土)にライフデザイン実践会の会員限定で開催。
1人では後回しにしがちな年間の目標や人生の目標を、一日かけてじっくり目標作成に取り組みます。
ウンザリする目標ではなくて、ワクワクしてくる目標。
3日坊主では終わるのではなく、ずっとモチベーションの火を燃やし続ける目標。
そんな目標を一緒に作成していきます!
しかも、ただの目標策定のセミナーでありません。
目標を達成しないと気が済まなくなるように仕掛けを施した、人間の脳の仕組みを利用した目標達成プログラムです。
◆人間の脳の仕組みを理解しているからこそできる目標達成プログラム
講師をして頂いた井上崇久講師は、「アクティブ・ブレイン・セミナー」という、脳の使い方を教え、脳を活性化させ、記憶力を飛躍的に向上させる指導をしています。
受講者のうちほぼ全員が、頭の使い方を学び、160個の単語をほんの数時間で頭に入れて、次の日も記憶していることを体感しています。
受講者がみな一瞬で記憶できる脳の使い方を学びマスターしていくのです。
今回のプログラムは、人間の脳の仕組み仕組みに基づいた目標作りがテーマです。
他の目標達成セミナーとはまったく異なる、人間の脳の仕組みを理解しているからこそできるプログラム。
人間の脳の仕組みを理解しているからこそ、「どうやったらワクワクするのか?」「モチベーションを続かせるにはどうしたらいいのか?」をプログラムに落とし込んでいきました。
◆受講者の声
受講者の声を一部紹介させていただくと・・・
初めて受講された方からは、「良い意味で期待を裏切られました!」「目標をちゃんとこれまで立てたことがなかった」といった声がありました。
昨年参加された方は、「アパート一棟購入を目標にしたところ本当に買えました!」今回も受講された方も多数いました。
◆目標を立てることには2つの重要な意味がある
目標を立てることには、「2つの重要な意味がある」と私は考えています。
1つ目の意味は、私たちが「より良い人生を描くため」には欠かせないものだからです。
たとえば、こんな研究結果があります。
あたなができることを「10」だとして、今年一年の年間計画を、
A.自分の力以上に「12やる!」という計画を立てた人
B.無理しない範囲に留めて「6やる!」という計画を立てた人
C.何も計画を立てなかった人
この3者の1年後の結果に、 どういう違いが出たでしょうか?
1年後の結果を見ると、
Aの人は、「12」のうち「8」~「10」達成することができました。
Bの人は、「6」のうち「4」~「6」達成することができたのです。
しかし、Cの人は、最もがんばった人で「2」しか達成できなかったのです。
まったく達成したものがなく、「0」だった人もいたそうです。
もちろん達成した項目の中身も重要になります。
達成した項目の数だけではありません。
それでも、Cの人は、往々にして、「過去の延長が未来」になってしまう人が多いのです。
「今まで通りの自分でいいの」となってしまうのです。
目標のたて方に、「A」「B」と違いはあるものの、目標をたてた方が、より良い人生を描くことができることは間違いなさそうです。
「世間でやり手と呼ばれるような機敏で活動的な成功者は、ほとんど何をするにも、明確な目標をもって動いている。彼らは明確な動機と計画に従って行動し、目指すものを知り、そこに達するまであきらめないことを固く決意しているので、だいたいは目的を達成する。」
(アンドリュー・カーネギー)」
◆目標を立てることのもう1つの重要な意味は?
そして目標を立てることのもう1つ重要な意味は、「生きるための糧」になるということです。
第二次世界大戦中、約110万人が犠牲となったされるナチス・ドイツ最大の「殺人工場」、アウシュビッツ強制収容所。
劣悪な住環境や食糧事情、蔓延する伝染病、過酷懲罰により、9割以上が命を落とし、生き延びたのはわずか5万人程度だったとされています。
ユダヤ人精神分析学者がみずからのナチス強制収容所体験をつづった「夜と霧」によると、多く人が「クリスマを過ぎて命を落としていった」とあります。
なぜなのでしょうか?
多くのユダヤ人が「いつ開放されるのか分からない」ことに苦しんだのです。
そして、「クリスマスには開放される!」という目標を持つことで、苦しい環境に耐えて生きながらえていました。
しかし、クリスマスを過ぎても開放されることはありませんでした。
「クリスマスには開放される!」と信じていた人は、目標が失われ、急速に抵抗力を失い、命を落としていったそうなのです・・・。
つまり「目標を持つ」ということは、苦しい時に「生きるための糧」になるのです。
人生においても、不動産投資においても、楽しいことだけではありません。
想定外のことはあります。
悲しいことや、苦しいこともいっぱいあります。
銀行への借金を返済できなくなり、自ら命を断ってしまう人すらいます。
そんな時、目標さえ持っていれば、生きることができます。
生きていれば、次につなげることもできます。
目標が生きるための糧になるのです!
ですから、目標を持つことで、「より良い人生を描く」こともできるし、「辛い時の生きる糧」にもなると私は考えている次第です。
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◆編集後記
「息子が京大に受かりました!」
先日、ライフデザイン実践会の会員限定LINEグループで、会員さんから嬉しい報告があったのです。
息子さんが、今回の目標達成プログラムの元になっている「アクティブ・ブレイン・セミナー」を受講したことで、特に英語が向上し、京都大学に見事合格したそうなのです。
ライフデザイン実践会では、不動産投資だけでなく、人生を自由に描くための自己投資につながるテーマもガンガン取り扱っていますが、このような報告は本当に嬉しく思います。
そして、会員だけでなく、会員の家族がハッピーになることが何よりも嬉しいのです。