◆スルガ銀行とのお付き合い
スルガ銀行から借りたのは、
今から8年前の2010年。
当時は、東京在住のサラリーマンが、
地方で高利回り物件を購入するには、
とても頼りになる存在でした。
僕は2棟目の物件を購入した際に、
なかなか融資先が見つからなかった時に、
がんばってくれました。
==<当時の借り入れ状況>==
物件:4000万円
構造:重量鉄骨
築年:16年
融資:3600万円
期間:30年
金利:4.5%
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金消契約を結んだ当時のことを、
ブログの記事にも残していました。
銀行員とのやり取りなど、
生々しいところまで当時は記していたのですね。
スルガ銀行の金利は高いですが、
物件の表面利回りが21%だったため、
毎月の家賃収入約70万円に対して、
返済が約18万円でしたので、
手残りは50万円以上あり、
返済比率も問題ありませんでした。
スルガ銀行が融資をしてくれたことにより、
2棟目の購入した物件は、
大きな収入の柱となってくれたのです。
サラリーマン時代は、
「もう少し融資を受けたいな」などと考えて、
借り換えや無理な金利交渉はせずにいました。
がんばってくれた事にとても感謝しています。
※2棟目の収支はこちらで公開しています。
◆サラリーマンを辞めた途端冷たくなる。。。
しかし、サラリーマンをやめた途端、
案の定、冷たい対応となります・・・笑
(まぁ、それは仕方ないですが。)
しかし、スルガ銀行とのお別れを決意したのは、
やはりかぼちゃの馬車問題です。
組織ぐるみでの不正があったことはもちろんですが、
真っ当に融資を受けて、長年返済してきた客に対して、
対応が不誠実極まりない。。。
かぼちゃの馬車オーナーを始めとして、
経営が危うくなっているオーナーに対しては、
ぞくぞくと1%前半の金利となったり、
「柔軟に個別対応しますよ」と言っている一方、
「金利がそのままでも払える人は払ってください」
と言わんばかりの対応。
ついつい感情的になり、
担当者を電話で怒鳴ってしまったこともありました。
、、、といろいろと言いたいことはあるのですが、
ここまでにしておきます・・・(笑)
ブログは愚痴を言う場ではなく、
有益な情報をお伝えする場としたいので。
◆借り換え完了
ということで、
数ヶ月前に借り換えを決心して、
ようやく借り換えが完了しました。
8年間お世話になりました。
そして、借り換えすることによって、
金利は「4.1%」 → 「1.3%」へと、
大幅に下げることができました。
(2年目に0.4%だけは下げてもらっていました)
毎月の返済額は変えずに、
返済期間を「残22年」→「12年」に、
10年も大幅に短縮することができました。
すでに投下した資金は回収し、
未だに潤沢なキャッシュフローがあるとはいえ、
不動産賃貸業は斜陽産業です。
これから20年以上も返していくことには、
多少の不安がありました。
(S信金など)融資期間を長く取って、
キャッシュフローを出す投資家もいますが、
20年後なんてどうなっているか分からないですからね。
しかし、残12年であればほぼ不安はなくなります。
ある程度の未来予測もできますし、
臨機応変に対応することができます。
「融資期間はできることならば短い方が良い」
というが僕の方針です。
◆経済基盤確立レベル2に到達へ
もう1つの物件も、来年7月に完済しますし、
ようやく経済基盤の確立はレベル2に到達します。
僕の不動産投資スタイルは、
なるべく少ない物件数で、
筋肉質な財務体質の不動産投資スタイルです。
不動産は好きですが、
物件をたくさん買っていきたいとは思っていません。
なりたいのは”専業大家ではない”からです。
不動産投資はあくまでも経済基盤確立の1つの手段であり、
ライフデザインを実現することが、
目的だと考えているからです。
ライフデザイン実現に向けて、
レベル2、レベル3へと階段を登っていきます。