◆以前によくもらっていた質問
この時期になると必ず、
こんな質問を受けていました。
(最近はめっきり質問が減りましたが)
「不動産投資で成果を出すには、宅建(宅地建物取引士)は必要でしょうか?」
「宅建(宅地建物取引士)は持っていた方がいいでしょうか?」
そうです。
昨日、日曜日は年に一度の宅建(宅地建物取引士)の試験。
ライフデザイン実践会の会員さんの中にもいましたが、
受講された方々、お疲れ様でした。
宅建ほど毎年20万人以上の受験者申込数を継続している
資格試験はなかなかありません。
今年の初めに、かぼちゃの馬車問題が発覚し、
不動産業者がバタバタ廃業していることもあって、
今年は受講者数は減るんじゃないかな!?
などと予想していました。
しかし、蓋を空けてみると、
・申込者数 : 265,444人
・受講者数 : 213,914人
昨年よりも受講者数は増えており、
さらに、ここ10年ぐらいでも、
最高の受講者数だったようです。
(速報値ですが)
毎年受講率は「80%」ぐらいです。
申し込みをしても、
100人いたら20人は受講しないので、
勉強していない人にとっては、
問題は難しい方が合格率が上がると、
僕は考えています。
宅建の場合、50問しかありませんし、
宅建業者の従業員は5点免除がありますので、
勘が冴えた人が受かってしまうのではないかと。
しかし、今年の試験は比較的簡単だったようで、
合格予測ラインは50点満点で「35点以上」と、
高めの予測がされているようです。
そのため、しっかりと勉強された方にとって、
合格しやすい環境だったのではないでしょうか。
◆この業者 & コンサル、信頼できるの?
「人前で不動産投資のことを語る以上、
宅建ぐらいは持っていないといけない。」
そう思い、僕も以前取得しましたが、
暗記にはとても苦労させられました。。。(汗)
不動産投資家に限らず、
不動産業者でも宅建の資格を持っている人は、
意外と少ないものです。
三為業者による売り逃げが問題なっていますが、
信頼できる業者かどうかを判断する1つの指標として、
「ひとつの事務所毎に、
5人につき1名以上の割合で、
専任の宅地建物取引士をおいているか?」
「資格をもっていないのに重要事項説明してないか?」
「売買契約の時に、宅建の資格免許を提示しているか?」
といった基本ができている業者かを、
チェックするのは良いかもしれません。
また、不動産投資コンサルにも、
宅建を持っているかどうか、
聞いてみるといいかもしれません。
不動産投資コンサルに宅建は必須ではありませんが、
コンサルをするぐらいなのですから、
宅建のような基本的知識ぐらいはおさえていないと、
僕だったら思います。
(もちろんこれで信頼できるワケではありませんが)
◆宅建は必要なのか?
さて、冒頭の質問の答えについては、
過去お答えした記事がありますので、
参照してみてください。
不動産投資をする上において、
たとえばこんな問題が役に立ってきます。
※多少、簡単な文章にアレンジしています。
<問題>
売買の申し込みをする際、
クーリングオフ(キャンセル)できるのはどれ?
A 仲介業者の事務所で申し込みを行った後、
自宅で契約した場合
B 仲介業者が自宅に来た時に申し込みを行い、
仲介業者の事務所で契約した場合
C 仲介業者をホテルのロビーに呼び出し、
申し込みを行った後、
仲介業者の事務所で契約した場合
▼メルマガも合わせてお読みください。