◆突然の廃業を告白した水戸大家さん
先日、自身のメルマガで、
突然「廃業」を告白した水戸大家さん。
「融資の引き締めによる、売上減少」
とメルマガには書かれていましたが、
そこには大きな違和感を感じたのです。
あれだけ派手にお金を使い、
儲かっていた(はず)会社です。
一気に廃業へと追い込まれたのは、
メルマガで言うように、
果たして融資の引き締めが、
本当の原因なのでしょうか・・・?
前回の記事の続きです。
▼前回の記事を読んでいない方は、下記からお読みください。
◆「〇〇大家」の第一人者
水戸大家さんのことは、
このブログに辿り着けるほどの方であれば、
ほぼ全員の方がご存じだと思います。
これまで、サラリーマン不動産投資業界で、
良くも悪くも大きな影響をもたらしてきました。
私の知っている限りでは、
ペンネーム「◯◯大家」を最初に名乗った、
第一人者ではないでしょうか。
たしか2008年ごろだっと思いますが、
サラリーマンとして働いていたこともあり、
ネット上で本名を明かしていませんでした。
不動産投資だけでなく、
情報商材をメルマガで販売するなどして、
徐々に商才を発揮していきます。
不動産業者として独立すると、
当時まだ不動産業界では珍しかった
「ブログ」+「メルマガ」を使ったマーケティングで、
一気に飛躍していきました。
短期間でここまで成し遂げた、
行動力と実践力は、純粋にすごいなと思います。
ただ、短期間で飛躍した影には、
いろいろと問題もあったようです。。。
◆私と水戸大家さんとの関係
私が所有している物件が、
水戸市の隣の日立市ということもあり、
水戸大家さんとは、すごい昔に、
何度かメールでのやり取りをしたことがありました。
過去に遡ってメールを確認すると、
2009年に何度かやり取りをしていたようです。
また、日立市で開催された大家の会で、
一度だけ直接お会いして話したこともありました。
あれから10年近くやり取りしたり、
会ったりしていませんが・・・。
◆廃業の本当の原因は・・・?
さて、突然の廃業宣言に違和感を感じるわけですが、
本当の廃業の原因はどこにあるのでしょうか?
誰でも彼でも読めるブログではあまり書けないので、
突っ込んだ話しはメルマガに譲りたいと思いますが、
「融資の引き締めによる、売上減少」とは別の所に、
廃業の原因があると私は考えています。
それは、メルマガを読み進めると、
少しだけ見えてきます。
「融資の状況ですが、好転する兆しが見えないので、
これはしばらく今の状況が続く… 」
「この状況だと、スタッフが何か悪いことを
起こしかねないな…」
「そんな高リスクな会社を
今後も経営していく自信が無くなったのです。」
まるで、かぼちゃの馬車を販売していたスマート社や、
その他シェアハウスを販売していた会社と、
同じような状況ではないですか。。。
どうもいろいろとやってしまったようですね。
融資情勢が原因というより、
そもそも銀行の出入りが、
できなくなってしまったのではないでしょうか。
しかも、それらが「社員が原因」かの口ぶりです。
その言い回しは、1人の経営者として、
ちょっとどうなのかなと残念に感じます。
ただ、あまり憶測で書くのも良くないので、
ここでは、ここまでにしておきます。
◆サラリーマン不動産投資の終焉
いずれにしても、水戸大家さんの廃業は、
サラリーマン不動産投資の歴史において、
象徴的な出来事になりそうです。
以前にも書きましたが、
「Sカーブの法則」に照らし合わせてると、
かぼちゃの馬車問題を転換期に、
サラリーマン不動産投資は9年~10年で、
収束していくと思われます。
(不動産投資ではなく、”サラリーマン不動産投資”です)
◆これからの不動産投資
とはいえ、不動産投資が、
経済基盤を確立するための1つの手段としての役割は、
今後も続いていきます。
融資の不正がなくなって、
下手な条件で買ってしまう素人が減る分、
よりチャンスが増えていきます。
私自身が良い物件が出るのを虎視眈々と狙っているように、
みなさんも狙っているのではないでしょうか(笑)
つまり、しっかりと儲かるポイントを抑えていれば、
まだまだ不動産投資は有効だと私は考えています。
人生を自由に描くために、
ともに不動産投資で経済基盤を確立していきましょう!
◆編集後記
昨日、お昼ごろにいったん家に変えると、
伝言板に、
「プールの級が上がったよ!」
と書かれていました。
しかも、続けて、
「ママと〇〇(弟)とパパのおかげだよ」
と添えてあったのです。
小学校3年生にして、
「おかげ」という言葉を使える息子を、
本当に誇らしく思います。
ただ、パパの名前が一番最後に書かれていたのは、
納得いきませんが(笑)