先日より記事にさせて頂いている、
(株)スマートデイズ(旧スマートライフ)についてですが、
かばちゃの馬車のオーナー説明会の音声を聞きました。
音声の提供元について、
詳しい情報が分からないため、
リンク先は張らないでおきます。
インターネットで検索して頂くと、
探せるかと思います。
2時間ほどの音声を聞くと、
オーナーに知らせられている事実とはまったく違う、
驚愕の事実が次々浮かび上がってきます。
オーナー説明会で発表のあった入居率については、
以下の通りです。
<入居率>
年月 提供部屋数 入居者数 入居率
2016年1月 2596室 1491人 57.4%
2016年12月 6734室 2344人 34.8%
2017年12月 11259室 5214人 46.3%
※資料からの抜粋ではなく、
音声から書き出したものなので誤りもあるかもしれません。
入居率がさんさんたる状況の中で、
次々とシェアハウスを販売し、建て続けていた実態が、
明らかになりました。
一方で、かぼちゃの馬車のビジネスモデルは、
入居者からの家賃収入ではなく、
人材紹介料だという説明がありました。
このビジネスモデルについては、
以前にも書かせていただきました。
「ス◯ートライフ社のか◯ちゃの馬車についてどう思いますか?」
前社長の大地則幸氏の著書にも、
そのような説明があります。
「「家賃0円・空室有」でも儲かる不動産投資(ダイヤモンド社)」
~ 本の内容紹介 Amazonより引用 ~
スマートライフ社による東京23区内に展開する女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」が不動産投資家の間でにわかに注目を集めている。事業開始2年で建設した500棟がすでに420人の投資家に購入され、さらに現在も急ピッチでその数を伸ばしている。その理由は何か? それは「家賃0円でも儲かる」という従来の不動産投資とは一線を画すまったく新しいビジネスモデルにある。
従来の不動産投資は購入した物件の家賃収入から利益を出すのに対し、かぼちゃの馬車は「家賃外収入」によって投資家に利益をもたらす仕組みである。
家賃外収入の中心は、企業からの仲介手数料。シェアハウスに入居する女性には、住まいだけでなく仕事も紹介。その仲介手数料が家賃に代わる収益となっている。すでに15000の企業と提携し、業種もIT、教育、飲食、アパレルなど様々で、入居者のコア層である「手持ちはないが、東京で独り立ちするしたい地方からの上京者」にとっても、職と住を同時に手に入れられるとして好評を得ている。
その他にも入居者の中心となる20代女性いわゆるF1層に対する企業からのモニター調査や意識調査などの紹介料なども収益として投資家に還元。家賃をゼロにしてなお利益を生むモデルを構築している。
~ここまで~
しかし、実際の家賃外収入である「人材紹介手数料」は、
月間の売上は数百万円程度だったそうです。
実態はまったく違ったのです。
そんな状況の中、
すべて把握していたはずの前社長の大地則幸氏は、
月最大800万円ほどの収入があったそうです。
そして、オーナーからは、
経営陣に対して厳しい質問が飛び交っています。
引き続きこの動向について、
注目していきたいと思います。