「あなたは勝つものとおもってってゐましたかと老いたる妻のさびしげにいふ」                                       土岐善麿(ときぜんまろ)

 終戦の日でしょうか?歌人土岐善麿はこう詠みました。

 彼は戦争推進派ではなかったようです。老妻がつぶやいた言葉に、初期の頃の勝利にでしょうか、一時は浮かれた自分を、見透かされた男の気持ちがにじみでています。

 日本は何故あんな無謀な戦争に突入したのでしょうか?とことんやれば負けるとわかっていても、どこかで誰かがタオルを投げ入れてくれると言う甘えがあったのでしょう。

 赤紙と呼ばれる召集令状が来ます。たった1枚の葉書に何故、文句も言わず従ったかわかりますか?断れば父や母、兄弟が辛い目に遭うからです。ずるがしこい為政者はそこをたくみに突いて来ます。

 寺山修司は「マッチ擦る つかの間の海に霧深し 身捨つるほどの祖国はありや」と詠いました。

 終戦から六十有余年、果たして今の日本は「身捨つるほどの祖国」になったのでしょうか?

 ボクは、あんな人たちが仕掛けた戦争で死ぬのはご免だなあ。

 この美しい国土と肉親のためなら、いつでも死ねるけど。

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仙台市秋保 エシコ沢

暑い日が続きますね。今日は残暑見舞いを兼ねて、皆様を沢登りにご案内します。

夏は沢、冬はテレマークのTさん。帰ってから写真を見ると、高所が恐怖になるというテレマーカーHさん。先日のアクシデントを乗り越えて参加のHさん。クライミングのスペシャリストSさん。ケガを克服、全開間近のHさん、そしてクライミングジムで待っている間、「登りたくね~な」と言った伝説の客の私。男子4名女子2名の計6名。

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秋保ビジターセンター

出発地は仙台の奥座敷「秋保温泉」の少し先、秋保ビジターセンターです。この辺りは二口渓谷、二口山塊があり、登山、沢登り、観光、温泉と魅力いっぱいのところです。

そういえば、以前、首都圏から越して来た人が、来たばかりの頃、市街地から1時間位のところにこんな自然があるなんて、うれしくて仕方がなかったって言ってました。

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「オグルマ?」花の道をゆく

林道車両進入禁止のため、入渓地まで40分ほど歩きます。幻想的な花の道が、胸の高鳴りと不安を静めてくれます。

実はボク、沢登りは3年目、3年生なんですよ。

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クズの花

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大東岳(だいとうだけ)

左手に大東岳が見えてきました。仙台の岳人はこの山で育ちます。ボクも昔、テントと鉄のペグを入れたキスリングを背負って、「鼻こすり」の急登を登りました。

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入渓地 穴戸沢(あなとさわ)

今日は、この本流穴戸沢の支流のエシコ沢に入ります。川底の石の模様がきれいですね。

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エシコ沢入り口

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トラノオ

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車の残骸

車の残骸が見えました。切り立った崖の数10m上には林道が走っています。落ちたのか、落としたのか、議論になりました。白骨死体は見えませんでした。

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実は「沢登り」ヘルメットかぶって地下足袋は履いていますが、知的ゲームなのです。沢を遡行して行くと滝に出会います。乗り越えるか、巻くか?巻いた場合でも中途半端に巻くと直登になり、草の根つかんでの登りで、かえって危険な目に遭うことも。いつぞやは3メートルの屹立した岩に出くわして、進退 谷(きわ)まったことがあります。

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トップが行く

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今回のトップはSさんがつとめます。小柄な女性ながら心技体、3拍子そろっています。安全を確保しながら、てきぱきと指示を出します。

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コース最大の滝 演出写真

このコースの最大の滝に出くわしましたが、全員の技量が伴わないことから、断念しました。SさんとTさんは次回挑戦するそうです。せめてもと、演出写真を撮ってもらいました。

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少し戻って右の沢に入ります。

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最初の一滴

究極の沢登りは沢をつめて最初の水の一滴に到ること。そんなことを考えていたら、「土管をくぐったら源頭かも?」って言われました。この上が林道です。ついに到着しました。4時間の熱い闘いが終わりました。

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エシコ沢GPS軌跡

昼食後、約1時間の林道歩きです。

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ウサギ

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木いちご

疲れた体に、石ころだらけの林道下りはこたえます。でも木イチゴを食べたり、ウサギさんやお猿さんも歓迎してくれました。

皆さんもこれからトレーニングして、夏は沢登りにチャレンジしてみませんかグッド!

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銀山温泉

銀山温泉は山形県尾花沢市郊外の、江戸時代銀山として栄えた、明治、大正、昭和の香りが今なお残る温泉です。

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木戸佐左エ門

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小関館

みどころは、大正ロマンを想い起こさせる建物です。宿の前を歩くと、銀山華やかなりし頃の、三味の音と賑わいがよみがえってきます。

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左官の腕の冴え

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昔の左官屋さんの仕事は、土壁や漆喰(しっくい)と呼ばれる白壁を塗るだけではありませんでした。

鏝絵(こてえ)と呼ばれ、壁をぬる鏝(こて)で絵を描きました。その技の冴えを、今も銀山の建物群で目にすることが出来ます。

お勧めは、冬。雪の銀山は圧巻です。どうぞ雪の銀山を下駄の音を立てながら、小走りしてみてください。

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尾花沢と言えば「スイカ」 まけてもらったから言うわけですけど、銀山に向かう「笹原農園」は安くて美味しいスイカを売っていましたよ。親切なご夫婦で、試食のスイカ「まいう」でした。

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やくらい地ビール「ブナ林」



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帰途は、宮城県側に戻って加美町のやくらい「ブナ林」で地ビールを飲みました。以前はフルーティーなヴァイツェンが美味しいと思いましたが、今回は黒ビール系でしょうか、デュンケルが「まいう」でした。