50キロ制限の道を30〜40キロで走る紅葉マークの車の後ろになったので、たまらず追い越した。遅いのは年寄りらしくて特別非難するつもりはないが、車を走らせながら、「らしさ」っていうものを、嫌って生きてきた自分が浮かんできた。

 

30年近くも前のことだが、事業用に使うために農地転用のやり取りを役場職員としたことがある。ボクと同年代のその人があまりにもテキパキと仕事を進めてくれるので、思わず「どうしてそんなにしてくれるんですか?」と聞いたことがあった。すると、

「経済活動を停滞させるわけにはいきません。」と言われた。

 

よく「公務員は」、「役人仕事」などと揶揄される。その人は公務員「らしくない」人だった。

 

スキーが抜群にうまい漁師、すんごい絵を描く八百屋(例がイマひとつだが) 、そんな「らしくない」人がいっぱいいたら、世の中もっともっと楽しくなるような気がする。

 

 

 

 

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2018.02.16

最高気温が5~6℃になる日がポツポツ出て来て、ようやく厳冬期を脱したかなと思う昨日、福寿草の蕾を2つほど見つけました。

福寿草のやつ、庭でもチャボヒバの根が張り出している場所のせいでしょうか、年々殖えているとは言えないのですが、雪に何度も埋もれていたのにけなげですね。
 
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近所の古本屋で文庫本を8冊ほど買った。1冊360円のものもあったのだが、全部で800円にしてもらった。

その中の一つが、金田一春彦さんの「言葉の歳時記」。1年365日を1日毎に解説している力作だ。時々起こる活字病患者には、これが100円で買えるのはありがたい。
 
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それによると、今日2月15日は西行忌。「願はくは花の下にて春死なんその如月(きさらぎ)の望月(もちづき)のころ」と、桜花爛漫の頃の死を願っていて、みごと今日(旧暦2月15日)亡くなったそう。
と同時に今日は兼好忌らしい。もっとも兼好は「徒然草」の中で「40歳の前に死ぬのがいい」と言いながら、69歳だったとか。

予想通りの西行、希望が外れた兼好。個人的な好みで言うと何歳まで生きたいとか死にたいとかっていうのは、なんかみじめったらしいから、こんな季節に死にたいっていう西行の方がいいかなあ。