20㎞競歩　鈴木雄介選手　2回目のトライ体幹理論パーソナル

2015年 5月11日～13日の3日間
20㎞競歩　世界記録保持者
鈴木雄介選手（富士通）が
トライ体幹理論パーソナルに来られました！

鈴木雄介選手のパーソナルは
昨年6月の3日間に引き続き2回目。

その時のブログがこちら↓
http://ameblo.jp/try-senyu/entry-11876327723.html

昨年9月、韓国・仁川で行われた
アジア大会に視察・応援に行った時も
今年2月の日本選手権に視察・応援に行った時にも
『また、パーソナルに行きたいです！』と
言ってくれていたのですが
ハードスケジュールの中、やっと実現しました！

鈴木雄介選手は
今年、2015年3月15日に石川県で行われた
全日本競歩能美大会で
1時間16分36秒（自己ベストを1分37秒更新）で
完歩し優勝！

それまでの世界記録を26秒縮め
世界記録を樹立しました！

陸上の五輪・世界選手権実施種目で
日本人が世界記録を樹立するのは
2001年女子マラソンの
高橋尚子選手以来14年ぶり
男子では1965年男子マラソンの
重松森雄選手以来50年ぶりとなる快挙！

今年の夏に中国で行われる
世界陸上
来年の
リオデジャネイロオリンピックでの
金メダル獲得を目指して頑張っています！

パーソナル初日は
まず、前回パーソナル後の感覚の変化の確認
トライ体幹理論の復習
今の身体の動きに対しての問題点
今後の課題を確認しました。

世界記録を樹立後は多くのメディア対応などもあり
競技生活のリズムが乱れ
思ったように練習が出来ない日も多々あり
調子を崩しかけていたようです。

腰から股関節にかけての動きが悪くなり
負担がかかっていたので
正しいストレッチも理論的に指導しました。

パーソナルでは1つ１つの身体の動き・仕組みを指導し
改善したあとで、実際に歩いてみて
動きの変化・感覚の変化を確認することを
繰り返し、積み重ねることで
頭で理解して、身体でよい動きを理論的に
作り出すことができるようになるので
スランプや、調子が悪いと感じたときに
自ら、改善方法を見つけ出し、良い感覚の動きに
修正することができるようになっていくのです。

鈴木雄介選手もパーソナルが進むにつれて
自分の調子のよい時の感覚とすり合わせながら
良い感覚を取り戻していきました！

二日目は
トライ体幹理論の更に深い理論指導と
ウエイトトレーニング・フィジカルトレーニングを指導しました。

トップアスリートでも
競技では
安定性を追求しているのですが

トレーニングでは
バランスの崩れた動きになっていることに気付かず
身体がバラバラに動いている不安定な状態で
トレーニングをしている方をよく見かけます。

それは
『効かせる』
『疲れさせる』
『筋肉痛を起こす』
『筋肉をつける』ということに
とらわれてしまっているからなのです。

アスリートは
『楽に』
『動きやすい』
『疲れにくい』
『疲れを最低限にする』とうことを
追求しなければならないのですが
その思考を混合してしまっている方も多くみられます。

鈴木雄介選手は、良い感覚を追求するために
ウエイトトレーニングも取り入れています。