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文章苦手克服ブログ

Triangle Passが主宰するAO・推薦入試対策超緊急サポートプログラムPresentsの文章力ブログです。

よくAO入試と推薦入試の違いを一生懸命説明しているサイトと、もしくは人を見かけますが、大きな誤解があるようです。

色々な誤解がありますが、出願条件に学校の推薦書が必要だの、必要でないのがAOだの言われることがあるのですが、これが根本的な違いではありません。
評定平均基準のあるのが推薦、ないのがAOのような記述も見受けます。
これも間違い。
結論から言うと、AO入試、公募制推薦入試、自己推薦入試に関してはそんなに違いはありません。
概して、出願基準がAO入試は緩く、推薦はハードルが高いという説明なのですが、これも違う。
AO入試でも推薦書が必要であったり、厳しい出願基準を設けている大学も多いですし、推薦入試でもユルユルの大学もあります。

また、選考基準に関してもそう。
AOは未来志向、推薦は実績重視と言われます。
つまりAOは過去に実績が無くても将来こうしたいという目的意識がはっきりしていて、それが伝われば良いし、推薦は実績さえあれば合格するというような論調です。
これも違います。

つまり、AOでも過去の経験、実績は評価されますし、推薦入試も目的意識のない受験生は落ちます。

この定義付けのせいとは言いませんが、これによって合格の可能性、進路の選択を狭めてしまう受験生も少なからずいると思うのです。
この入試はこうだから、と決めつけての対策は危険です。

どちらも必要な原則は次の2つだけで、同じです。
ひとつは目的意識、もうひとつはそれを相手に理解させる伝達力。
これだけです。
それを表現するための文章力は、この8割くらいを占めます。

正しい選択、トレーニングで、確実な合格を手にしてください。

ちなみにひとつだけ、異次元の全く違う入試方法があります。

それは指定校推薦入試です。
これは出願元の学校が選考を行うため、学校内評価がほぼ合格の材料となります。
これは学校の定期試験をひたすら頑張るのみです。


各AO推薦対策はこちらでもやっています。

小論文や志望理由書は、書き直すことで質は高まりますし、実力も付いていきます。
ですから、一回書いて終わりということは基本的にはあり得ません。

AO入試で合格する受験生を見てると、みんな何回も書き直して仕上げています。
中には細かい書き直しも含めて、100回は書き直したという強者もいます。
まあ、それだけのモチベーションを持ってるわけですから、受かりますよね。

では、書き直していればそれだけで良いのかというと、もちろんそう言うわけでもありません。

時間的問題もありますし、効率的にもそれがベストとは思いません。

小論文のトレーニングに限れば、人にもよりますが、全く経験もなく、苦手な人ははじめは2回程度で良いです。
なぜかというと、文章が苦手だと、何がまずくて、どこを直すのかピンとこないですし、モチベーションも保てないからです。

逆に力が付いてくると、何回でも書き直したくなり、完璧を求めたくなるものです。
これもある程度は意味はありますが、新しい課題に対する勘を鍛えられないという意味で、時間をかけ過ぎるのもマイナスです。
慣れてきても、小論文は4回から5回書けば十分でしょう。

それに対して、志望理由書は最低10回は書き直しが必要になると思ってください。
自分のことを文章だけで評価を受けるわけですから、そこはかなり吟味して仕上げなくてはいけません。

いずれにしても、自己判断で大丈夫と判断するのは危険です。(なかなかそういう人もいないでしょうが。)

学校の先生や親、周りの大人たちに是非ダメだしを受けて、文章力を磨いていって下さい。

こちらでもトレーニングをやっています。
慶應義塾大学法学部で実施しているFIT入試ってご存知でしょうか。
学科試験ではなく、面接やディスカッションを通して、大学で学ぶための素質を備えているかをみるAO入試です。

そのFIT入試A方式でこんな試験があります。

ーーーーー
2015年度FIT入試第2次選考概要(A方式)
     
1.模擬講義の概要
講義のテーマ:第一次世界大戦と日本-日本陸軍に与えた影響を中心に-
講義の概要:
・第一次世界大戦とは何か
・第一次世界大戦は日本にとって「対岸の火事」にすぎなかったのか
・日露戦争は第一次世界大戦とどう関わるのか
・日本陸海軍は第一次世界大戦をどこまで研究したのか
・「総力戦」とは何か-エルンスト・ユンガーの「総力戦論」を紹介しつつ-
・日本陸軍は「タンネンベルク殲滅戦」をなぜ絶対視するに至ったのか
・満洲事変はどうして計画されたのか
・日本の「第一次世界大戦経験」は第二次世界大戦に結局どうつながったのか
*大学1年生が受講して理解できるレベルの講義(50分)を行う。

2.論述形式試験の概要
論述の設問内容: 
「持たざる国」、日本が無謀な第二次世界大戦に乗り出していったのはなぜか。従来の定説を覆そうとしている講義者の主張の要点をまとめ、それに対するあなた自身の見解を述べなさい。
解答の形式:A3レポート用紙形式・字数制限無し。
試験時間:45分
ーーーーー

講義を受講し、その内容を元にした論述試験です。

何かこれを見ただけで、難解でクラクラしそうな感じがしますよね。
このブログを見ている人は、「こんなの自分では無理だ」「やっぱ慶應なんて夢のまた夢だな」など、思う人もいるかもしれません。

でも、これ実は、文章力のレベルとしては、そんなに高いものを求められる試験ではありません。
むしろ、純粋な課題型小論文よりも簡単です。
この課題を見て、無理だと諦めてしまうかどうかが、ある意味第0次選考で、何とかなるかなとチャレンジした人が合格をつかんでいくのです。
この課題は誰でもできます。

講義はしっかり受けるとしても、問題は2の論述形式ですよね。

解説するとここでは長くなるので、簡単に言いますが、答えは全部講義の中にあるのです。
50分の中で答えを言ってくれるのです。
そして書くべき答えも論述問題ではっきり明示してくれます。
ただ、論述試験の問題は初めはわかりません。ここがポイントで難しく感じてしまうのですが、対処法は1つだけあります。

それは

「講義の内容をすべてノートに記録する」

これだけです。たったこれだけなんです。
つまりノートにすべてを記録するのです。
講義者の一言一句をノートに書くのです。

綺麗に書く必要はありません。
汚くても自分がわかれば良いのですから、とにかく書きまくる。これがポイントです。

それができると、あとはもう、論述試験も簡単です。

『「持たざる国」、日本が無謀な第二次世界大戦に乗り出していったのはなぜか。従来の定説を覆そうとしている講義者の主張の要点をまとめ、それに対するあなた自身の見解を述べなさい。』

ちょっと細かくすると、、、


『「持たざる国」、日本が無謀な第二次世界大戦に乗り出していったのはなぜか。』
→講義で言います。それをメモっていれば問題無し。

『従来の定説を覆そうとしている講義者の主張の要点をまとめ、』
→講義で言います。それをメモっていれば問題無し。

『それに対するあなた自身の見解を述べなさい。』
→これは自分の意見なので、自由に書いて問題無し。

つまり、講義の内容を全部書き写していれば良いだけなのです。
要点をまとめようとしてはダメです。
それができる天才なら問題ないですが、自信がないなら何を書こうか、考えていてはダメなんです。

何もかも書く。これでFIT入試1つめはクリアできるのです。

この後にグループ討論があるので、それはまた別の力が必要ですが。

とりあえず、論述試験にはくれぐれもビビらないように。


こちらでも対策やっています。→ AO推薦対策.com