ディミニッシュ・その2
再度ご質問がありました。
「イン・ザ・ムード」は
G6 B♭dim |Am7 D7|
というコード進行ですが、B♭dimとA♯dimは
どうやって使い分けるのでしょう?
ということですが、そもそも♯は次の音へ上行、♭は下行するという
性格を持っています。
ということでプログレッション(進行・連結)が
どちらに行きたがっているか
で異名同音のコードを使用する目安となります。
まとめると……
Ⅰ dim≒Ⅲ ♭dim≒Ⅵ ♯dim ≒Ⅵdim
は全て同じ構成音ですが、ドミナントとして使用する場合
ルートによって進行出来るコードが決まります。
またディミニッシュは経過的に使用
(クロマティックアプローチといいます)
する場合はベースの進行に準じてどのコードネームを使うかが
決まります。
ですので書かれたコードネームによって、編曲者は代理コードと
したかったのか、アプローチコードとしたかったのかが解ります。
ただクラシックほど厳密に書き方のルールに拘らないポップスは
しばしば構成音が同じなら他の表記で書かれてしまう場合も
多いのが事実です。
後々書こうと思っていますが、前述の限定進行音を共有しているコードを
本来のコードの代わりに使用できるというのが、代理コードと呼ばれます。
ということで、他に頂いたご質問にお答えしたら
またここに返ってこようと思います。
