エレクトーンの音色・音源について3
【 個々の音色を扱う前に 】
特にアコースティックの音色に強く言えることがあります
・「ストリングス」など楽器名としては存在しない音色名
・「ヴァイオリン」などの一楽器を指定した音色名
この二つがあることはご存じですよね
これを上手に使い分けないとレジストレーション作りは
上手くいきません
前回長々と説明したAWM音源の仕組みを思い出して下さい
エレクトーンのAWM音源を作り発音させる過程は
乱暴に言うと
・生音の録音を録ります
・これを波形に直しメモリします
・鍵盤を弾くことによって再生します
このような順番になります
弦楽器を例に取ると
【 ストリングス 】というのは弦楽器が大勢で
演奏している音です
ですから実際に波形を記録する場合も
沢山の弦楽器奏者に演奏してもらい記録します
その時の
・人数
・奏法
・音域
などの条件によって採取された波形が異なり
これがレジスト上の【 数字 】になるわけです
【 ヴァイオリン 】【 チェロ 】などはソロで演奏してもらった物を
採取するわけですね
ということは
オーケストラスコアをエレクトーン譜に直し
レジストを作成する場合ヴァイオリンパートだからといって
ヴァイオリンの音色を選んでも
CDと同じ音には絶対になりません
採取した波形が違うのですから例えば上鍵盤に
全部違うヴァイオリンの音をどれだけ重ねても
【 ファーストヴァイオリン 】としての音を作ることは出来ないのです
もちろんこの場合はスコア譜とCDから一番近い
【 ストリングス 】を選びます
例えが弦楽器に偏りましたが
AWM音源の作成過程を知っておいて頂けると
数多のステージアの音色から今自分が欲しい音を
探す手がかりになると思います
頭の隅に残していただけると幸いです
ということで次回からは音色ひとつずつの解説に
入れると思います
