4コママンガ「カナエとムジャ子」は、只今は2011年に刊行した同人誌「旧版カナエとムジャ子」から一本ずつアップしています。
このお話のはじまりは →こちらです。
非常に盛り上がらない・・・と言うか、地面をえぐり取って窪地にする勢いですが、おそらく今回が「旧版カナエとムジャ子」の一つのクライマックスだと思います。
暗い、暗いよ…暗いMAXです。
それもそのはずで2011年当時は「人生の思い出作りに、この冊子を作って創作活動はやめよう」と思ってた時期でした。
ただ、今になってこれを見ても、このカナエの心情をイマイチ理解できなくなってるんですよ。
僕が生業としてクリエーターをやっていた時は、今よりも酷く精神的に参っておりまして(^^;)、仕事として作っていたものに罪悪感すら感じていたことがあります。恐ろしかったですよ・・・。
(と言っても、作っていた商品そのものは何も問題のないものです。
今でも某アミューズメント施設で元気に稼働しているものと思われます。
「罪悪感」は激務と焦燥の末に追い詰められた結果、自分の仕事に対して歪んだ解釈をして出てきたものだと考えています)
2011年の「旧版カナエとムジャ子」は、その罪悪感と恐怖を引きずっていたんだと思います。
でも、先述の通り、今となっては、ちょっと理解できなくなってきています。
でも、先述の通り、今となっては、ちょっと理解できなくなってきています。
というのは、ご覧のとおり「旧版カナエとムジャ子」を作り終わったあとも、結局は創作活動を(アマチュアですけど)続けています。
そして、基本的に「鳴かず飛ばず(笑)」ではあるのですが、ブログを通じて本作をご支持して下さる方と交流を持つことが出来ました。
コミティア等で新しい出会いも幾人もありました。
生業としてのクリエイターからドロップアウトした後の僕の交友関係を取り持ってくれたのは、引き続き創作活動だったと言っても大げさではありません。
これのどこに「逃げたくなる要素」があるというのでしょうか?
創作を続けてきて悪かったことは、ほとんどないです。
(あくまでアマチュアの活動であって、自分の心情に素直に作れるという条件付きですけどね)
そんなわけで来週の日曜日(2月1日)は、コミティア111が東京ビッグサイトで開催されます。
僕は出店はしないのですが体調と予定が許す限り、伺いたいと思っています。
「旧版カナエとムジャ子」は今回がどん底です。
あとは登っていきますので、引き続きお付き合い頂ければありがたいです。
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