勝負が終わって・・・(2)【カナエとムジャ子】 | トリュフ・ラボ-アクマで4コマ-

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KMタイトル
~お菓子で対決編~

勝負が終わって(2)

(No.ex-239)

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4コママンガ「カナエとムジャ子」は、続き物の
「お菓子で対決編」をお送りしています。今回は18回目(最終回)です。

 初回では登場人物の紹介もしています。
ぜひご覧くださいませ→こちらから)。

 「お菓子で対決編」の最終回です。
 一応まとまってるでしょ!?

 ラストの2回で、お話の流れ上「本物とニセモノ」というフレーズを使いましたが、実際には僕は「ニセモノ」を買わされたことってほとんどありません。
 補足させて頂きますと「本物とニセモノ」というのは「上質なものとそうでもないもの」と置き換えた方がわかりやすいと思います。

 このシリーズの最初のほうで僕自身がメガネを買ったエピソードで日本製のがっちりしたメガネフレームは良いものだ、と書きました。上質なものはそうでもないものに勝ちます!、それは間違いありません。ただし高いんです(笑)。

 もう一つ、例をあげますと、以前のブログ記事でジャンクパソコンを直したことを書きました。(→この記事です

versapro_vc8

 このパソコンはNEC製で、これまた新品だったら上質な商品だったろうと思います。台湾製のネットブックと同じ重さなのに、画面は大きく、処理速度は速く、キーボードは打ちやすい・・・、これはスペック(部品)が良いだけでなく、素材が良く、設計が良い、さらにはそれを実現する技術がある。
 ただし高価です。価格は新品で18万円程度。台湾製のネットブックは6万円程度だったでしょう。それでも、仕事で使えるとなれば3倍の価格差はおそらくどうということはありません。

 ご存知の通り、日本製品は苦戦している分野もあります。コモディティ(日用品)化してしまった電子製品などは価格競争で不利であり、ブランド力でも優位とは言いがたい(エクスペリアは健闘していますが、メディアスもエルーガもアローズもiPhoneには到底およびません)

 でも、上質なものは良いんです。日本には上質なものを作る素地が十分にあります。上質な物を作れる日本の仕事人たちが世界に貢献できることを祈って、このような最終回にまとめました。

 ただし・・・、これからも上質なだけでは売れないでしょう(逆に上質じゃなくても売れるやり方はあるかもしれません)。
 上質というのは大きな魅力ですが、それを受け入れてもらうための何かを考えていかなければならないでしょうね。


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