偽装は他人事じゃないにゃ【バッドにゃん19】 | トリュフ・ラボ-アクマで4コマ-

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トリュフ・ラボ-アクマで4コマ--偽装は他人事じゃないにゃ

 今回の偽装問題については特に思うところがあるので記事にしました。


「バッドにゃん」は日頃のニュースを取り上げるブログテーマです。
バッドニュースを取り上げるというコンセプトから始まったので「バッドにゃん」というタイトルとなっていますが、物事を一つの価値観だけで判断するのは難しく、一概にバッドニュースだとは言えないことが多いです。・・・と、あらかじめ申し開きいたします。


 ちまたを騒がせている「偽装」の事件。ホテルのメニューしかり、また医薬品の論文しかり・・・。


 昨日の新聞の記事にあった「和牛」と表記して実は豪州産だったという食材の偽装。

遺伝子的に「和牛」ならば豪州産だって和牛ではないのか?、と思ったらそうではないんですって・・・
Wikipedia(※)によれば、日本国内では「和牛」とは(1)品種として和牛であることと(2)国内生産であることの二つが条件なのだそうです。
 だから、国内産ではない時点で偽装と言えるわけです。


※Wikipediaと表記するのは「情報源がWikipediaですから信頼性はお察し下さい」という意味です(笑)


 阪急・阪神ホテルのメニューの件については、一時は幹部が現場担当の責任にしようとしていました。
 結果として社長が引責辞任する(しかし、故意の偽装は否定という歯切れの悪さ)ことになりましたが、これからは現場だろうとトップだろうと、このような偽装や不祥事には敏感にならなければいけないのが、時代の流れだろうと思います。


 現場の人が不正を訴えるにはハードルがあると思います。
まず不正に気づくことができるか?(不正が通例になってしまうと気付くこともできないかもしれません)
気がついたとして発言できるのか?(言ったら自分の進退に影響するかもしれません)


 しかし、組織ぐるみでトップと現場が不正を無視してしまったら、それこそロクな結果にならないだろうと思います。
 東京オリンピックを控え、日本が観光立国としても一旗揚げようとしているところに偽装の問題が起こったら、国全体の信頼を損ねるでしょう。
組織の中でトップが悪い、現場が悪いと言い合っている場合じゃありません。


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