本との気持ち41
「徹底予測これが新成長ビジネスだ!」
監修:田中将介/編著:三菱総合研究所
(日本経済新聞出版社・1890円)
イノベーションは「技術革新」という意味。これからの時代を切り開いていく大きなキーワードだが、そのイノベーションを原動力に日本をリードする55のビジネス・フロンティアが紹介されているのが、この本。
巨大な国際金融センター「東京」で拡大する国際金融ビジネス、不老不死に一歩近づく再生医療、自宅が病院になる在宅医療サービス、動植物からつくられるバイオ燃料、丸めて運べる電子ペーパーなど21世紀の日本をリードする新ビジネスと技術を、「先端技術を支えるビジネス」「自分らしい生活を実現するビジネス」「社会を変えるビジネス」の3つの章に分けて、三菱総研が総力を挙げて解説している。しかも、ほとんどのビジネスモデルの紹介には、誕生プロセスと現状の課題に加えて目標の2015年にはこうなっているというビジョンが数値や図表で示されている。
また、この本の魅力は、単なるビジネスモデルの紹介ではなく、どう取り組んでいけば目標を達することができるかも論じられている。読んでいると、時代の先端を走って未来を手にしてゆくような感覚がする。どんなSF小説を読むよりも面白いと言ったら言い過ぎだろうか。
徹底予測 これが新成長ビジネスだ!―日本をリードする55のフロンティア/三菱総合研究所

¥1,890
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監修:田中将介/編著:三菱総合研究所
(日本経済新聞出版社・1890円)
イノベーションは「技術革新」という意味。これからの時代を切り開いていく大きなキーワードだが、そのイノベーションを原動力に日本をリードする55のビジネス・フロンティアが紹介されているのが、この本。
巨大な国際金融センター「東京」で拡大する国際金融ビジネス、不老不死に一歩近づく再生医療、自宅が病院になる在宅医療サービス、動植物からつくられるバイオ燃料、丸めて運べる電子ペーパーなど21世紀の日本をリードする新ビジネスと技術を、「先端技術を支えるビジネス」「自分らしい生活を実現するビジネス」「社会を変えるビジネス」の3つの章に分けて、三菱総研が総力を挙げて解説している。しかも、ほとんどのビジネスモデルの紹介には、誕生プロセスと現状の課題に加えて目標の2015年にはこうなっているというビジョンが数値や図表で示されている。
また、この本の魅力は、単なるビジネスモデルの紹介ではなく、どう取り組んでいけば目標を達することができるかも論じられている。読んでいると、時代の先端を走って未来を手にしてゆくような感覚がする。どんなSF小説を読むよりも面白いと言ったら言い過ぎだろうか。
徹底予測 これが新成長ビジネスだ!―日本をリードする55のフロンティア/三菱総合研究所

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本との気持ち40
「3週間続ければ一生が変わる Part2」
ロビン・シャーマ 著/北沢和彦 訳
(海竜社・1680円)
物事を複雑にしないでシンプルに日々小さな積み重ねをすれば長続きできる、というのがテーマの一冊。どうするかというと、アスリートのように集中的にとことん練習を積み、自分を進化させようというもの。と言っても容易いことではないだろう。
そこで、この本にはなんと「天才の公式」というのが紹介されている。
それは、集中プラス日々の向上プラス時間イコール天才
という公式。
例えば、バスケットボールのマイケル・ジョーダンは、他のスポーツよりバスケットだけに集中力を傾けひたすら練習を重ね日々向上していくことを専念してやった。蓄音機を発明したトーマス・エジソンも画家のピカソも、一つのことだけに焦点を合わせ日々向上していくことで、やがて天才と呼ばれる存在となった。なるほど…。
ところで、ピカソにこんなエピソードがある。
自分のファンの女性からちょっとしたデッサンを頼まれた。彼は渡された紙に素早く描き上げると、「100万ドルになるよ」と言って返した。すると女性は、「30秒しかかかっていませんよ」と不満げに言う。そこでピカソは、「30秒で描けるようになるまでに、私は30年かかったんだ」と答えたという本当のうような、そうでないような話なのだが、つまりは自分の得意は何か、その将来発揮できる特別な才能を発見し、必死になって努力して才能を伸ばしていくこと。そして、できないとばかり考えないで特別な自分の可能性を見つけるようポジティブに思考するという習慣を持って一生懸命挑むことが重要だというのだ。
と言っても、並大抵なことではないだろう。しかし、ここで諦めてはいけない。ゴールをはっきりイメージして、明るい気持ちで小さな一歩を踏み出せば長続きさせることができるというのだ。あとはやるかやらないかだけだろうし、つまりは自分次第というわけではないだろうか。
この本の巻末には「小さな達成感を楽しむ101リスト」という書き込みページがある。その101のコンテンツごとにも書き込み用のポイントメモ欄があるので、書き込みながら劇的に変わっていく自分を楽しめるということだが果たしてどうだろう。そんな未来志向の本なのだが、お好きな方はどうぞお読みあれ。未来はそう遠くないのかも知れない。
3週間続ければ一生が変わる〈Part2〉きょうからできる最良の実践法―最高の自分に変わる101の英知/ロビン シャーマ

¥1,680
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ロビン・シャーマ 著/北沢和彦 訳
(海竜社・1680円)
物事を複雑にしないでシンプルに日々小さな積み重ねをすれば長続きできる、というのがテーマの一冊。どうするかというと、アスリートのように集中的にとことん練習を積み、自分を進化させようというもの。と言っても容易いことではないだろう。
そこで、この本にはなんと「天才の公式」というのが紹介されている。
それは、集中プラス日々の向上プラス時間イコール天才
という公式。
例えば、バスケットボールのマイケル・ジョーダンは、他のスポーツよりバスケットだけに集中力を傾けひたすら練習を重ね日々向上していくことを専念してやった。蓄音機を発明したトーマス・エジソンも画家のピカソも、一つのことだけに焦点を合わせ日々向上していくことで、やがて天才と呼ばれる存在となった。なるほど…。
ところで、ピカソにこんなエピソードがある。
自分のファンの女性からちょっとしたデッサンを頼まれた。彼は渡された紙に素早く描き上げると、「100万ドルになるよ」と言って返した。すると女性は、「30秒しかかかっていませんよ」と不満げに言う。そこでピカソは、「30秒で描けるようになるまでに、私は30年かかったんだ」と答えたという本当のうような、そうでないような話なのだが、つまりは自分の得意は何か、その将来発揮できる特別な才能を発見し、必死になって努力して才能を伸ばしていくこと。そして、できないとばかり考えないで特別な自分の可能性を見つけるようポジティブに思考するという習慣を持って一生懸命挑むことが重要だというのだ。
と言っても、並大抵なことではないだろう。しかし、ここで諦めてはいけない。ゴールをはっきりイメージして、明るい気持ちで小さな一歩を踏み出せば長続きさせることができるというのだ。あとはやるかやらないかだけだろうし、つまりは自分次第というわけではないだろうか。
この本の巻末には「小さな達成感を楽しむ101リスト」という書き込みページがある。その101のコンテンツごとにも書き込み用のポイントメモ欄があるので、書き込みながら劇的に変わっていく自分を楽しめるということだが果たしてどうだろう。そんな未来志向の本なのだが、お好きな方はどうぞお読みあれ。未来はそう遠くないのかも知れない。
3週間続ければ一生が変わる〈Part2〉きょうからできる最良の実践法―最高の自分に変わる101の英知/ロビン シャーマ

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本との気持ち39
「実務家が書いた相続対策」住友信託銀行遺言信託研究会 著
(経済法令研究会・1575円)
相続問題が発生したとき、どのような手順で手続きが行われるかご存じだろうか。
まず相続問題が発生すると、財産はいったん相続できる人たちの共有財産となる。次に遺言書のある場合はその通り遺産分割ができるのだが、遺言書のない場合には遺産分割をするための話し合いが必要になる。しかし家族争いになることも多い。そこで遺産相続のすべての手続きを家族争いが起こらないようにアドバイス、指導してくれるのが信託銀行が請け負う遺言信託だ。
では、遺産相続に関して信託銀行の遺言信託はなにをしてもらえるのか、3つのポイントを挙げておく。
1)相続財産を調査してもらい財産目録を作ってもらえる。
2)遺産分割や不動産の名義変更の適切なアドバイスを相続人全員にしてもらえる。
3)司法書士や税理士などの専門家を紹介してもらえる。
などがある。
一方、自分でしなければならないことには、
1)銀行に業務を代行してもらうために相続人全員で委任契約書を締結する。
2)手続きがすべて終了したら、相続財産額に応じて規定の費用を支払う。
の2つがある。
著者が遺産相続の手続きで一番大変なことだと言っているは、遺産が複数の相続人に個人の財産となるようにすることだという。また「何よりも相続対策で重要なことは、相続が発生した時に肉親が遺産分割について醜い争いを起こさないように、事前に遺産内容や利害関係、時間の経過による事情など原因となりそうな諸問題を自己の責任で解決しておくこと」と付け加えている。
もし遺産分割協議で揉めてしまった時は、家庭裁判所の調停や審判を仰がなければならない。そうならないようにするのが遺言信託であり、それを信託銀行のプロに任せることで安心して確実な相続ができるというわけだ。
おじいちゃんが死んだ。さぁ遺産はどの位あるだろう。でもどうしたら兄弟とうまく分け合えるだろう。そんな心配に応えてくれるのが信託銀行の遺言信託。争いにならずに相続できる心強い方法を、事例を満載して解説した一冊である。超高齢化社会を生き抜く身近な対策として、ぜひ読んでおきたい。
実務家が書いた相続対策―“争族”防止のための遺言・遺言信託/住友信託銀行遺言信託研究会

¥1,575
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(経済法令研究会・1575円)
相続問題が発生したとき、どのような手順で手続きが行われるかご存じだろうか。
まず相続問題が発生すると、財産はいったん相続できる人たちの共有財産となる。次に遺言書のある場合はその通り遺産分割ができるのだが、遺言書のない場合には遺産分割をするための話し合いが必要になる。しかし家族争いになることも多い。そこで遺産相続のすべての手続きを家族争いが起こらないようにアドバイス、指導してくれるのが信託銀行が請け負う遺言信託だ。
では、遺産相続に関して信託銀行の遺言信託はなにをしてもらえるのか、3つのポイントを挙げておく。
1)相続財産を調査してもらい財産目録を作ってもらえる。
2)遺産分割や不動産の名義変更の適切なアドバイスを相続人全員にしてもらえる。
3)司法書士や税理士などの専門家を紹介してもらえる。
などがある。
一方、自分でしなければならないことには、
1)銀行に業務を代行してもらうために相続人全員で委任契約書を締結する。
2)手続きがすべて終了したら、相続財産額に応じて規定の費用を支払う。
の2つがある。
著者が遺産相続の手続きで一番大変なことだと言っているは、遺産が複数の相続人に個人の財産となるようにすることだという。また「何よりも相続対策で重要なことは、相続が発生した時に肉親が遺産分割について醜い争いを起こさないように、事前に遺産内容や利害関係、時間の経過による事情など原因となりそうな諸問題を自己の責任で解決しておくこと」と付け加えている。
もし遺産分割協議で揉めてしまった時は、家庭裁判所の調停や審判を仰がなければならない。そうならないようにするのが遺言信託であり、それを信託銀行のプロに任せることで安心して確実な相続ができるというわけだ。
おじいちゃんが死んだ。さぁ遺産はどの位あるだろう。でもどうしたら兄弟とうまく分け合えるだろう。そんな心配に応えてくれるのが信託銀行の遺言信託。争いにならずに相続できる心強い方法を、事例を満載して解説した一冊である。超高齢化社会を生き抜く身近な対策として、ぜひ読んでおきたい。
実務家が書いた相続対策―“争族”防止のための遺言・遺言信託/住友信託銀行遺言信託研究会

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