昨日は「都道府県別の臨時雇用率(逆にいえば正社員雇用率)」を見てみたのですけど、
今日はちょっと見方を変えて・・・・
「転職サイト」での「正社員のお仕事募集比率」を見てみます。
一般的に「正社員採用のお仕事」が掲載されているのが、転職サイトなのですが、
最近、求人広告代理店の営業の方に
「○○○のようなスキルをもたれた方が必要なら、転職サイトの募集広告を出したほうがいいです」
ということで、いろいろお話をいただきました。
・経験を持たれている方は転職サイトを見ます
・転職サイトにも派遣や、バイトのお仕事はたくさん載っています。
・雇用形態ではなく、お仕事のやりがいを求めて求職されている方はたくさんいます
などなど。
結果としていうと、お断り。
私、ちょっと考え方が古いのかもしれませんが、「正社員募集が一般的な転職サイトで、正社員じゃないお仕事の求人をする」って、なんか、求職者の方をだましているようでイヤなんですよね。
私自身が昔、転職の求人広告を見ていたときに派遣やバイトのお仕事なんて眼中になかったですし。
(まぁ、そんなことを言っておきながら、当時選んだお仕事の雇用形態は・・・・・だったんですけどね)
で、そんな話を聞いているときに思ったことがあります。
そう、「転職サイト」での「正社員のお仕事募集比率」です。
早速、調べてみました。
主要転職サイトの関東地区での正社員募集の件数と、
そうではない雇用形態のお仕事の件数をそれぞれ調べたのが、下の表です。
ちょっと驚いたのが、リクナビNEXTと、はたらいくと、GREENの3つ。
雇用形態での検索ってできないんですね。はたらいくの場合は、そのサイトとしてのコンセプトから「雇用形態にこだわらない」というのは理解できるのですが、残り2つがそういった求職者側の需要を無視しているのには、唖然としちゃいました。少しだけですけどネ
で、件数だと分かりにくいので、それを比率にしてみたのがこちらのグラフです。
Q-JINは、アルバイトも含んだ総合サイト、
女の転職も、雇用形態というよりも「女性の仕事探し」というコンセプトのサイトなので、
非正社員募集が多いのはそれなりに納得なのですが・・・・・
DODAの正社員募集比率の低さには・・・・・
アルバイトならanもあるし、派遣ならDODAオフィスワークに掲載しているはずなのに・・・
あ、DODAオフィスワークは子サイトだから、親であるDODA本体にも掲載されちゃってて、結果としてDODAの正社員比率が下がってるのかな?
でも、それにしたって・・・・
★今日、思ったこと
DODAって、「(正社員での)転職サイト」じゃなかったんですね。
こういう、私の考え方って古いのかな