娘が朝4時に目覚め、ベットの上で1人で遊びまわる。

我々は体が多少なり慣れてきたと思うが、娘はまだ時差ボケなんだろう。

 

つられて我々の睡眠の質も落ちる。

さらには朝起きたら雨。

テンションが下がる。

 

昨日は、予定に急遽ウェストミンスター寺院を詰め込み、カツカツで観光しすぎた。

そしてロンドンも見たいところは大体見た。

明日はリスボンに飛ぶ予定。

なので午前中は宿でダラダラすることにした。

 

 

結局、ホテルを出たのは11時半。

ロンドンは昼頃から天気が上向きという予報の通り、雨は上がっていた。

とはいえ、16時には陽が沈むので既に一日を台無しにした気分は否めないが、気を取り直して…

 

バスに10分くらい乗って近くの遊具のある公園。

罪滅ぼしに娘を沢山遊ばすことにした。

 

 

広々とした芝生のある公園

 

 

 

平和だ。

楽しそうで良かった。

 

公園の裏手の木々にリスを数匹発見。娘が嬉しそう

そういえば、昨日ウェストミンスター寺院の入り口にもいたな。

 

(ロンドン リス)

 

 

 

灰色だったので、外来の灰色リスだと思う。

微笑ましい気持ちでリスをみていたが、ai先生の解説を見ると若干複雑な気持ち。

 

近くにいた子が娘と遊んでくれた。

 

 

電車ごっこしてる。

微笑ましい。

うちの娘は2歳9ヶ月。相手の子は1歳10ヶ月らしい。

 

うちの子は相手の子と丸1年くらい違うが、体のサイズはそこまで変わらない。

娘の体格問題。若干心配ではある。

まぁ、妻の体格は小さい方だからそう言う意味では自然だけど

 

 

お母さんは頭にスカーフ巻いてる。恐らくイスラム?が、顔は我々に似て東アジア系の顔。

カザフスタンとかその辺りの人なのかなとうちの妻とは話していた。

 

自然な形で会話が始まったので色々と聞いてみた。

 

なんと、アフガニスタン人らしい。

英語はしゃべれるが、若干訛りが強く聞き取りにくい。

理解した範囲で話した内容について書いていく。

 

どうやら、2021年にイギリスに来たらしい。

戦争が始まる前とか言っていた気がする。

 

アフガニスタン。2021年?戦争?

 

 

あれか…

 

 

つまり、タリバンが政権を再掌握する前に逃げてきたということか…

 

「タリバンが来る!」

やつらに今後何されるか分からず、泣き叫んで米軍?に国外に退避させてもらうようせがんだ現地少女の映像を当時テレビでみたのが印象に残っている。

 

米軍の飛行機の着陸足にしがみついて途中で落ちて死んでた人もいたな。

 

あれからもう4年も経つのか…

最近全く話題にならないな。

なので、ある程度問題なく国が動いてるのかと思ったりしたが、まぁ問題は沢山あるんだろう。

ただ、最近は世界の視線はウクライナに行っているし、皆もうあまり興味がないから報道されないだけなのかもしれない。

 

個人的には、アフガニスタンの人とは絡んだことはほぼない。

パキスタンのラホールに行った時に隣国アフガニスタン人の従業員を見たのと、東中野のアフガニスタン料理店に行ったことがあるくらい。

 

パキスタン16日目(5/21)King Malls in グジャランワーラ | 歴史好き感染症科医の旅行ブログ

 

テレビの中でしかなかったものを実際に目にした感じで複雑な気分であった。

 

 

 

この親子の見た目は我々と変わらない。

 

(アフガニスタン。民族構成)

 

 

我々と容姿が近いのはハザラ人らしい。

この親子は恐らくハザラ人

 

 

https://world-note.com/hazara-people/

 

 

アフガニスタンでは少数民族にあたるので迫害の歴史がある様子。

日本でそれ関連のドキュメンタリー番組を少し前にみたこともある。

イギリスに来た理由は迫害も関連しているのだろうか。

 

 

彼女は、アフガニスタンのサマンガーン州出身と言ってた。

 

 

 

 

 

 

 

 

(サマルガーン州)

 

 

(ラピスラズリ)

 

 

へぇー。

ラホールにピンクソルトの鉱山は行ったが、あの辺りの乾燥地帯にも色々な鉱山があるんですね。

 

パキスタン15日目(5/20)LOK VIRSA博物館、ケウラ塩鉱山 | 歴史好き感染症科医の旅行ブログ

 

まぁ、石油もむっちゃ産出するわけだし。

 

 

 

あと、私の親戚にパキスタン人がいる、パキスタン人とアフガニスタン人は仲が良いのか?ラホールでアフガニスタン人の従業員を見たことがあるが?と聞いてみた。

そしたら、パキスタンのペシャワール辺りはアフガニスタン人が多い。昔は自由に行き来できたけど、5年くらい前(タリバンが政権掌握した頃?)からそれも出来なくなったと思うとのお答え。

 

ふーん。聞く話全てが新しい。

私は今後の人生で、アフガニスタンに行くことはないと思うので、勉強になる。

 

まぁ、アフガニスタンについては、パキスタンの隣の国なのでちょくちょく話を聞くこともないではないが。

例えば、妻の父親も「アフガニスタン料理?パキスタンに比べて全然美味しくないよ!」って言っていたらしい。

 

が、特に多く耳に入ってくるわけではないので、興味深く色々話を聞かせてもらった。

 

 

また、話していてちょくちょく気になる点があった。

 

相手の子が柱に向かってパンチしていたのだが、「この子はfightingしてるが、うちの子にはfighter(戦士)にはなって欲しくない。」と言っていた。ちなみにこの子は女の子で。ハディアちゃんと言うらしい。

 

あと、私の娘がシャイで中々自分から絡めないので、「ごめん、うちの子シャイだから」と説明すると「shyな方が良いじゃないの。悪い人についていって誘拐される心配がないから。」との回答。

 

 

 

若干、闇を抱えてるような発言が気になる…

 

 

似た話で、私の叔父は難民関係の仕事をしていて(既に定年)、カンボジア人と結婚したのだが(つまり私から見れば叔母)、その叔母も口喧嘩になると包丁が出たり、椅子を投げたり、行動が激しかった…

叔母の母親はポルポト政権下で殺されており、彼女自身も米軍のヘリコプターに銃撃されり(当たらなかったが)、大変な経験をされているので、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の気があったが、この母親についても似たようなものがあるんだろうと感じた。

 

向こうで壮絶な経験をしたんだろうな。

アフガニスタンは今世紀の頭位から戦争があったわけだし。

 

この前、ガザのドキュメンタリーを見たが、現地の人は戦争、戦争、戦争の人生であることが述べられていた。

アフガニスタンも似たような境遇にあるのかもしれない。

我々は今こういう風に旅行で来ているわけだし、現在の日本は平和な世の中で良かった…と、月並みだが、当たり前の事実を再認識した。

 

結局、娘は2時間位公園で遊んでだ。

なので、そろそろ…

アフガニスタン人の親子にサヨナラを告げる。

 

 

 

次は、バスに乗って「大英博物館」へ向かう。

 

ロンドンで有名な赤い二階建てバスに乗って

 

 

二階建てバスって珍しい?

 

(二階建てバスを使う国)

 

 

妻はここに来る前にこのバスに乗るのを楽しみにしていたが、こちらではとても普通なので、何回か乗ったら飽きていた。

まぁ、2階は結構揺れて乗り心地はそこまで良わけではなく(というか結構危ない。運転も日本より荒い)、あと、2階だと出口まで行くのが距離があって面倒。

慣れたらわざわざ2階に乗ろうとならないかもしれない。

 

 

公園から大英博物館。

この道程のL字型の下の横線にあたる通りが「Oxford street」

 

 

むちゃくちゃ人通りが多い。

ロンドンはあまり人がいないなと思っていたが、いるとこにはいる?というか、ここが一番の繁華街なのか?

 

(Oxford street)

 

 

なるほど?通りで!

 

 

 

大英博物館に到着

 

 

ここは、入場無料。

私は25年前に来たので、今回は別に来なくて良いと思ってたが、妻が来たいというので。

 

大英博物館についての、私が25年前に来た時の残ってる印象は以下の3点。

◯大英博物館は中がむちゃくちゃ広い。見て回るのが疲れた。

◯教科書で紹介されているロゼッタストーンを見れてうれしい。ただ、思っていたほどサイズは大きくなかった。

◯思っていたほどミイラは置いてない

 

(大英博物館 歴史)

 

 

(見どころ)

 

 

前回とは違った視点で見れました。

ミイラは少ないと記憶していたが、めちゃくちゃあるじゃん。

 

 

よくよく思い返してみれば、「生々しい」ミイラが少ない、っていう感じだったかもしれない。

そういえば、当時はミイラらしいミイラを見たかったかも。

どちらかといえば、ミイラを収めていた「棺」が多いと思う。あと、ミイラ自体があっても包帯でグルグル巻き。

が、この年になって改めて見ると、その棺に魅入る。

良く描写されている装飾。ミイラを入れていたという事実が醸し出すなんとなく不気味な雰囲気。

そして、頭部の所に描かれている顔。

こういう顔の人って今でもいるなぁって。昔の人も今と大して顔が変わらなかったんだろうと。3000年とか前の人が身近に感じた。

 

エジプト関連の展示は多い。

エジプトはイギリスの植民地だったから持ってきたんだろう。

 

 

エジプト彫刻がこれでもかって程惜しげもなく飾ってある。

 

普通にケースとか入ってなくて、露出して置いてある(そして、Do not touchだけ書いてある)ものも多いので、子連れにとってはぶつけて壊しでもしたらと戦々恐々です。

どちらかというとやめてほしい。

 

物によっては、最近作ったのでは?というほど保存状態が良いものも。

存在感がすごいの一言。圧倒されました。

 

本日は、特にエジプト関連を喰い入るように見た。

エジプトはいつかは行ってみたい国なので、子連れで行くのは難しそうだけど…

行きたいなぁ。

インドよりかはハードルは低いという話は聞いたりするけどどうだろう。

 

そういえば、植民地つながりでいえば、インドの展示は比較的少なかった。

インドは子連れでは諦めているので、ここで色々見たかったんだけどな。

 

 

あと、ギリシャ アテネのパンテノン神殿関連の彫刻が多いことは気になった。

 

パンテノン神殿と併設の博物館は行ったことがあり、ここの展示は確かに現地には勝てないが、なぜこんなにもギリシャのものがイギリスにあるのかなと謎。

 

ai先生曰く…

 

 

へぇー。

 

他にも、東南アジアや中国を中心にした東アジア、太平洋諸島の国々、中南米からアフリカのものまで世界を網羅した展示が沢山ある。

 

さすがの大英博物館。

来ておいて良かった…

 

ここには本当になんでも揃ってる。

仮に午前に勉強して、午後に見学してを繰り返したなら、1〜2週間ぐらいは堪能できそう。まぁ実際マニアレベルでやる人なら1年でも飽きないだろう。

本当、それぐらいなんでも揃ってるので、現地に行かなくても大概の地域の遺産は触れることができる。

すごいな。

これが無料というのがまた。

 

過去に行っなことの罪滅ぼし?とか思ったりしたが…

 

 

ふーん

 

ちなみに娘は、昼に遊びまわったので、大英博物館ではずっと爆睡してた。

こちらの狙い通り。

ではあったが、ずっと抱っこしなければいけないので、私の腰が限界…休み休みでなんとか耐えました。

 

退館したあとは、歩いて「キングス・クロス駅」へ

 

 

 

 

道中イギリスっぽいものが

 

 

赤い電話ボックス。ロンドンに沢山ある。

おしゃれですね!

(が、この電話ボックスは使われてないのか中を覗くとゴミだらけ。まぁヨーロッパは大体こんな感じか…細かいとこまで綺麗なのは日本くらい?)

 

 

St.pancreas駅の建物?ホテルが入ってるようだが。

ディズニーみたい。

 

道中で娘が起きた。

娘に何をしたい?と聞いたら「マックのハッピーシェットおねがいしましゅ」

ダメだとわかってるが可愛いのでマックに行くことに。

騒ぐ娘に我々もストレス貯めがちだが、娘には頑張ってもらってる。

 

近くのマックで娘は夕食。

 

その後、キングス・クロス駅へ

 

 

ハリーポッターの聖地で有名なところ

 

(キングスクロス駅 みどころ)

 

 

実際のホーム。雰囲気ある

 

 

ハリーポッターのモニュメント?ショップ?

 

 

トビー

 

 

 

9 3/4番線

 

 

長蛇の列。

色々な国の人。皆ハリーポッターが好きなんだね。

妻はドンピシャ世代だが、この長蛇の列に気まではなし。

 

娘はまだ年齢的に早いと思うので見てはいない。

今後、娘が好きになる可能性はあるので、遠巻きに一緒に写真は撮ってあげた。

 

ショップ

 

 

色々売ってるみたい。

私は興味なし。妻は結構喜んで見てた。

 

すぐ隣のSt.Pancras駅から、宿のあるcricklewood駅へは電車で一本。

確かにキングスクロス駅の駅舎より立派?ハリーポッターの映画ではキングスクロス駅として扱われたとのこと?

 

 

pancreas(膵臓)みたいな名前。

 

が、Stが付いてるように、聖人とされるpancrasさんという人命が由来

 

https://www.japanjournals.com/feature/holiday/19138-st-pancras-station.html

 

このサイトにSt. pancras駅とキングス・クロス駅の歴史がよくまとまっており勉強になった。

 

 

 

ちなみにpancreas(膵臓)の語源

 

 

St.pancras。外観も格好良ければ内観も格好良い

 

 

なんと「EURO STAR」の始発駅!

これからパリ行きの電車が出る模様。格好いい!

 

(右の駅員がParisと書いた板を掲げている。)

 

 

 

 

電車に乗って20分弱でCricklewoodに到着。

スーパーに慣れたのでセール品でお腹一杯になろうと思ったら、19時で閉まっていた。

残念すぎる…

まぁ、いいや。娘はしっかり食べたから我々はダイエットってとこか…でと残念…

 

近くのイスラム系の食品店を除いたがめぼしいものは無し。

娘が「あれ?くさくないねー?」って言っていた。

新大久保のイスラム人街のマーケットでは「くさい、くさい」と連呼していた。ここがイスラムの店ってわかってる?

結構賢いなこの子…と我々は驚き。

 

2025/7/11 東京都 新大久保(コリアンタウン、イスラム横丁) | 歴史好き感染症科医の旅行ブログ

 

2025/10 パキスタン人の親戚に会う④ Eくんと新宿観光 | 歴史好き感染症科医の旅行ブログ

 

にしても、この辺りはイスラム系の店が多い。

アラビア語表記の看板も所々で見るし、至る所でアラビア語が聞こえる。英語より多いかもしれない。

 

そういえば、昼間に行った公園も、あの親子を含めてイスラム系の親子が多かったな。

 

しかしながら、「cricklewood  移民」でググったが特に情報無し。

 

まぁだから今回泊まった宿が安かったのもあるだろう。

そこまで危ない感じはしないが、まぁ治安はあまり良くはないかもしれない。

 

とりあえず疲れたので、宿でゴロっとして、今後の旅行日程を考えつつ22時就寝。

明日は5時起きでポルトガルに向かう空港に向かう。