朝焼け。
一泊一万円ちょいだが、とても綺麗だった。
満足のステイ。
さて、本日はキャンディから移動する。
ヌワラ・エリヤへ。
元々ここに行く気は全くなかったのだが、とある縁があって…
先日、ドバイ行きの飛行機が欠航となり、絶望の中で今後の計画変更など作戦会議を行ったコロンボのケンタッキーで。
2026/3/1 コロンボ2日目 ガンガラーマ寺院他を観光。ドバイへの便がまさかの欠航。 | 歴史好き感染症科医の旅行ブログ
結局店内が空いていたため2時間くらい滞在していたのだが、暇な店員さんが娘と遊んでくれていた。
その際、写真などを一緒に撮ったりなどして、写真交換のために妻が店員さんと連絡先を交換したのだが、いくらかやりとりしていると、「3/7に母の誕生日パーティーをやるのでうちに来ないか?」ということになった。
場所を聞くと「ヌワラ・エリヤ」とのこと。
どこそれ?
調べるとコロンボから160kmも離れている。
当初はそんなの絶対に無理!と思っていたが、現地の人に色々話を聞くとキャンディが良いということでキャンディに来ることとなり、キャンディで色々話を聞くと、ヌアラ・エリヤは高山地域で標高が高く、スリランカの中でも快適に過ごし易くて良いところ!という評価を聞くに至る。
キャンディからは75km、車で2〜3時間の距離。
行けなくもない。
そして、スリランカからタイへの渡航の日が3/11となったので日程的に余裕もある。
ということで…
「行ってみるか…」という結論になった。
一度しか会ったことのない人の母親の誕生日会に出席するとか。
良いのだろうかと若干心配になりつつも、誘われたんだしまぁいいかな?と軽い気持ちで。
キャンディからヌワラ・エリヤまでは紅茶鉄道というものが走っているのだが。
妻も大好きな目黒蓮が2024年の午後の紅茶のCMで乗っているみたいで。
https://youtu.be/T0ih0HACWJY?si=wcWV2S-K4jF5eqdh
我々も乗りたかったのだが、人気路線のため予約席は空いておらず。
あえなく断念。
結局、車で頑張ることにした。
途中、いくつか観光地に寄りながらヌワラ・エリヤを目指すことにした。
10時発。
まずはキャンディ市内で行きそびれていた「ホワイトブッダ」へ。
(歴史)
1990年代に作られたかなり新しい名所。
キャンディ市へ来た日の夜の宿のテラスからもライトアップされた姿が見えていた。
2026/3/3 コロンボ4日目 スリランカ国立博物館、陸路キャンディへ | 歴史好き感染症科医の旅行ブログ
すぐに到着。
近くで見ると思ったより大きい。
26mらしい。
比較として奈良の大仏が15m、鎌倉の大仏が11〜13mくらい。
でかいな…
見るたびに思うが、スリランカの仏像の顔はどことなく馴染みがある。日本でもどこかで見たような顔な気がする。思い出せないが。
境内に菩提樹。
スリランカに来て寺院や祠などにはいつも立派な木が立っているのが気になっていた。
日本の御神木と同じように神聖なものとして扱っているようだ。
しかし、調べてみるとタイやインドでも同様らしく、これは仏教国に共通する点なのかもしれない。
(木を神聖視する宗教)
なるほどね。
そうか、日本の御神木は仏教でなくて神道か。
境内には色々と見応えのある装飾。
上に登って後頭部の螺髪。
キャンディ市を眺める。
右手がキャンディ湖。その左の金色に光る屋根のあたりが佛歯寺。
2026/3/6 キャンディ3日目 キャンディアンダンス、佛歯寺 | 歴史好き感染症科医の旅行ブログ
その後、キャンディ市を離れる。
先日行った職場園のあたりにこの木。
2026/3/4 キャンディ2日目 ペラデニア植物園、他 | 歴史好き感染症科医の旅行ブログ
Yellow trumpet tree。
ペラデニア植物園でみた1981年に上皇陛下夫妻が植えた木と同じ種らしい。
あちらは緑だったが、なぜこちらは黄色なのか?あちらはこれから黄色くなるのか?
それにしても綺麗だ。
20年前にオーストラリアのブリズベンに留学した時は紫のジャカランタンの木が綺麗過ぎて見惚れたが。
日本の桜もそうだが、木の色が一面色づく風景にはついつい見入ってしまう魅力がある。
その後は特筆すべき景色などなかったが、キャンディとヌワラ・エリヤの道程の半ばくらいから登り坂が続き、茶畑が広がる景色が段々と見えてくる。
途中、tea factory(茶工場)の見学。
入り口入ったら女性のスタッフがついてこいという感じで早速factory(工場)を案内してくれた。
茶摘みされた葉を加工するところ。
なるほど。スリランカ訛りの英語で聞き取れないところも多かったので細かい過程はよくわからなかったが、茶摘みから我々に提供される形になるまで多くの工程を経ることがわかった。
工場見学のあとは、茶の試飲。
ガイドが指差しているのが、白茶。右隣が緑茶、残りは全て紅茶で、緑茶の隣から時計回りにカフェインの量が多くなると。
確かに段々味が濃くなる。
白茶、緑茶、紅茶。製法の違い。
そしてさらに加工し、マサラティー、ローズティー、ミントティー、レモンティー。
その後お土産コーナー。
ガイド料は無料だった。
だが、とりあえず何か買ってあげなきゃという気に。
親戚の土産に少し買っておいた。
後で聞いたらここのお茶は割高らしい。
土産コーナーのテラスからは雄大な景色。
山と茶畑。
1時間足らずで外に出て、再びヌワラエリヤを目指す。
ここから標高がさらにあがりドンドン茶畑。
そして「ヌワラ・エリヤ」に到着。
朝10時にキャンディを出発し、観光を挟みつつ着いたのは15時前。
(ヌワラ・エリヤ 歴史)
イギリス植民地時代にイギリス人の避暑地として開発。
標高は1868m。肌寒く半袖だと寒い。
海沿いのコロンボから、標高500mのキャンディを経て、随分と登ってきたものだ。
ヌワラ・エリヤは現在ではセイロンティーの主要産地とのこと。
茶の栽培は1860年代にジェームズ・テイラーにより本格化したらしい。
そういえば、さっきの工場+土産物屋に彼の肖像画があった。
(ジェームズ・テイラー 経歴)
ちなみに「ヌワラ・エリヤ」という名前はこれでひとつの名前なんですね。
私はつい最近までヌワラというエリア(area。地区)のことだと思っていたんですが。
シンハラ語で「光の町」。
宿に到着。
部屋からの景色は一面の茶畑。
「光の町」の名に恥じない。
来てよかった。と妻と感嘆。
さて、これから例の誕生パーティーへ。
早速街の中心の方に繰り出すが、結構小さい街ではある。人口は数万人規模らしい。
誕生日パーティーに何かプレゼントをと思っていたがいいものが売ってない。小さい街だ…
特にこれといったものは買えず、スーパーで数千円のチョコを買って持参することにした。
用意がきちんとできてなかったことを恥じる。
その後、待ち合わせの指定場所にタクシーで向かおうとするも、なんとUberは対象地域外で使えず。
「pick me」という、スリランカの配車アプリを使うことに。
ローカル色が強いのでこのアプリは避けていたが…
幸いにして、対象地域であるようだが、クレジットカード登録はしない方がいいという口コミをみたので現金払いで。
日が暮れていく。
暗くてよく見えないが、この辺りも茶畑のようだ。
ヌワラ・エリヤの中心から30分位車に乗って待ち合わせ場所に到着した。1300円くらい。
しかし、待ち合わせ場所についたものの、ここは何やら茶の工場である。
怪しんだスタッフがこちらに話しかけてきた。
そして社長まで出てきた。なんとなくまずい雰囲気。
妻がやり取りしていたスリランカ人の女の子はJちゃんという。
しかし、社長に彼女のWhatsAppのトップ画面を見せたがこんなやつ知らんという。
非常に気まずい雰囲気になってきたが、そんな時に例のJちゃんが、トゥクトゥクに乗って現れた。
小学生高学年位の男の子を連れて2人で。
彼女が工場のスタッフに説明。社長も納得したようだ。
良かった。
とりあえず、Jちゃんの家に行くことにした。
ここから歩いて少しのところらしい。
一緒に来た小学生の男の子は、Jちゃんの弟ではなくどうやら従兄弟みたいだ。
妻子はJちゃんと話をし、私はこの男の子、Zくんと話をしたが、彼は英語を話せないので苦戦したので、google翻訳を使うことにした。
シンハラ語に翻訳したが、違う。という。
タミル語だと。
あー、そうなのか。確かに肌の色が黒いと思ったが、タミル人なのか。
なるほど。
そして、宗教は仏教ではなくヒンドゥー教らしい。
なるほど。
正直、タミル語についてのgoogle翻訳の精度もあり、Zくんの言ってることはあまり理解できなかったが、とりあえず彼が13歳ということはわかった。
上を指差すので見ると、星空が綺麗だった。
「チ」のような満天の星空ではなかったが、今までの五本指に入るくらいは綺麗だった。
「チ」面白かった。
この旅では、妻と主題歌のサカナクションの「怪獣」ばっかり聞いている。
Jちゃんは、多少だが英語ができる。
今は夜だからわからないが、この辺りは一面の茶畑が綺麗だという。
見れないのが残念だ。
10分くらい歩いてJちゃんの家に着いた。
Jちゃんの両親と10〜20代の女の子4人が出迎えてくれた。
Jちゃんの妹と従姉妹らしい。女だらけ。
なぜ、女だらけなのは後にわかったのだが…
とりあえず、着いてまもないが、Jちゃんの両親の誕生日パーティーが始まった。
なんと今日がお父さんの誕生で明日がお母さんの誕生日らしい。
Jちゃん姉妹と親戚の若い子たちによる完全なる身内の誕生パーティーである。
思ったより身の置き場に困る。
本当に我々がいていいのか…?
まぁ私の娘が招待されたようなものだし…
肝心の娘はJちゃんに抱っこされて。
小さめのホールケーキを切り分けて、参加者が皆Jちゃんのご両親の口に持っていき一口ずつ食べさせる。
日本人的には手づかみしたものを人に食べさせる行為に違和感があるが、スリランカ的には敬意と親愛の表現らしい。
面白い。
だがしかし、英語を喋れないご両親は私たちが口にケーキを運ぶ際緊張して明らかに肩に力が入っていた。
申し訳ない。
Jちゃんが作ってくれたスリランカ料理。
とても美味しかったが辛かった。
そして辛いのが苦手な娘は食べれず。
スリランカ人は辛いのが好きだとのこと。流れから日本食は辛い料理はあまりない旨話をすると謝られた。
いや、こちらこそ申し訳ない。
娘は壁に張り付いてる風船が気になって仕方がなくて取ってとうるさい。
折角、ご両親のための飾り付けなのに申し訳ない。
申し訳ないことばかりだ。
テレビは懐かしの厚さ。
お姉様方に可愛いがられ、ご飯やケーキを食べさせてもらっている娘。
主役の座を持って行ってる形になり再び申し訳ない気持ちになる。
2時間くらい滞在。
もういい時間なので、帰ろうとするが既に遅い時間であり、タクシーはないという。
泊まる準備は全くしてこなかったが…
ベッドまで貸してくれるご厚意。
この家の皆は居間に雑魚寝。
断れきれず、メガネと変えのコンタクトを持ってきてない私はコンタクトをつけたまま寝ることにした。
明日目がきちんと見えてますように。


























































