【海が見える家 それから】はらだみずき
読書日記2024-188海が見える家 それからはらだみずき(著)[小学館文庫2020年8月発行]あらすじ入社一ヶ月で会社を辞めた直後、田舎暮らしを始めた父の死を知らされた。 文哉が霊安室で対面した父は、なぜか記憶とはまるで違う風貌をしていた。 家族に遺されたのは、丘の上にある、海が見える家。 文哉は、遺品を整理しながら、父の足跡をたどっていく。すると、意外な事実を突きつけられていくのだった。 豊かな自然が残る南房総の暮らしを通して、文哉は自らの人生を見つめる時間をすごしていた。 そんなある日、元彼女からメールが届く。 果たして、都会を捨て、田舎に逃げてきただけなのか? あれから一年。 自問の末、文哉が踏み出す新たな一歩とは? 幸せのあり方を問う感動のロングセラー続編、いきなり文庫で刊行。感想『海が見える家』の続編。もう〜王道な展開ですねぇ〜前作ではまだウジウジ感が多く、あぁ〜これから逞しくなっていくはず?と思っていたら…正解!(^^)v田舎暮らしも1年、少しずつ馴染んてきた生活をより良く作り上げていく様は、よくあるパターンではあるけど、読んていて嫌にはならないですね(#^.^#)そこにはやはり"人"なんですよね!皆んなに受け入れて貰うには、まず自分が受け入れないとも分かり変わっていくのも良かったし、周りの人が良い人ばかりで優しいよね〜(*^^*)《働く、という意味が少しだけわかってきた気がした。お金を稼ぐことだけが働く、ではない。生きるため、食うために、まずは働く。それは組織に属し賃金を得るだけが方法ではない。》次は『逆風』→『旅立ち』と続くのね。ぼちぼちと思っていたけど、早く読みたくなってきました(^^)/ありがとうございましたm(_ _)m