読書日記2024-216
捨てられた僕と母猫と奇跡
心に傷を負った二人が新たに見つけた居場所
船ヶ山哲(著)
[プレジデント社2024年6月発行]
![捨てられた僕と母猫と奇跡 心に傷を負った二人が新たに見つけた居場所 [ 船ヶ山 哲 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/5391/9784833425391_1_4.jpg)
あらすじ
うつ病を患った僕は、保護猫施設で母猫テコと出会う。 テコは人間の子供にいじめられた上、子猫たちとも引き離され、心に深い傷を負っていた。 そんなテコを守っていこうと決意した僕。 テコを引き取った僕は、テコと日々少しずつ心通わせていく中で自身の心の調子を徐々に取り戻していく。 仕事に復帰し、結婚して子供を授かった僕は、一念発起し起業することに。 僕の人生が目まぐるしく好転していった裏側には、いつもテコがいてお互いが心の支えとなっていた。
しかし、別れの日はすぐそこまで迫っていたのだった―――。
感想
新聞の広告で知った本。
〘猫好き本好きの間で話題!〙なんてソソられる言葉にまんまとね
【家族も、健康な心もすべて失ったどん底の僕。そんな人生を変えてくれたのは、一匹の保護猫だった……。】
これは著者の自叙伝?ノンフィクションですよね?
うつ病から自殺未遂→保護猫の里親に
その後、結婚、起業→パーソナリティ、俳優
へぇ〜何者?
猫との暮らしを書きたいのか、仕事の自慢がしたいのか、どないなん?
その仕事はよく分からないけど、セミナーで物販?で億の年収ですか!?
ただ猫(テコ)さんの気持ちを代弁する部分は、私的には絶賛!
そこは泣けます
そこは脚色があったとしても現実的だし、我が家のお猫さんと被りまくるしね!
我が家に来て7年の保護猫は、今でも怖がりで逃げ回り、私以外の家族に怯える可愛いヤツですわ
だから、テコちゃんへの気持ちには嘘はない!
と猫好きとしては思えました。
いや、そうであって欲しいわ〜
私も生きていて猫さんに救われたことは数しれずあるが…
最後の1行
『テコ、この先、僕はどうすればいい?』
これ以上テコに甘えるなよ!とは言いたいけどね
ありがとうございましたm(_ _)m