読書日記2024-76

ひまわりは恋の形

宇山佳佑(著)

[小学館2022年3月発行]


ひまわりは恋の形 [ 宇山 佳佑 ]

 

あらすじ

『桜の花びら集めてみませんか?』大学四年生の春、就職試験に全滅した日向(ひなた)は、友人から不思議なアルバイトを紹介される。 怪しいと思いつつも、彼はそこで出逢った依頼主・雫(しずく)に一目惚れをする。 彼女がくれた「ありがとう」という言葉は、希望をなくしていた日向の心を鮮やかな色に染めた。 しかし雫には、大きな大きな秘密があった…。 雫は一年のほとんどを眠り続けるという不思議な体質の持ち主だったのだ。 彼女に逢えるのは夏のほんの一週間だけ。 この恋は、夢と現実の遠距離恋愛なんだ…。どんな国よりずっと遠くて、どんな時差よりずっと永い、究極の遠距離恋愛の物語――。感想



感想

宇山作品はこれまで2冊読んだが、全て純愛+病気(+花?)のパターン?!

しかし…

それでもいいんです、泣けるんです泣

そんな純な涙を求めるあなたにお薦めですよ笑


還暦過ぎたおば(あ)さんでも、心が震えちゃうし、こんなにも愛が尊いと思わせてくれるのは貴重です!

たまにはそういう気持ちも思い出さないとね


色々と細かい突っ込みところはありありだけど、そこは敢えて気にしなくて、素直に読めばいいんじゃないすっか爆笑


切ない恋物語なのに進むとまさかの展開!

あまりにも悲劇的な落し所だけど、そこがまたソソられました昇天


切ない恋に涙したい方にこちらもにっこり