エジプトの旅行会社 トライウェイズトラベルです
毎年、ゴールデンウィークさながら、4月の末からお休みが重なるエジプト。
4月25日はシナイ半島返還記念日、
5月1日はメーデーとイースターで、翌日はシャンム・ネシィームでした。
シャンム・ネシィーム/春香祭
それまで春の訪れを通り過ぎて、夏日のカイロだったのですが
シャンム・ネシィームが過ぎると、気温がぐっと下がりました。
10数年前、世界遺産で、コプト教の修道院が放映された回がありました。
画面にはエジプトのキリスト教、コプト教の信者が教会の中で熱心に祈りを捧げている姿がありました。
ナレーターの緒方直人さんの
『コプト、それは古代エジプト人の末裔』
と言ったフレーズに引き込まれました。
アラブとの混血を避け純血を守ったそうです。
コプトの司祭はお祈りでコプト語を話します。
それは古代エジプトの言葉に近いんだそうです。
シャンム・ネシィームはそもそも古代エジプトの行事だったそうです。
古代から現在のコプト教徒に受け継がれているお祭り!
なんてステキ♡♡♡
と思いきや、現代のこの日は、コプト、イスラムに限らず、ファミリーデーだそうです
教会へ行くひともあまり多くはないそう。。。
イースターが明け、断食も明けたコプト教徒。
弊社の9割はコプト教徒です。
国民の祝日+キリスト教の祝日がありまして、
祝日に仕事が発生すると、頼むのが大変です(´_`。)
『明日は朝から一日中、教会だから、対応できないわよ。』
対応できない!?(@ ̄Д ̄@;)
勘弁してよ~!!。(´д`lll)
というようなことが頻繁にあります。
彼らの大切な行事なので、邪魔したいわけでは決してないのですが、
そうなるとこちらも困るという悪循環の中、なんとか、お互い譲歩し合って仕事が成立しています。
逆にいうと、日本部門がなかったころは、よっぽど緊急時でない以外、
休みの日に仕事をすることがなかったのだろうなと!
教会へ行く日(ほぼ皆、コプト教だから、周知の事実)は、会社は休みで、皆、教会へ行き、
誰も仕事をしないので、これまで不都合なことはなかったのではないかと思われます。
仕事を頼むときは、ごめんね、有難うの気持ちでいっぱいです
毎日顔を合わせる面々は、
古代エジプト人の末裔、コプト
頭の片隅に置いておきたいと思います(`・ω・´)ゞ